日記2006年4月1日〜30日 過去ログへ |
■4月1日(土) 『海賊オッカムの至宝』の感想 昨日はアシスタントティーチャーとして赴任する中学校へ行ってきました。 家から車で約40分の距離です。 英語の先生と校長先生、教頭先生とお話しました。 4月3日からの勤務が楽しみです。 さて、本日紹介するのは、『海賊オッカムの至宝』です。 ■ 『海賊オッカムの至宝〜RIPTIDE〜』 ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド/訳:宮脇孝雄 講談社 〜あらすじ〜 17世紀に略奪を繰り返し、莫大な資産を持っていた海賊エドワード・オッカム。 彼の資産の隠し場所としてメーン州のノコギリ島が有力視されていましたが、水地獄というしかけが施されていて、トレジャーハンターの多くが失敗してきました。 医者のマリン・ハッチはノコギリ島の所有者となったA.W.ハッチ・シニアの孫でした。 幼い頃兄をその島で失くしたため、島の所有者でありながらも発掘を申し出るトレジャーハンター達を追い払ってきました。そんなある日、宝探しの専門家サラサの現場責任者であるジェラルド・ナイデルマンがハッチに発掘許可を求めてやってきます。 今度も失敗すると相手にしないハッチでしたが、水地獄の設計者を知っているということで発掘を許可します。 かくしてノコギリ島で宝探しが始まります。 17世紀に暴れまわった海賊の宝探しが本筋であるわけですが、決してアドベンチャーではありません。 この本は、冒険小説、宝探し、最先端テクノロジーと興味をそそる要素が十分に揃っていたためブックオフで購入しました。 率直な話、本で読む宝探しは想像力がないとさっぱりわからないということです。自分の知識不足もあるわけですが、宝探しに使われる器具名がさっぱり想像できませんでした。 序盤は退屈、後半も盛り上がりに欠ける内容で、宝探しに踊らされた自分が恥ずかしいぐらいです。 私は想像力がある、海賊のお宝に興味がある、ワンピースを狙っているという方は、読んでもいいかもしれません。 <そもそも聖ミカエルの剣がうさん臭い。実は隕石で放射線を放出しているという、誰が作ったんだという最大の謎が未解決のままでした。> /海賊オッカムの至宝 /Amazon.co.jp |
■4月2日(日) 『バタフライ・エフェクト』の感想 本日からAmazon.co.jpのアフィリエイトを開始しました。 とりあえず、HOMEのライブリンクと各作品の感想の終わりにテキストリンクをつけています。 テキストリンクは、/作品のタイトル名前/Amazon.co.jpで記していきます。 これらの場合はAmazonへのリンクとなっています。それ以外でAmazonへのリンクを貼ることはありません。 本日紹介するのは、『バタフライ・エフェクト』です。 ■ 『バタフライ・エフェクト〜THE BUTTERFLY EFFECT〜』★★★★ アシュトン・カッチャー主演。 アシュトン・カッチャーの走り方がおもしろい 〜あらすじ〜 “It has been said that something as small as the flutter of a butterfly's wing can ultimately cause a typhoon half way around the world.”- Chaos Theory 小さなチョウの羽ばたきが地球の裏側で台風を起こすこともある カオス理論 〜あらすじ〜 7歳のエヴァンはたびたび記憶をなくします。父親ジェイソンと同じ病気を疑う母アンドレアですが、検査の結果異常は見つかりません。そこで、記憶力を高めるため日記をつけはじめます。 過去を変えてはいけない・・・。使い尽くされた感のあるネタですが、その基本中の基本をとことん極めた映画だといえるでしょう。 『タイムマシン』と『ペイチェック』を足して2で割ったような感じです。 愛する女性のためなら過去をも変える、しかし、過去のひずみが現在に影響し、うまくいかない。とことん計算されつくしています。 ただ、なぜタイムスリップできるのかが全く明かされなかったのが残念です。 映画の焦点はそこではないので、問題ないといえば問題ないんですが、親から引き継いだ能力だからというのはちょっと強引な気がします。 以下、ネタバレです。エヴァンの行動を記しています。 <流れとしては、最初の筋がケイリーの自殺。 1回目のタイムスリップ、ケイリーの父を脅すが、トミーに逆恨みされ、自分が刑務所行き。 2回目刑務所からスリップ。レニーに鋭利な刃物を渡す。レニーがトミーを刺殺。ケイリーは顔に傷を負う。エヴァンは全てを話す。 3回目爆発で両手を失う。 4回目地下室で爆発。ケイリー死亡。オープニングのシーン&日記なし。 5回目ショートムービーでタイムスリップ。ケイリーを突き放す。日記、ショートムービー、写真を焼却処分。エンディング。> /バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション/Amazon.co.jp |
■4月6日(木) 社会人第1週 中学校のアシスタントティーチャーとして働き始めて早3日が過ぎました。 授業はまだ始まっていませんが、授業以外にもいろいろやることがあって、 教育実習では全くわからない裏の部分も見た気がします。 正式な先生ではありませんが、職務上知りえた秘密は漏らしてはならないという地方公務員法に触れてしまうため、詳しくはいえませんが、 どこからどこまでが秘密なのかよくわからないのが現状です。 現役教師のブログ、テレビ出演なさってる教師のみなさんがいろいろと話してらっしゃるみたいなんで、教育については彼らにまかせるとして、 自分の場合は、学校であったおもしろい出来事を紹介したいと思います。 それでは次回をお楽しみに。 さて、本日紹介するのは『バットマン・ビギンズ』です。 ■『バットマン・ビギンズ〜BATMAN BEGINS〜』★★★ クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、渡辺謙出演。 金のかかったヒーロー 〜あらすじ〜 両親を強盗に射殺されたブルース・ウェイン(=C・ベール)は、悪を激しく憎むようになります。 やがて社会そのものを憎むようになり、独房へ。 そこに待っていたのがデュカード(=L・ニーソン)でした。 彼は‘影の同盟’の一員でブルースに超人的な力を授けるといいます。 テレビ東京でアニメが放送されていたのを数回、映画では凍らせるやつのを見たことがあります。 そういうわけでバットマンについての知識はほとんどありません。 この映画を観て思ったのは、バットマンは金と手間の掛かったヒーローだということです。 コスチュームにしろバットモービルにしろ、金がなければ、どうにもならなかったと思います。 その点、スパイダーマンはなんと安上がりかよくわかります。 当然スパイダーマンのボランティア的ヒーロー活動と異なり、とても現実的です。 闇夜にまぎれる黒いコスチュームで大物犯罪者を狙うという正義の執行者的立場をとっています。 そしてシンボルのコウモリ、これにも深い理由がありますが、それは本編で確認してもらうとして、自分でバットマンと名乗るあたりかっこつけすぎです。 バットマンの始まりをぜひというかたはどうぞ。 /バットマン ビギンズ/Amazon.co.jp |
■4月7日(金) 始業式・辞任式 赴任式で紹介される予定だったのですが、始業式の前に紹介されるというフライング気味の出発をした管理人りょういちです。 しかもその後の辞任式が感動的でした。 在校生の別れの言葉、辞任される先生方の別れの言葉、森山直太朗の「さくら」、拍手の花道と、もらい泣きしそうになりました。 まだ、中学校に勤務し始めて4日目ですから泣くのは明らかにおかしいため、必死に我慢しました。 そんなわけで、あと1日で週末です。大学生活の反動なのかこれほど休みが待ち遠しく感じたのは久しぶりです。 映画でも見に行きたいと思います。 また、ジャックの研究、過去の文集などの更新は当分できそうにないので先に断っておきます。 で、本日紹介するのは『キングダム・オブ・ヘブン』です。 ■『キングダム・オブ・ヘブン〜KINGDOM OF HEAVEN〜』★★★ オーランド・ブルーム、リーアム・ニーソン出演。 エルサレムの楠木正成 〜あらすじ〜 鍛冶屋のバリアン(=O・ブルーム)は妻子をなくし、悲嘆にくれていました。 そこへ父を名乗るゴッドフリー(=L・ニーソン)が現れます。 彼のことを怪訝するも神父を殺してしまったためついていくことにします。 キリスト教とイスラム教の聖地エルサレムを巡る映画です。 レンタル落ちの中古DVDを買ったせいか、ところどころ読み取れませんでした。 みなさんもレンタル落ちのDVDを購入するさいはお気をつけください。 そんなわけで、決して正当の評価ではありません。 集団戦闘のシーンは『トロイ』、『アレキサンダー』、『キング・アーサー』を軽く超える迫力がありますが、『王の帰還』には及びません。 いろいろと知略を使ったバトルがあり、少人数で大軍を迎え撃つという構図が南北朝時代の楠木正成を思い起こさせます。 知らない人は、検索して勉強しましょう。 O・ブルーム好きの方は満足できる映画です。『トロイ』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』と本当に戦いの似合う俳優です。 |
■4月11日(火) ダウン 長いこと更新を休んで申し訳ありません。 本日は入学式がありました。 かろうじて雨もあがり、駐車場誘導でも悲惨なことにならずにすみました。 話は変わって、9日はせっかくの日曜日だというのに風邪をひき、 1日中寝るはめになりました。 なので、休日を1日損した気分で過ごしております。 職場はというと、自分の立場が今までなかったアシスタントティーチャーという立場上、 周囲の先生方はどう扱ってよいやら、大変苦労しておられます。 自分もどう扱われてよいやら、わからないので、気苦労が多いです。 そのあたりと、卒業式の旅、慣れない職場などで体調を崩したのではないかと、 母に言われました。 また、生徒からは、インスタントティーチャーなどと言われるなど、よく分からない存在のようです。 まぁ、そんなところで、近況報告を終わります。Amazonの残りは週末にまとめてやるつもりです。 ご理解お願いします。 ていうか、インスタントティーチャーってどんな先生だよ。 |
■4月15日(土) Happy Birthday! 4月13日で、23歳になりました。その日に更新する予定だったんですが、風邪をこじらせてしまったようで、今も鼻ズルズルです。 待ちにまった休日も、療養にあてなくてはならないところがつらいところです。 そんなときに紹介するのは、 ■ 『Shall we Dance?〜SHALL WE DANCE〜』★★★★ リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス出演。 もう1度オリジナルを見たくなる 〜あらすじ〜 弁護士のジョン・クラーク(=R・ギア)は電車の中から、ダンス教室の窓に立つ女性に興味を持ちます。 そしてダンス教室の扉をたたきます。 オリジナルには★★★★★評価だけに期待も高い映画でした。 うまくリメイクしてあったというのが率直な感想です。ただ、『リング』と『ザ・リング』のように違いが随所にみられます。 大きな違いは物語の本筋です。オリジナル版は中年男性の心情の変化ですが、ハリウッド版はボールルームダンスと家族愛に焦点があてられています。 その証拠に主人公のダンスへの抵抗も少ないし、ダンスシーンが多いです。 ただ、細部のシナリオはオリジナルに忠実であることは間違いありません。 「あ、そういえばこんなシーンあったなぁ。」と思い出させてくれます。 オリジナルが好きだった、R・ギアのコメディがみたい、J・ロペスのセクシーダンスがみたいというかたはみて損はない映画ですし、十分合格点を与えられる映画です。 |
■4月17日(月) 『電車男』の感想 勤務校のホームページ作りも任されてしまいました。 18年度の職員欄、生徒数など、金曜日に打ち込んでいたんですが、 今日ファイルを開いたら、なぜか編集前に戻っていました。 恐らくサーバー上のファイルを上書きされたのではないかと思われます。 とりあえず理由が全く分かりません。 明日はどうなっているやら…。 本日紹介するのは、『電車男』です。 ■『電車男』★★★ 山田孝之、中谷美紀出演。 2ちゃんねるプロデュースのシンデレラボーイ 〜あらすじ〜 酔っ払い(=大杉漣)に絡まれるエルメス(=中谷美紀)を電車男(=山田孝之)は助けます。 お礼にエルメスのカップをもらいますが、どうしていいかわからず2ちゃんねるの掲示板に現状を書き込みます。 2005年、秋葉原を世界に轟かせたアキバ系のエースです。 本に、ドラマに、映画ととことん儲けたんじゃないでしょうか。 映画のほうはというと、可もなく不可もなくといったところです。 山田君のきょどりっぷりははまってましたし、戦車男のリアクションはいいスパイスになっていました。 |
■4月20日(木) 『アイランド』の感想 ついに、授業をすっぽかされました。 一人の生徒を探して学校中をさまよいました。 また、給食に時間には、一人春雨スープの皿の数が多かったりと、毎日一人で空騒いでおります。 本日は、19日の授業の珍回答を紹介します。 授業開始時に、英語のやりとりがあり、質問に答えた生徒から席に座るというのがありました。 “Where are you from?” “Who is your favorite singer?” などの質問と応答が繰り返されるなか、 “What is your favorite food?” という質問がありました。 あなたの大好きな食べ物は何ですか? ある生徒の回答が、 “Mother.” いやいやいや、それは食べるな。 さて、本日紹介するのは、『アイランド』です。 ■『アイランド〜THE ISLAND〜』★★ ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハーソン主演。 とてつもなく金がかかっているのがわかる 〜あらすじ〜 この世の楽園アイランド行きの切符を勝ち取ったジョーダン(=S・ヨハンソン)、彼女と親しいリンカーン(=E・マクレガー)は自分の存在について疑問を持っていました。 そんなとき生きた虫を発見し、施設の秘密を知ってしまいます。 大企業の秘密を知った男女が逃亡を図るというサスペンス・アクションの王道を行く映画です。 逃亡中に彼らのいくところすべてがめちゃめちゃです。 ターミネーターよりタチの悪い連中です。 近未来、アクション、ストーリーとどれをとっても平均点ぐらいの内容なので、このてのジャンルが好きな人でなければ、とくにおすすめはしません。 ただ、次のセリフにはふきだしてしまいました。 “What's God?”「神様って何。」とリンカーンが質問します。 それに対するセリフ “You know when you want something really bad and you wish for it? God's the guy that ignores you.”「願いごとがある時お祈りしても無視する奴さ。」 |
■4月22日(土) 『オープン・ウォーター』の感想 校務分掌の中で、拾得物係を担当しているんですが、この2週間、全く、落し物がありません。 仕事がなくて結構なんですが、なんて優秀な学校なんだと、感心せずにはいられません。 また、3年級外なので給食は職員室で食べています。 職員室でも当然のように給食の配膳があるわけですが、 配膳しきれなかった給食すべてを自分に山盛りにつぐのは勘弁してほしいです。 このまえなんか、春雨スープが2杯ありました。 数え間違えたのを俺のにのせるなと。 というわけで、この土日はゆっくり休みます。 そんな残飯処理係の管理人が紹介する作品は、 ■『オープン・ウォーター〜open water〜』★ ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス出演。 スキューバ・ダイビングの営業妨害 〜あらすじ〜 ダニエル(=D・トラヴィス)とスーザン(=B・ライアン)を休暇を利用してスキューバダイビングへ。船員らの勘違いから海に取り残されることに。 ひたすら海に漂う二人を映した90分もない映画です。 『ジョーズ』とひとくくりにできる映画だと思いますが、正直製作者サイドが何を考えてこんな映画を作ったのかよくわからない映画です。 ある意味リアリティのある怖さを追求したともいえますが、ひたすらオーシャンビューは飽きること必至です。 海に漂うを二人の心境の変化、海の変化、海中生物と、盛り上がりにかけるのが残念です。 しかも、スキューバダイビングのインストラクターたちの職務怠慢ぶりにはあきれるばかりです。 海に漂いたい、海だけみたい、インストラクターのまぬけっぷりを見たいというかたはどうぞ。 |
■4月23日(日) 『ミリオンダラー・ベイビー』の感想 まだ給料の振込先を聞かれていないため、給料がちゃんと支払われるか心配です。 ■『ミリオンダラー・ベイビー〜MILLION DOLLAR BABY〜』★★★★ クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン出演。 モ・クシュラ 〜あらすじ〜 ボクシングジム経営者兼トレーナーのフランキー・ダン(=C・イーストウッド)は、31歳のマギー・フィッツジェラルド(=H・スワンク)のトレーナーを引き受けることに。 2005年アカデミー賞主要4部門制覇の作品です。作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞。 ボクサーとしての最盛期を過ぎた素人女性ボクサーとジムトレーナーが織り成すヒューマンドラマです。 元ボクサーで実質的にジムの管理を行うスクラップ(=M・フリーマン)のナレーションがさらなる重厚さをかもし出しています。 彼の渋い声には男でも惚れます。2005年の顔といってもいいレイザーラモンHGが好きだと公言するのもうなづけます。 また主演のヒラリー・スワンクも迫真の演技です。完全に戦う女性の目です。 また、フランキーは『はじめの一歩』の鴨川会長とかぶります。 アイルランド系アメリカ人たちの苦悩と葛藤が随所にみられます。 信念や生き様について改めて深く考えさせられる映画です。 印象に残ったセリフは、 “Mo Cuishele......means "my darling, my blood."”「“モ・クシュラ”は“愛する人よ お前は私の血”って意味だ。」 これ以外ありえません。 |
■4月25日(火) 『真夜中の弥次さん喜多さん』の感想 今いる職場というか、中学校は自分が通っていた中学校と同じ管内ということで、知っている先生が結構いたりします。 教頭先生は中学生の時に授業を受けたし、高校からこられる先生は高2の時の担任の先生、さらには、司書の先生、転任された教頭先生は高校時代の同級生のお母さんです。 そういうわけで、何かと話題には苦労しないわけですが、地元トークになるとついていけません。 自分の出身を言うと、 「あぁ、〜さんて知らんね?そん人も(自分の出身地区)からよ。私の知り合いよ。」 みたいな流れになり、答えに窮してしまいます。 社会人の大変さを感じつつある管理人のりょういちです。 昨日の爆笑解答 “What did you do yesterday?” 昨日は何したの? という問いかけに対し、 “I walked music.” 私は音楽を歩いた(?) どんな状況だよ。 ■『真夜中の弥次さん喜多さん』★★★ 宮藤官九郎脚本、監督。長瀬智也、中村七之助主演。 Road to Ise 〜あらすじ〜 ヤク中の喜多さん(=中村七之助)を連れ、弥次さん(=長瀬智也)はお伊勢参りへ。 内容がクレイジーすぎてどう感想を書いていいのかわからないそんな映画です。 時代は江戸時代、二人はチョッパーバイクで伊勢へ。 以外に似合っています。DVDのジャケットにもなってました。 そして東海道の各地に出てくる人物たち。だれもかれも個性が強すぎて逆に印象に残りません。 しかし、そのなかでも唯一異彩を放ったのがアーサー王です。これは衝撃的です。演じているのが中村勘三郎です。 とはいえ、この映画の勢いも彼の登場までで後は失速していきます。ダークな展開となり、序盤とはうってかわって暗くなります。 お気に入りのセリフは2つ。 「てんでリアルじゃねぇ。」「夜でもアーサー。」です。 |
■4月28日(金) 『マディソン郡の橋』の感想 授業参観も終了し、待ちに待った休日です。 この一週間もいろいろなことがありました。 生徒を探しに町を走り回ったり、35センチ近くあるパフェを食べたり、野球部でノックを打って筋肉痛になったりと疲れました。 というわけで今週の珍回答は、 “Are you hungry now?” “No, ( I ) ( am ) ( not ).” という問題で、 “Are you hungry now?” “No, ( I ) ( am ) ( Japan ).” どんな会話だ。 ■『マディソン郡の橋〜THE BRIDGES OF MADISON COUNTY〜』 ロバート・ジェームズ・ウォラー/訳:村松潔 文藝春秋 単行本の帯にひかれた ロバート・キンケイドとフランチェスカ・ジョンソンのとある4日間の話を語り手が本にまとめたものです。 ブックオフで買うキッカケになったのが帯です。 「アメリカでは450万部を超えました 日本でも150万人が読んで泣いています それは この本があなた自身の物語だからです」 この本があなた自身の物語だからです どんな比喩だと。 半ばけんか腰になって衝動買いしました。 上のは誇張帯だとしても、序盤は官能小説かと思えるほどエロかったです。 もちろん上品なエロさです。 4日間の不倫を正当化するためオブラートに包んだ感じなので、さわやかなエロさです。 そんなに長くもなく、さらりと読めるので、こういう愛の形もあるということを知るのもいいかと思います。 ただ、序盤はエロいです。 |
■4月30日(日) 『容疑者Xの献身』の感想 昨日は、久しぶりに高校時代の野球部のチームメイトと再開しました。 高校卒業以来のやつもいて、とてもなつかしかったです。 話は変わりますが、1年以上連絡をとっていない友人らに近況報告をしました。 携帯が壊れたとかで、電話帳が消えたらしく、どちら様ですかが多数でした。 本当は電話帳から意図的に削除したんじゃないかとつい、友情を疑ってしまうネガティブ思考の管理人です。 と同時にうまい言い訳を知ったとポジティブ思考にもなる今日この頃です。 ■『容疑者Xの献身』 東野圭吾 文藝春秋 インパクト大の殺人トリック 〜あらすじ〜 隣に住む花岡母娘の元夫富樫の死体の始末を手伝った石神は、母娘が疑われないように偽装工作を試みます。 数学教師VS物理学助教授となったこの対決。 犯人を最初に示し、彼の仕掛けた巧妙なトリックを少しずつ暴いていくというスタイルです。 助教授湯川学シリーズ第3弾です。 『探偵ガリレオ』のような科学トリックはなく、正統派の本格ミステリーです。 このトリックがすごいです。 いつもはトリックを解いた探偵のほうをほめるんですが、こればかりは犯人がすごいとしか思えません。 |
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