咆哮と彷徨の記録

日記2008年5月26日〜12月29日 過去ログへ

■5月26日(月) 『リアル鬼ごっこ』の感想



パソコンを買い換えよう。



■『リアル鬼ごっこ』08/05/26UP



山田悠介 幻冬舎

捕まったら殺される鬼ごっこ

〜あらすじ〜

西暦3000年、人口1億人の王国。

500万人の佐藤姓が暮らしていて、王の名字もまた佐藤だった。

同じ名字が多いことを不快に思った王は、佐藤姓を減らすべく、鬼ごっこを計画する。

これまで紹介してきた『Aコース』、『親指さがし』で有名な山田悠介のデビュー作。

映画化もされている。

興味本位で映画公式ホームページを覗いてみたら美少女、谷村美月がコメントしていた。

サイトも"仮面ライダー"を意識してあるようだ。

それはともかく、佐藤さんと国が選抜した鬼による鬼ごっこが王国を舞台に行われるわけだが、読みすすめていても西暦3000年という雰囲気は全く感じられない。

鬼ごっこ中は全国民が乗りものに乗ってはダメということで、走っている描写ばかりで退屈。

計7時間で500万人を100万人の鬼で捕まえられるのか疑問。

と、期待して購入したわりには完全に期待はずれ。

妹はスピード感があったと感想を漏らしていたが、それはただ単に読み終えるのが早かっただけだろう。

『バトルロワイヤル』と似た主人公独白系とはいえ、主人公の心理描写が拙いせいか全く感情移入できなかった。

映画の予告編をみるかぎり、映画のほうがおもしろそうな気がする。

巻末の解説は横里隆さん。

この人による山田悠介レビューが一番おもしろかった。


■5月27日(火)  松下村塾と唐戸市場


久しぶりに画像を使って更新。

2007年3月某日。

勤務していた中学校の3年生の卒業式の日の夕方から同学年の先生方と福岡、山口へ。

1学期当初から計画されていた旅行で、秋田できりたんぽを食べようとか、香川で讃岐うどんを食べようとか紆余曲折の末、福岡、山口へ。

1年以上たっているけどそのときの旅行記を。

写真があるのは松下村塾と唐戸市場だけなので、すぐに終わる。

まずは松下村塾より。

大河ドラマで『篤姫』でもおそらく出てくるであろう江戸無血開城の発端となった薩長同盟。







石碑の右下部分を拡大。

『あやつられた龍馬』で龍馬がフリーメイソンの一員だと書いてあったことをニュージーランドで日本人の人に一笑された。

個人的には秘密結社ってかっこいいと思うのだが…。

ダン・ブラウンの最新作は楽しみだ。

話を戻そう。

続いて松下村塾室内。

掛け軸の人物が吉田松陰だろうか?









ご覧のように結構狭い。

以上『るろうに剣心』に登場する維新志士たちが育成されたところ(?)でした。

下も松下村塾の近くの神社?より。





何て書いてあったか覚えていません。

このときってマクロ機能を知らなかった。

最後に唐戸市場より。







昼飯です。








遠くからみた唐戸市場





関門海峡、九州側より。

山口県といえば青春18切符で旅した時、広島から福岡までの通過点だったのだが、4時間かかったことが一番の思い出。

■5月29日(木) 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の感想





■『バック・トゥ・ザ・フューチャー〜BACK TO THE FUTURE〜』★★★★★ 08/05/29UP



マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド出演

SF映画の最高峰

BS2で3夜連続放送やってたので、みた。

PART2、PART3まとめて紹介する。

タイムマシンを開発したドク、腰抜けと呼ばれるとかっとなってしまうマーティ、今でいうところの工藤新一と阿笠博士みたいな関係といっていいだろう。

この名コンビがタイムマシンで大騒ぎする、SF超大作。

1985年上映ということでかなり懐かしく感じたが、久しぶりにみてもおもしろかった。

過去の出来事が未来を簡単に変えてしまうというタイム・パラドックス理論というか、ドク曰く時空の連続性を変えてはならないとかいう設定がうまく全編にわたって徹底されている。

タイムマシン・デロリアンもタイムトラベルするたびに改良されつつも、さまざまな障害(燃料漏れやプルトニウムなし)などで二人は容易にタイムトラベルすることができないのだが、それがまたおもしろい。

140km+1.22ジゴワットのエネルギー、第1作ではエネルギーがなく…。

3作では1885年、ガソリンが燃料漏れし、140kmのスピードがネックに。

歴史の修復といかにしてタイムトラベルを成功させるかの2本柱で最後まで飽きさせない脚本はすばらしい。

そしてマーティ演じるマイケル・J・フォックスが二枚目でありながら、動きがハリウッド俳優の動きでなく、完全にジャッキー・チェンのコミカルな動きである点も好印象(主に自分)。

SF、アクション、コメディとお得なこの映画は自信を持ってオススメする映画★★★★★だ。


■5月31日(土) 『ファインディング・ニモ』の感想



アクセス解析を久しぶりにみたら、"絶対彼氏 相武紗季 3番目″がトップだった。

火曜9時から絶賛放送中の『絶対彼氏』。

エンドクレジット、絢香の「おかえり」が流れるなかもこみちくん、水嶋ヒロくんに続き3番目に相武紗季ちゃんが出てくる。

主演のもこみちくんは当然先頭だが、水嶋ヒロくんの2番目に不服の方が多いのだろうか?

確かに自分もあれっ?とは思ったが、それだけ水嶋ヒロくんが出世したということで納得しよう。

『CHANGE』も第1話しかみなかった。

『ラスト・フレンズ』もみたりみなかったり、ただ妹が録画しているため、同時刻放送の『ランボー』と『ワイルド・スピード』が録画できなかったので、ドラマへの印象は最悪だ。

なにより錦戸くんが怖い。


■『ファインディング・ニモ〜Finding Nemo〜』★★★ 08/05/31UP



息子を助けに三千里?

〜あらすじ〜

珊瑚礁に暮らすカクレクマノミの親子マーリンとニモ。

ニモの初登校時、過保護なマーリンはついていく。父親の過保護ぶりに嫌気がさしたニモは停泊中のボートに近づいたさい、ダイバーに捕獲されてしまう。

ニモを助けるべくマーリンはボートを追う。その途中、覚えたことを片っ端から忘れてしまうドリーを仲間にする。

過保護な親にのびのびさせろというメッセージなのかゆとり教育で自由奔放にさせすぎるとダメと言っているのかよくわからないが、親子の絆を真っ向から描いた映画。

amazon.co.jpではお得な価格で販売中だ。

DVDのトップメニューでは吹き替えを担当した木梨憲武と室井滋がボケをかましている。

サメ、チョウチンアンコウとの戦いや水槽での歓迎の儀式と脱出作戦と見どころたくさんの本作。

家族でご覧あれ!!


■6月1日(日) 『ナルニア国物語』の感想



■『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
  〜THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE〜』★ 08/06/01UP

出演者の紹介は省略する。

〜あらすじ〜

第2次世界大戦下のイギリス、学童疎開?でぺベンシー4兄姉弟妹は田舎へ。

預けられた家の衣装ダンスの向こう側はナルニアというまだ魔法が存在する国があった。

『指輪物語』、『ゲド戦記』、『ハリー・ポッター』らと同格の超大作ファンタジーらしいが、この映画を見た感想は『ハリー・ポッターと賢者の石』をみたときと全く同じ。

おもしろくない。

『ハリー・ポッター』の例もあるし、原作を読めば評価が変わるかもしれないが、最近ファンタジー系には飽きてきているので、機会があれば読むかもといったところ。

ということで原作ファンでないやつのたわごととして聞いて欲しい。

まず4人の兄弟たちが全く似ていない。

『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット族4人のほうがまだ4つ子として通用するだろう。

4人がナルニアに現れたことで、ナルニア国の住人たちが動き出すが、この4人を救世主にするには無茶がありすぎる。

そしてナルニアの独裁者の白い魔女だが、この女がとんだ曲者だった。

魔法らしきものは石化の魔法のみであとは完全な武闘派。

接近戦を得意とし、剣で応戦していた。

魔女というよりアマゾネスの戦士。

そして白い魔女に対抗する反乱軍のボスがライオンのアスラン。

声優をリーアム・ニーソンがやっていることに全く気付かなかった。

吹き替えで見ていたから当然だが。

そして、ネタバレになるが、彼は次男のドジで魔女に殺されるのだが復活する。

このあたりのシークエンスが宗教とか神話、伝説が絡んでいるそうだが、不可解きわまりない。

ということで、『指輪物語』や『ハリー・ポッター』のように最後まで製作されるとは思うが、見るかどうか微妙なところ。

第2作が公開中らしい。

『相棒』の劇場版なら見に行ってもいいが…。


■6月2日(月) 『名探偵の掟』の感想



■『名探偵の掟』08/06/02UP



東野圭吾 講談社

ミステリーの掟

12の短編から推理小説の裏側を中年警部と名探偵が事件と共に明かしていく。

推理小説と呼べるものは必ずどれかに属しているとされる、12のジャンルをそれぞれ探偵側の苦労とともに紹介していく。

ジャンルは、密室殺人、意外な犯人、孤島など閉ざされた空間、ダイイング・メッセージ、アリバイ崩し、二時間ドラマ、バラバラ死体、童謡殺人など。

オーソドックスな推理小説を決して書かない東野圭吾が世のミステリー作家にエールを送っているのか単なるネタとしてかいているのかよくわからないが、普通におもしろい。

なにがおもしろいかというと、推理小説のお決まり事を痛烈に登場人物たちが皮肉っている点だ。

孤島編ではわざわざ孤立させても、もう流行らないと言ってみたり、ダイイング・メッセージでは犯人の名前を書けばいいのになどミステリー愛好家が誰しも心の中に秘めている本音をズバズバ言っている。

事件やトリックに文句を言いながらも事件は進行していき、最後の謎解きが待っているのだが、これがこちらのはるか上をいく結末になっていて、非常におもしろい。

本格推理物を読み込んでいればいるほどおもしろいと思われる1冊だ。


■6月12日(木) 『ステルス』、『ゴールデンスランバー』の感想



■『ゴールデンスランバー‐a memory‐』06/06/12UP



伊坂幸太郎 新潮社

和製JFK暗殺劇

〜あらすじ〜

半年前、首相に就任した金田貞義。

地元仙台でのパレード中、ラジコン飛行機が爆発し、死んでしまう。

首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳雅春の逃亡劇である。

構成は、入院患者田中実からみた事件の概要、事件から20年後、事件時の青柳雅春、その元恋人樋口晴子、そして事件から3ヶ月後。

単行本の帯に「伊坂的娯楽小説突抜頂点」とあり、『陽気なギャングが地球を回す』とか『死神の精度』『オーデュボンの祈り』などをこえるのかと半ば衝動買いしたが…。

テンポのよい独特の会話、魅力的なキャラクターは健在だが、さわやかかつインパクトのあるラストはなかった。

JFK暗殺を基にしてあるせいかもしれない。

何度も読み返したい伊坂作品だがこれはちょっと…。





■『ステルス〜STEALTH〜』★★ 06/06/12UP


ジェイミー・フォックス、ジェシカ・ビール出演

ステルスチームの大暴走

〜あらすじ〜

最新の無人ステルス戦闘機エディが落雷を受け暴走。

研究者が遊びで設定していたロシアのある施設を破壊にむかう。

同じチームの3名のパイロットが追跡する。

『トップガン』のマーヴェリックやアイスマンのトムキャットなんて楽勝で撃墜しそうなステルスチームの茶番劇。

破壊屋さんが丁寧にレビューしているので、ぜひご一読を。

ミャンマーの繁華街に潜むテロリストをビルごと爆撃するシーンがあるのだが、冒頭のシーンと同じく訓練の一つかと思っていたら大マジだったのにはビビッた。

他にもエディが遠くにいる人物の声や、指紋を衛星からのデータなどを頼りに収集し、分析するのだが、声って盗聴器とかなくても拾えるのかな?

他にも北朝鮮に墜落した仲間を救うため、38度線でドンパチやったりと戦争まがいのことをやっている。

このあたりの一連のシークエンスは脚本、監督の暴走。

世界では何事もなかったかのラストは呆れるばかりだ。


■6月13日(金) 『極点飛行』の感想



■『極点飛行』08/06/13UP


笹本稜平 光文社

南極に眠るナチスの金塊

〜あらすじ〜

南極付近で荷物の輸送などを扱っているWAA社のパイロット桐村彬。

彼はアイスマンことリカルド・シラセからの依頼で一時的に表向きはチリ政府管轄のアイスマンヒュッテのパイロットになり、越冬することになる。

アイスマンが厳しい南極で越冬する理由とは、彼の姪ナオミの婚約者ギュンターの研究、ドイツ人リッテンバウムの手記などにより明らかになった南極に眠る金鉱床を見つけるためだった。

しかし、アルゼンチンの退役軍人やネオナチスらも狙っていて、南極で金塊争奪戦が繰り広げられる。

『ホワイトアウト』を読み終えてから冒険小説というジャンルに手を出すようになったが、『海賊オッカムの至宝』『鋼鉄の騎士』など政治、経済、倫理の知識が必要で読むのに苦労し、苦手な分野になってしまった。

これもまたナチスを筆頭に戦後のアルゼンチン、チリ、ドイツの歴史、ナチスの残党の行方など陰謀説に格好の材料が揃っていて、ところどころ手が止まってしまう。

自分にとって未知の世界である南極、そしてパイロットの世界はとても新鮮で、歴史の部分と描写の部分で減速加速のくり返し。

陰謀論と南極条約、虚構と現実をうまく融合させてあるが、終盤の主人公たちの悪運ぶりというか無敵っぷりがいただけない。

後半の謎解き&アクション描写を心待ちにしてはいたものの、興味は薄れていくばかり。

前半のリッテンバウムの手記のところが一番おもしろかった。

『名探偵コナン‐紺碧の棺‐』や『日本沈没』で触れてあったメタンハイドレート、燃える氷が登場。


■6月15日(日) 『ジーン・ワルツ』の感想



■『ジーン・ワルツ』08/06/15UP



海堂尊 新潮社

産婦人科の危機

〜あらすじ〜

帝華大学産婦人科学教室の助教授曾根崎理恵。

不妊治療を専門としていて、週1回マリア・クリニックに非常勤医として通っていた。

しかし、マリア・クリニックは閉院が決定していた。

最後の妊婦は5人だった。

今回は出版社も今までも異なっているが、これまでのメディカル・エンタテインメント路線から一転、産婦人科医不足の実態に深く切り込んだ社会派作品となっている。

笑うところなど皆無、すさまじいまでの厚生労働省批判だ。

それをうけておなじみ白鳥技官の医療過誤第三者的どうてろこうてろが設置されたことになっている。

話の本筋はマリア・クリニックの妊婦達の経過と主人公の発生学の講義。

出産に関する物語ということで、読者の理解を助けるべく発生学の講義が妊婦達の経過と同じ時系列で書かれているのはとても親切。

僕の中の脳内妄想では、曾根崎理恵のモデルは松雪泰子、同僚の清川准教授は中村トオル。

『救命病棟24時』の影響が強く残っている。

ジーンつながりだが竹内結子はキャラが違いすぎる。

この本を読んだあとだとAVの中だしものとか不謹慎すぎると感じる。

嫌いではないが。

ちなみに本作は一応『チーム・バチスタの栄光』などに登場した人物たちの登場は全くない。

第2作目『ナイチンゲールの沈黙』の小児科医副島真弓の名前がちらっと出るぐらいで、関連性はほぼない。

ゲスト出演ぐらいあってもよかったのに。

母がヨン様に熱中していることはこのサイトでもたびたびとりあげてきたが、ヨン様関連の雑誌はほぼ100%買い揃えるほどだ。

『女性自身』6月24日号(※最近初売?)をたまたまみていたら、福島県立大野病院産科医逮捕事件についての記事があった。

この本のこともあったので、しばらく読みすすめていたら、1年後に逮捕とか、1万件に2,3件のことだとかどこかで聞いたことあると。

熟読してみたら、びっくり、なんとこの本のなかの登場人物マリア・クリニックの病院長の息子の事件とそっくり。

著者はこの事件の医師を擁護するために書いたのかとわかった。

ウィキペディアのリンクはこちら


■6月17日(火) 『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』の感想



■『イン・ザ・プール』   『空中ブランコ』08/06/17UP



奥田英朗 文藝春秋

名医?迷医?

神経科医師伊良部一郎の診察してもらった患者の物語。

それぞれ4つから5つの短編から構成され、1番目のエピソードタイトルが本のタイトルとなっている。

「イン・ザ・プール」、「勃ちっぱなし」、「コンパニオン」、「フレンズ」、「いつまでたっても」

「空中ブランコ」、「ハリネズミ」、「義父のヅラ」、「ホットコーナー」、「女流作家」

さまざまな悩みを抱える各エピソードの主人公達は、伊良部総合病院地下1階、神経科の医師である伊良部一郎の診察室を訪れる。

注射フェチのため、すぐに唯一の看護師マユミに注射の指示をする。

彼女は露出狂で、ズボン着用の看護師が主流のなかスリット入りのミニスカート。

胸元も大きく開けていて、ベンチに座りくわえ煙草で雑誌を読んでいる。

この二人に翻弄されながらも患者達はなんだかんだで悩みが解決されていくという話。

僕の脳内設定では『王様のレストラン』に出演していたときの田口浩正がモデル。

看護師マユミは安良城紅ちゃん。

ドラマ化もされている。

公式サイトはコチラ

このシリーズはおもしろい。

『チーム・バチスタの栄光』から医療系の小説に注目していたが、これもまた異質。

白鳥技官とキャラクターがかぶってはいるが、伊良部医師は一線を越えている。

いつもならネタバレして伊良部医師がどんな対応をしているのか羅列するところだが、こればかりは読んでもらいたい。

一番好きなエピソードは『空中ブランコ』に収録されている「義父のヅラ」だ。

古本屋でもし見つけたら立ち読みしてもらいたい。



■6月18日(水) 『仮面ライダー THE NEXT』の感想



■『仮面ライダー THE NEXT』★★★ 08/06/18UP



黄川田将也、高野八誠、加藤和樹出演

ショッカーが貞子に協力要請?

〜あらすじ〜

城南大学附属高校の教師本郷猛(=黄川田将也)は生徒の菊間(=石田未来)の相談を受け、彼女の親友でアイドルのチハル(=森絵梨佳)について調べる。

しかし、彼女は整形手術を施された別人だった。

本物のチハルの行方を追って彼女の兄である風見志郎(=加藤和樹)に会いに行く。

THE FIRSTから2年後の話。

現代に蘇った初代仮面ライダーが受け持つクラスは完全に崩壊していた。

藤岡弘、だったらありえなかっただろうけど。

そして前作のヒロインやショッカー軍団の首領たちも未登場。

今回も主題歌を歌っているのだからISSA出ればよかったのに。

バイクアクションと肉弾戦による古き良き仮面ライダーバトルは健在。

V3のデザインもしぶめ。

前作に続きを1号を黄川田将也、2号を高野八誠、ちなみに彼は『仮面ライダー龍騎』で占い師&仮面ライダーライアを演じている。

そして初登場のV3風見志郎を加藤和樹。

彼もまた『仮面ライダーカブト』で仮面ライダードレイクを演じている。

森絵梨佳もまた『仮面ライダー響鬼』でヒロインを演じた。

この作品はホラーアクションといっていいだろう。

結構怖い。

1号とV3が話の中心で、2号の出番はほんの少しだ。

多分、チハルのマネージャーよりしゃべっていない。

ホラーシーンがたっぷりあるので、真夜中の視聴はおすすめしない。


■6月23日(月) 『町長選挙』の感想



■『町長選挙』08/06/23UP



奥田英朗 文藝春秋

神経科医伊良部シリーズ第3弾

「オーナー」、「アンポンマン」、「カリスマ稼業」、「町長選挙」の4本立て。

エピソード1はおそらく渡辺恒雄をモデルにしているのだろう。

ナベマンという愛称や、プロ野球の1リーグ制など、共通項が多い。

そのナベマンが死を怖がっているということで伊良部のもとをたずねる。

エピソード2は当然ホリエモン。

球団の買収やノーネクタイ主義など完全にホリエモンだ。

彼は平仮名が書けなくなるという若年性アルツハイマー。

エピソード3は40代に突入してからブレークした女優。

女優という人気商売につきものの悩みである老化。

それを防ぐべく、奇怪な行動をとっている。

そしてラストエピソードが、島に出向となった公務員の話。

これまでになく長いエピソードになっている。

また、患者の病状が話の核になっていた今までと違い、島で4年に1度行われる町長選挙に焦点があてられている。

そこに伊良部とマユミが2ヶ月だけやってくる。

『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』に続くハチャメチャ神経科医の武勇伝第3弾だが、ややネタ切れかインパクトはうすい。

マンネリ化を防ぐためにマユミの描写を増やしたのは吉なのか凶なのか微妙なところ。

個人的には無愛想なセクシー看護師路線のまま、あまり本編にかかわってきてほしくはなかった。

松尾スズキ主演で映画化もされている。

公式サイトはインテリア系のやつに変わっている。


■7月1日(火) 『ラッシュライフ』、『ボーン・スプレマシー』、『デスペラード』の感想



■『ボーン・スプレマシー〜THE BOURNE SUPREMACY〜』★★★★ 08/07/01UP



マット・デイモン主演

超リアルカーチェイス

〜あらすじ〜

“トレッドストーン”事件から2年後、ボーンはマリーと共にひっそりと暮らしていた。

殺し屋が自分達を狙っていることに気付いたボーンだったが、逃亡中、マリーが射殺され、車ごと川へ転落する。

トレッドストーンのメンバーが動き出したと思い、ボーンはイタリアのナポリへ。

同時期、CIAのある作戦がベルリンで行われていたのだが、失敗、残っていた指紋からボーンが関係しているとしてトレッドストーン作戦が調査される。

互いに誤解したままボーンとCIAが衝突するのだが、ほぼボーンの圧勝。

さすがに大金を投入されて訓練されただけあってCIAの指揮官までたどりつく手段はすごい。

あいかわらず戦闘シーンでは音楽がなく緊迫感は抜群だ。

なかでも秀逸なのがカーチェイス。

主人公が華麗に逃亡するのが普通だが、ボーンが運転するタクシーはパトカーに追突されボロボロ、地下道に入ってからはカメラが動きすぎて何が起こったのかわからないほどだ。





■『デスペラード〜DESPERADO〜』★★★ 08/07/01UP



アントニオ・バンデラス主演

カンパとキーノがかわいそう

〜あらすじ〜

恋人を殺され復讐を誓うエル・マリアッチ(=A・バンデラス)。

ついに仇であるブチョのいる町を見つける。

二丁拳銃で撃ちまくる元ミュージシャンが主人公。

買うほど半額のやつで、『ピーター・パン』、『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード』とともに3,500円で購入した。

感想としては、弾撃ちすぎ。

『マトリックス』も撃ちすぎだったが、こちらも負けず劣らず嵐の銃撃戦。

最初の酒場での銃の撃ち方が気になる。

ヒロインのカロリーナ演じるサルマ・ハエックがラテン系美人でとてもセクシー。

ヘソだしルックで硝煙くさいこの映画に華を添えている。

そして、ブチョ一味とやりあうため、かつての仲間カンパとキーノを呼び寄せて戦うのだが、この二人の扱われ方がひどい。

ギターケースを持った3人組の登場シーンでかっこよくきめたあと、あっさりやられる。

確かに二人は奮戦した。

ギターケースをそれぞれマシンガンとミサイルランチャーに改造していて、ギターケースの中に銃を入れているだけのエル・マリアッチとは一線を画している。

しかし、あんだけ無防備なら撃たれてもしょうがない。

今まで生きてこれたのが不思議なくらいだ。

ミサイルランチャーの男(※どっちがどっちかわからない)の死に方はかっこ悪すぎる。

しまいにはエル・マリアッチに見捨てられる始末。

仲間じゃなかったの?

アミーゴのお国柄はどこへって一応舞台はアメリカだった。





■『ラッシュライフ‐a life‐』08/07/01UP



伊坂幸太郎 新潮社

あなたが好きな日本語は何ですか?

『オーデュボンの祈り』に続く伊坂幸太郎の2作目。

多くの登場人物の運命が仙台で交錯する。

画家の志奈子、窃盗犯黒澤(男)、宗教団体に入った河原崎(男)、心理カウンセラーの京子、求職中の豊田(男)、この5人が主人公。

5人の物語が独立しているようで、密接につながっている。

4人が白人女性から「好きな日本語」をスケッチブックに書いてくれと頼まれるのだが、その順番でそれぞれの時間の流れがはっきりする。

そのため序盤から伏線だらけ。

意味不明な会話や行動の端々に他の人物との接点が隠されている。

収束されていくストーリーはパズルのようでおもしろい。

伊坂幸太郎の作品同士のリンクはというと、『オーデュボンの祈り』の主人公伊藤がちらりと登場する。


■7月22日(火) 『Harry Potter and the Deathly Hallows』の感想



■『Harry Potter and the Deathly Hallows』08/07/22UP



J.K.Rowling BLOOMSBURY

映画化が待ち遠しいハリーvsヴォルデモート

ついに最終章。

ダンブルドアがスネイプに殺され、魔法界にヴォルデモートが君臨した。ホグワーツの校長にスネイプが就任。

ハリーは賞金首となった。

ダンブルドアに託されたホークラックスを探すため、ロン、ハーマイオニーと旅に出る。

ホークラックスの1つであるリドルの日記は既に破壊済みのため、残り6個。

そこに絡んでくるのが、the Deathly Hallowsだ。

日本語では死の秘宝だ。

3つあるので、ハリー・ポッター世界の三種の神器といったところだ。

the Elder Wand、The Resurrection Stone、The Cloak of Invisiblity。

1つ目の杖のいきさつ、2つ目の石のありか、そして3つ目の透明マントに関わる謎がシリーズ最終章の中核をなしている。

どれかひとつを選べと言われれば、やっぱり透明マントを選ぶ。

Hなことし放題だ。

通気性に疑問があるが。

ともかく、三種の神器とホークラックス、ダンブルドアの死の真相など、すべての伏線は回収された、シリーズ最高傑作。

個人的にはヘドウィグに活躍が欲しかったところだが、贅沢はいうまい。

話はかわるが、この本を買ったのはニュージーランドのオークランド滞在中だ。

同じエージェントの掲示板で当時32ドルぐらいしたやつを15ドルで売っていた。

すぐに連絡し、購入、次の週からニュージーランド各地をラウンドしながら本を読みすすめた。

1回目は流し読み、2回目は、重要そうな単語を辞書をひきながら、そして3回目はなるべく辞書をひきながら熟読した。

荷物になるので、帰国時に売って帰ろうかと思ったが、旅の友でもあったので、おみやげとして持って帰ってきたという愛読書だ。


■7月25日(金) 映画の感想3本立て



7月は更新をさぼりまくっていたので、埋め合わせとして『時をかける少女』、『ゲド戦記』、『ゲゲゲの鬼太郎』の感想3本立てで。



■『時をかける少女』★★★★★ 08/07/25UP



原作:筒井康隆
声:仲里依紗、石田卓也

少女版"バタフライ・エフェクト"

紺野真琴は遅刻しがちの元気な高校生。

自転車のブレーキがきかず、踏み切りに突っ込み、電車に撥ねられたかに思われたが…。

彼女は生きていて、少しだけ過去に戻っていたのだった。

叔母に相談した真琴はそれが時を遡るタイムリープと呼ばれるものだと知る。

自由自在に過去に戻り現在を書き換える真琴だったが、友達だと思っていたちあきから告白され…。

時を遡る能力、タイムマシン、もはややりつくされた題材のようだが、青春真っ盛りの少女が使うとこんなもんだろう。

前半のくだらない使い方には呆れるばかりだ。

しかし、ちあきに告白されてからがおもしろい。

告白され、戸惑う真琴、ちあきにも素っ気ない態度をとる。

タイムリープで告白をなかったことにするも、ちあきは真琴の親友ゆりと付き合うことに。

すごくベタな展開だがこの中盤があってこその後半だ。

必死に未来を変えようとする姿には胸を打たれる。

このタイムリープ能力は未来ではチャージすれば誰でも使えるらしい。
映画内では少なくとも30回ぐらいやってそうなので、1チャージ40〜50ぐらいだろうか。
そしてタイムリープするためには全力疾走したあとジャンプしなければならない。

まさに、タイトルどおり。

走りまくる主人公を応援したくなる映画だ。





■『ゲド戦記』★ 08/07/25UP



スタジオジブリ 宮崎吾朗監督

狼に襲われているところをハイタカ(声:菅原文太)という魔法使いに助けられたアレン(声:岡田准一)。

彼と旅をすることに。

日本で世界三大ファンタジーと評されている『指輪物語』、『ナルニア国物語』に続き、みた。

何の前情報もなくみたのだが、内容がさっぱりわからない。

また、登場人物の奇行ぶりが目につく。

主人公アレンは抜くことができない剣を持っていて、父を刺してきた家出少年。

馬といい、ルックスといい『もののけ姫』のアシタカとキャラがかぶってそうでかぶっていない。

そんな彼の前に現れたのが魔法使いハイタカだ。

大賢人と呼ばれ、こいつがタイトルのゲドだ。

エンドロールまで全く気付かなかった。

ちなみにアレンの馬を盗んだし、後半にいたっては全く見せ場なしの大賢人。

まだ『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフのほうが活躍したと思う。

次に敵役クモ。

誰が声をあてたのか知らないが、聴き取りづらい。

ラストの人格崩壊ぶりは『千と千尋の神隠し』のカオナシを思いおこさせる。

人格が崩壊するまで追いつめられてはいないように思われるが。

そしてアレンが町で助けた少女テルー

助けてもらったくせにお礼の言葉もなし。

再会したときもひどかった。

なぜかすぐに仲直りし、最後の最後ではドラゴンになった。

Why?

冒頭のドラゴンのシーンがこれの伏線だったとしたら、伏線になってないというしかない。

原作を全く読んだことないのだが、とにもかくにも謎だらけで、原作の補完なしにはみられない映画?

「生きる」ということをテーマにしているのは幼稚園生でもわかるだろう。

あれだけ登場人物に連呼させれば。

ただ登場人物たちに求心力が全くないので、むなしく聞こえるばかりだ。





■『ゲゲゲの鬼太郎』★★★ 08/07/25UP



ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋、間寛平、室井滋、YOU、小雪、中村獅童、西田敏行出演

ミニスカ猫娘(=田中麗奈)の生足に注目!!

〜あらすじ〜

天狐(=小雪)が守護していた妖怪石をビビビのネズミ男(=大泉洋)が盗み出し、質屋に売り払ってしまった。

その力を知らなかったネズミ男だったが、妖怪石は人心を惑わす邪悪な力を秘めた石だった。

過去に平将門、織田信長、天草四郎時貞が手にしたらしい。

ゲゲゲの鬼太郎がウエンツ主演で甦った。

目玉の親父、猫娘、子泣き爺、砂かけ婆、ぬり壁、一反木綿、ネズミ男と鬼太郎キャラ勢揃い。

よくここまでハマリ役のキャストを集めたものだ。

まさに配役の勝利だ。

とくに、猫娘を演じた田中麗奈がまさかのミニスカ姿できれいな足を惜しげもなく魅せている。

しかし、それ以上のハマリ役はネズミ男を演じた大泉洋だ。

この映画のお笑い担当を一手に引き受けている。

ニンテンドーDSをやっていたシーンでは思わず麦茶を吹いてしまった。

残念ながら鬼太郎が全くのミスキャスト。

彼の細面では丸顔の鬼太郎とミスマッチだった。



■9月3日(水)  日記



気がつけば約1ヶ月近く更新を休んでいた。

この間に見た映画といえば、『スター・ウォーズ EP4』、『ULTRAMAN』、『TAXi3』読んだ本は『佐賀北の夏』ぐらい。




『佐賀北の夏』は現在佐賀の書店ではベストセラー




友人とともに購入したPSPソフト『遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース2』にはまって、更新するのも億劫になっていた。。

ずっと映画や本の感想を書いてばかりだったので、今日は久しぶりに日記を書いてみる。

まずは高校野球。

90回の記念大会ということで過去最多の55校出場した。

昨年全国制覇の佐賀北の姿はなく、佐賀商が佐賀県の代表として出場した。

初戦の相手は倉敷商業だ。

足をからめ、四死球に乗じた機動力野球は佐賀商業の古賀投手を苦しめ、結果は0-2で敗退。

まあ実力どおりだろう。

ということで、とりあえず九州勢を応援することに。

日田林工は大阪桐蔭に降雨ノーゲームののち2‐16で敗退。

決勝の常葉菊川が0−17で準優勝よりはましか。

浦添商業はその常葉菊川に4−9で敗退。

2回裏の9失点が響いた。

その他九州勢は1回戦で潰しあってあまり活躍せず。

去年に比べると佐賀県民にとって全く盛り上がらなかった大会になった。

そんなことをいいながら去年は佐賀にいなかったけど。

続いての話題は北京オリンピックだ。

四川大地震で五輪どころではないと思っていたがさすがは中国、雲を蹴散らしての開催。

柔道はレスリング化し、見る楽しみがなくなった。

谷本選手の試合ぐらいしかおもしろくなかった。

競泳は相変わらず北島選手が強い。

連続2冠&メドレーリレーで銅メダル。

卓球は騒がれたわりに…。

サッカー男子は3連敗。

なでしこジャパンは4位。

バレー男子は出場しただけで大騒ぎ。

女子はブラジルに完敗し決勝トーナメント敗退。

野球は韓国に敗れ、アメリカに敗れ4位。

ソフトボールは悲願の金メダル。

北京オリンピックの主役は上野投手で決定だろう。

女子マラソンは、期待外れ。

男子のマラソンもそこそこ。

選手のみなさんお疲れ様でした。

■10月8日(水) 映画『容疑者Xの献身』の感想



すっかり月イチ更新が板についてきた管理人、りょういちです。



■『容疑者Xの献身』★★★★ 08/10/08UP



福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子出演

テレビドラマ版容疑者Xの献身

〜あらすじ〜

借金まみれの元夫を殺害してしまった花岡靖子(=松雪泰子)、隣人の石神(=堤真一)は物音から察知し、死体の処理、隠蔽を手伝うと申し出る。

『ダ・ヴィンチ・コード』以来の映画館での鑑賞だった。

やっぱり映画館での鑑賞は音が違う。

何chか知らないが左から柴咲コウが話しかけていた。

それはともかく、原作はこのサイトのレビューにもあるようにいままでの推理小説のなかで一番度肝を抜かれたトリック。

原作の大ファンとして、そして少し趣向の違った"ガリレオ"のファンとしてだった。

原作と違いキャラがたっている湯川学がどのように活躍するのか、原作と違うシーンはあるのか。

細部が少し異なるもののメインの部分はほぼ原作どおり、冒頭はテレビドラマファン向けのサービス事件と実験。

尺埋めもかねているのだろう。

ラストの追加シーンもこの映画の主題をより明確にし、良かったと思う。

総合的にみると★★★★★あげてもよさげな完成度だったが、不満な点が2つある。

まずは石神役が堤真一だということ。

役作りもばっちりだったが、自分のルックスにコンプレックスを抱くという石神とはちょっと違う。

これをいいはじめたら湯川を福山雅治が演じているところから言い出さなければいけないので、しょうがない。

最大の不満は、花岡靖子のホステス時代の客工藤だ。

お金もあり、ルックスも石神よりはいいという設定だったはずだが・・・。

ふたをあけてみると演じていたのはダンカンだった。

役柄上とはいえ、堤真一がダンカンに容姿で嫉妬することはありえない。

きっと湯川も反論しないだろう。

ダンカンのファンには大変失礼だが、これはミスキャストというほかないと思う。

なんだかんだ言ってきたが、おすすめの映画だ。



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■10月11日(土)  日記



映画『容疑者Xの献身』の感想を書いたので検索から来訪者が続々とやってきては…
いない。

流行ワードでビジター獲得に失敗した管理人のりょういちです。

10月4日(土)に放送されたガリレオスペシャルの原作が近日発売されるようだ。

『ガリレオの苦悩』と湯川学シリーズの新作『聖女の救済』だ。

これは楽しみだ。

本日のメインはこれ、そう2008年のメガヒットソフト
『MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G』だ。



実は、7月後半にPSPを買った。

まず最初に



を買った。

ある友人とデュエルするためだ。

遊戯王の大ファンだったので、久しぶりのデュエルに興奮した。

この話は後ほど。

今はそう、モンスターハンター2nd Gだ。

ポポに始まり、現在ようやくシェンガオレンを狩った。

この砦蟹に苦労した。

炎の太刀、ライトボウガンで挑むもことごとくクエスト失敗。

最終的にブランゴ一式(砥石高速化をつけた)に双剣ブレイドエッジで強走薬グレート&鬼人化乱舞で脚を攻撃という攻略サイトどおりにやってみたら残り2分ぐらいで目的を達成しましたが出た。

今日はこの喜びを報告したかった。

しかし、ライトボウガンに貫通弾でやったときよりダウン数が少なかったのになぜ倒せたのか不思議だ。

■10月29日(水) モンハン日記



ようやくハンターランクが6になった。

夢のG級まであと少しだ。

村のクエストはナルガクルガ狩猟の緊急クエストが出現、未知のモンスターであるためクエスト受注をためらっている。

ちなみにラージャン2頭のクエストも受注をためらっている。

ちなみに愛用武器はライトボウガンのサンドフォール改だ。

通常弾Lv2が速射できるので、タロスUシリーズとオウスSシリーズの防具と組み合わせて使っている。

他には片手剣、双剣、太刀、へビィボウガンをモンスターに応じて使い分けている。

リオレウス、リオレイア、イャンクック系、ババコンガ、ドドブランゴ、ショウグンギザミ、ダイミョウザザミ、ラオシャンロン、シェンガオレン、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、オオナズチ、には太刀。

ドスガレオス、ガノトトス、ディアブロス、モノブロス、バサルモス、グラビモス、キリンにはライトボウガン。

ティガレックスにはヘビィボウガン。

友人と狩りに行くときはもっぱら太刀以外で行く。

最近で苦労した狩りは黒狼鳥イャンガルルガの狩猟クエストだ。

怒ってばっかりで落とし穴にはまらないし、動きが速いのでライトボウガンでは照準があうまえにやられるし、太刀では追いつけない。

結局苦し紛れのシビレ罠&捕獲用麻酔玉で捕獲成功。

ガルルガ系の防具を作りたかったが、もう挑戦したくない。

なんとか11月中にはG級へ。

■11月13日(木) 『トランスフォーマー』、『佐賀北の夏』の感想



ついに夢のG級へ。

11月から始まったPS3の新サービス、アドホックパーティーで強い人たちとアカムトルムを狩り、ヒプノック2頭を狩り、ついにG級へ。

森丘の素材ツアーでマボロシチョウをとる毎日だ。

うん、1人じゃ倒すのに時間かかりすぎ。

フルフル亜種にライトボウガンのサンドフォール改で通常弾Lv.2を800発以上(※速射で1発が5連発)撃ち込み、残り時間2分ぐらいでクリア。

ナルガクルガはアイルーキッチンの食事で射撃術が発動し、ヘビーボウガンのイャンクック大砲で拡散弾Lv.2をうちまくっても死なず、通常弾Lv.2、Lv.1を撃って残り20秒でクリア。

ちなみに上位のティガレックスなら拡散弾Lv.2で2頭とも倒せる。

ショウグンギザミも太刀の黒刀【終の型】で残り16分で倒すという時間のかかりぶり。

しばらくは上位や下位のクエストでのんびりしたい今日この頃だ。

余談はこれくらいにして、久しぶりに感想を。



■『トランスフォーマー〜Transformers〜』★ 08/11/13UP



ビースト戦士に出てほしかった

〜あらすじ〜

車を買ってもらったサムだったが、その車は宇宙から来た金属生命体サイバトロンの戦士だった。

サイバトロンの戦士たちとディセプティコンは"オールスパーク″通称キューブを求めて地球にやってきていたのだった。

中学生時代に超生命体トランスフォーマーシリーズにはまっていた。

ビーストウォーズは見ていないが、ライオコンボイが主人公のビーストウォーズ2、ビッグコンボイが主人公のビーストウォーズ・ネオ、そしてビーストウォーズのメンバーがメタル化して帰ってきたビーストウォーズ・メタルスとひととおりみた。

特にメタルスはDVDボックスまで買った。

声優たちのアドリブはもちろんすばらしいが、影山ヒロノブさんの歌がかっこよすぎる。

そんなこんなでかなり期待していたが・・・。

正直期待はずれ。

人間目線からのため、トランスフォーマー戦士たちのキャラが全くたっていない。

というか、オプティマス・プライム(※コンボイ?)とメガトロン、そしてサムの車のやつ以外はその他大勢で括られているといってもおかしくない。

変形しても誰が誰だかわからない。

サイバトロン(※正義の戦士)とディセプティコン(※デストロン?悪の戦士)の区別がつかない。

高校生とロボットの交流とか本当にどうでもいい。

自分はこの映画にセクシーなヒロインもエイリアンの襲来にあわてふためく国防総省も求めてはいなかった。

純粋に戦士達のアドリブ合戦を見たかったのに。(※間違った期待)

映像がたいしたことないとか、話がつまんないということはない。

自分の期待そして偏見が激しいためこういう評価になったことをご理解いただきたい。

決してクソ映画ではないと思う。






■『佐賀北の夏』08/11/13UP



中村計 ヴィレッジブックス

がばい旋風2007

2007年夏、佐賀は暑かった。

いや、熱かった。

自分はニュージーランドにいて寒かった。

佐賀北高校が逆転優勝。

南半球で一人騒いでいた。

帰国後、録画されていた決勝戦をみたが、たしかに奇跡の大逆転劇だった。

これは生でスイカを食べながら見たかった。

その佐賀北高校の全国制覇の裏舞台が記されてある。

百ア監督、吉富部長、馬場、久保の二枚看板、満塁本塁打の副島、捕手市丸、中堅手馬場崎の話がメインである。

百ア監督の野球人生から、指導方針、趣味、こだわりなどから人柄が見えてくる。

野球部員の何名かが百ア監督目当てで佐賀北高校に進学したのもうなづける。

佐賀北の試合をみたとか佐賀についての知識がある人が読めばかなりおもしろいだろう。

はなわの歌程度の知識ではダメだ。

一番おもしろかった部分は、エピローグの部分だ。

提出物忘れなどで叱られることが一番多かった辻一塁手が就職し、ノックバットと素振り用バットを初給料でプレゼントしたそうだが、そのことを百ア監督は、

「バットで殴りにきたのかと思った」

という冗談で語った部分。


■12月20日(土) TF3日記



気がつけば12月、更新さぼりまくってた。

いや、さぼってはいたが、映画の感想を修正していたのだ。

それはともかく、『モンハン2nd G』はアドホックパーティーのおかげで強いモンスターたちも楽々?倒し、崩竜ウカムルバスも倒した。

G級のクエストもほぼコンプしたので、ギルドカードを白にグレードアップすべく、村のクエストをしまくり、ついにアカムトルムを倒した。

エンディングもみて、よし終わったと思ったら、モンスターハンターというクエストが。

リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャンを50分以内に倒すというもの。

絶対オレの腕では無理だ。

案の定、ティガレックスにも勝てず。

そこで、友人とトレジャーコンプに励み、先日達成。

ゲリョスXシリーズは外見はかっこわるかったけど、スキルは素晴らしい。

剥ぎ取り名人・・・剥ぎ取り回数が増える

運搬の達人・・・?

高速収集&採取・・・速い

ということで、モンハンはとりあえず終わった。

まだミラボレアス、ミラバルカン、ミラルーツが残っているが、訓練所のティガレックスを倒せないのでクエストが出現しない。

オレの前に立ちはだかるのはいつもティガレックスだ。



次の話題へ。

『遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース3』がようやく発売された。

2からの引継ぎがなく、カード集めからだったが、2800枚から3500枚と700枚もカードが増え、かなりおもしろい。

処理落ちがひどいし、キャラクターのセリフも使いまわし、マップやミニゲームもそのままなので、タッグフォース2nd Gというタイトルでもよかったような気がするが、

これまたアドホックパーティーでいろんな人と対戦できるので、早くカードを集めたい。

といってもあと150種類ぐらいだが。

というわけで、ロビーCでJackを名乗っているのはわたしです。

モンハンでもそうですが。


■12月29日(月) 『24』シーズン5&6の感想



あいも変わらずアドホックパーティーがあつい。

とくにロビーC01でのタッグフォース3はあつい。

いろんなデッキ、プレイングとデュエリストの能力が試されている。

まっ、ゲームだけどね。

というわけで師走にぴったりの海外TVドラマ『24』の感想を2本立てで。



■『24 TWENTY FOUR シーズンX』★★★★★ 08/12/29UP



ジャックの偽装死から2年、ジャックはフランクと名を替え、石油掘削労働者となって暮らしていた。

そんなときL.A.に滞在してたパーマー前大統領が暗殺される。

ほぼ同時刻、元CTUのミシェル、トニーの車に爆弾が仕掛けられていて、ミシェルは死亡。

トニーも重傷を負う。ジャックの生存を知る人物が狙われていると知ったもクロエも逃走を図り、ジャックに連絡をとる。

今回のテロは神経ガス。

死んだと思われていたジャックが復帰し戸惑うCTU一行。

重傷のトニーはどうなる?見どころはジャックをCTUに採用した元上司クリストファー・ヘンダーソンの登場だ。

ついにシーズン5、もはやテロもネタ切れかと思われたが、神経ガスときた。

シリーズ最高傑作の呼び声が高いが、インパクトという点ではシーズン1に劣る。

その名に恥じないおもしろさだが、だんだんマンネリ化しつつあるのは否めない。

だが相変わらずのスピード感、予測不可能な展開、まさかの人物の裏切りそして、死。

少し辛口になったがなんだかんだで続きが気になるという点では★★★★★を与えるのに異論はない。



■『24 TWENTY FOUR シーズンY』★★★★★ 08/12/29UP



中国に拉致されたから20ヶ月、ジャックは監禁をとかれL.A.に戻ってきた。

それは、連続テロの首謀者の情報と引換えにジャックを渡せとアブ・ファイエドという人物が言ってきたからだった。

ウェイン・パーマー大統領はその要求をのむ。

録画していたシーズン6を見ることができてよかった。

HDDの容量が限界だったので。

今回は旧ソ連のスーツケース型核爆弾のテロを阻止するべくCTUが奔走する。

新たな上級職員が増え、クロエの元夫モリスも復帰。

さらにジャックの弟夫婦、甥、そして父親が登場。

ジャックの父フィリップを演じるのはジェイムズ・クロムウェル。

ついに大物がきたかという感じだ。

今回の24時間もまたおもしろい。

24中毒患者の意見として、言わしてもらう。

CTUで働ける能力があったとしても絶対働きたくない。

戦術チームはもちろんのこと、シーズンを通して何度襲撃にあえば気が済むんだ。

1からすると職員がかなり死んだ。

まあ、ジャックが殺した人数も述べ100人ぐらいか?

シーズンごとに30人弱ぐらいやってるんで。

これだけはいえる。

今回は一番救いのあるラストだったと。

1と5はひどすぎる。

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