日記2010年6月26日〜2011年4月13日 過去ログへ |
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■6月26日(金) 『あるキング』本、『オー!ファーザー』本の感想 遊戯王5D'sタッグフォース5の発売が決まった。 シェリーやブルーノ、そしてオリジナルカードとしてTG(テックジーナス)シリーズが追加されるようだ。 ダークシンクロは継続なのかとか、カードがどこまで収録されるかはよくわからないが、公式サイトを見る限り、波動竜騎士ドラゴエクティスは入ってそうだ。 と書いたとこまででサイトを調べてみたら21日の記事でなんと 7月17日発売のOCG「STARSTRIKE BLAST」まで収録されるとのことだ。 シューティング・スター・ドラゴンもということだが、 個人的にはスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンはどうなんだと。 あと機皇帝スキエルがオリジナルカードとして収録されるようだ。 アニメでは先に登場のワイゼルはどうなんだと。 発売日も未定なのでしばらくはTF4ですごすことになりそうだ。 そして、サッカー日本代表の一次リーグ突破はすばらしかった。 デンマーク戦での3ゴールは記憶に残るゴールとなってしまった。 29日のパラグアイ戦が楽しみだ。 ■『オー!ファーザー a family』10/06/26UP 伊坂幸太郎 新潮社 あなたの父親は何人? 高校2年生の由紀夫は、バスケ部に所属していて1学期中間試験のテスト休み中だった。 彼には4人の父親がいた。 ギャンブル大好きな鷹、女大好きな葵、大学教授で知的な悟、運動が得意な中学教師の勲の4人だ。 彼らと母知代と6人で暮らしている。 そんな彼らと由紀夫の不思議な関係を軸に彼らが住む町で物語が展開していく。 あとがきに筆者が第1期の最後の作品とあるが登場人物たちの独特のセリフ回しは相変わらず健在。 主人公たちの会話を読んでいるだけでかなりおもしろいのだが、今回はそれに加えて由紀夫の身の回りで小さな事件がおきる。 タイトルどおりラストでは父親4人が華麗に由紀夫を救うというオチなのだがそこに至るまでの伏線回収はお見事だ。 個人的には最後の最後に登場した母知代に対して放ったセリフが一番おもしろかった。 背景描写も少なく、さくさく読めるのでかなりおすすめの本だ。 ■『あるキング』10/06/26UP 伊坂幸太郎 徳間書店 ずば抜けた才能は異端児となる 万年ビリのプロ野球チーム仙醍キングスの監督南雲慎平太は今年限りでの辞任が決まっていた。 一方その頃仙醍キングスの熱狂的ファンである山田亮、桐子夫妻は子どもを授かる寸前だった。 最終戦ファールボールをよけたさいに頭を打った南雲監督が息を引き取った時刻、山田夫妻に長男が誕生していた。 彼の名前は王求(おうく)。 この物語の主人公である。 0歳、3歳、10歳、12歳、13歳、14歳、15歳、17歳、18歳、21歳、22歳、23歳、0歳の13章から構成されていて、王求の成長を追っていっている。 この著者の作品の中でも異質とみている。 登場人物同士のおもしろいやりとりが全くといっていいほどないのだ。 個人的にはそれを楽しみにしていたので残念なのだが、筆者の新しい試みなのかもしれない。 あるプロ野球選手の不思議な自伝といった内容である。 |
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■7月21日(水) 『名探偵の呪縛』本と『シューター』映画の感想 遊戯王5D'sTAG FORCE5の発売日が9月16日と決定した。 続報が近日ありそうだ。 遊戯王5D'sTAG FORCE5の情報はここの右のところから 相変わらずTF4とゴッドイーターの日々だ。 ゴッドイーターは拡張版ゴッドイーターバースト(GEB)の発売が決定、新アラガミや武器などが追加されるらしい。 ということで今必死に武器の強化中だ。 ヴァジュラの素材である「高発電体」がでなくて困っている。 剛汎用シールドの強化ができない。 そしてこの冬注目のソフトが「モンスターハンターポータブル3rd」だ。 新モンスターに新フィールドととても楽しみだ。 ■『名探偵の呪縛』10/07/21UP 東野圭吾 講談社 天下一大五郎再び… 探偵天下一シリーズを書いていた作者は図書館での調べ物をしていたとき自分の位置を見失い、気付くと知らない街にいた。 かつて自分が書いた天下一探偵と呼ばれる作者は市長の日野から盗掘物の捜索を依頼される。 天下一探偵シリーズの2作目と銘打たれているが、1作目とは様相が全く違う。 短編集のようだった前作と違い、連続殺人事件となっている。 そして著者の東野圭吾氏が初期の本格推理小説からスタイルを変え始めた理由を小説風にしてあるといったほうがいいかもしれない。 そのため、事件の重きをおいてないところが露骨にわかる。 登場人物のネーミングの安易さというか適当さはなかなかすごい。 この東野圭吾氏に興味がない人がよんでおもしろいかどうかといわれるとあまり自信をもっておすすめできない。 ■『シューター‐極大射程‐〜Shooter〜』★★★ 10/07/21UP マーク・ウォルバーグ主演 無敵のスナイパー 元海兵隊No.1スナイパーのボブ・リー・スワガー(=M・ウォルバーグ)はCIAのジャクソン大佐から大統領暗殺を阻止してもらいたいと依頼される。 元スナイパーの経験から狙撃場所などをシミュレーションしてほしいとのことで、愛国心からその依頼を受けることに。 大統領の演説の日、撃たれたのは隣にいた大司教だった。 スワガーもその場で撃たれる。 幸い軽いケガ(※2発撃たれたみたいだが平気そう)ですむも暗殺犯として追われる羽目に。 凄腕スナイパーの復讐劇の幕があく。 スワガーが犯人だと思えないFBI捜査官ニック・メンフィスも協力してくれる。 2007年の6月にニュージーランド行きの飛行機のなかでみたのを覚えている。 傑作ミステリーの映画化らしいが原作はよく知らない。 ジャクソン大佐との雪山での交渉での駆け引き、真犯人のスナイパーの家を襲撃、そして迎撃したシーンの2つがすごい。 ミステリー色はそんなに濃くないので潜入アクションを見たい人におすすめだ。 |
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■7月31日(土) 『モダンタイムス』本と『チャーリーとチョコレート工場』映画の感想 相変わらずゴッドイーターの日々だ。 ようやく発熱ナイフ真とアメノムラクモ真を強化し手に入れた。 これでアルダノーヴァやカムラン雷と戦うことができる。 しかし、まだまだ素材が足りない。 高発電体はもちろん、日天切刀、陰陽神鎧、覇王油に女神冠といったレア素材だ。 まあ発熱ナイフ真を手に入れたのでグボロ氷の氷龍牙をゲットしにいくとする。 ■『モダンタイムス』10/07/31UP 伊坂幸太郎 講談社 『魔王』の続編? システムエンジニアの渡辺拓海は浮気を疑われ拷問されていた。 依頼者は妻で、2度目の拷問だった。 浮気を認めた拓海が出社すると、あるプログラムの引継ぎ業務を言い渡される。 仕事を開始するも取引先との連絡もとれない。 仕方なく前担当者で行方をくらましている先輩社員五反田に連絡をとると、「あの仕事はやばい」と残し電話を切られる。 この著者の作品である『魔王』の数十年後が舞台となっている。 そのため兄の死後に能力に覚醒した安藤潤也のその後も少なからず描かれている。 しかし物語の中心はそこではなく、現代の社会体制を批判するメッセージが濃い作品となっている。 主人公以外の登場人物に変わり者が多すぎるので会話自体も相変わらずおもしろい。 ネーミングもあとがきにあるようにかなり適当のようだ。 やや分厚いがおすすめだ。 ■『チャーリーとチョコレート工場〜Charlie and the Chocolate Factory〜』★★★★ 10/07/31UP ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア出演 夢のチョコレート工場 一代で世界最大のチョコレート工場を作るまでになったウイリー・ウォンカ(=J・デップ)はチョコレート工場に5人の子どもとその保護者を招待する。 チャーリーが5人目として招待状である金のチケットを手に入れる。 10人が足を踏み入れたチョコレート工場はとても不思議な世界だった。 チョコレート工場の外の無機質な黒と灰色の町並みから一変原色が使われた鮮やかな色の工場内。 色の対比で何かを表しているのだろうが、読み取れなかった。 工場で働くのはウンパ・ルンパという小人たちだ。 子どもたちのために歌とダンスを披露してくれるイタズラ好きな民族だ。 最初は気持ち悪い外見だったが、見慣れてくるとかわいくみえてくるから不思議だ。 特筆すべきは主人公のウォンカだ。 歯科医の父のもとを飛び出した彼はとても不思議な人物で青白い顔でときどき不気味な笑顔を見せる。 色鮮やかな画ながらも雰囲気はダークという不思議な映画だが、チョコレートを食べたくなることは間違いなしの映画だ。 |
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■8月7日(土) 『踊る3』&『ポセイドン』映画の感想 アクセス解析もサービスが終了、カウンターもいつの間にかダメになっているというこのサイトは本当に管理人の記録となってきた。 アクセス解析のページにアクセスするのが3ヶ月に1回というやる気のなさなのでもはや必要ないだろう。 以前は毎日みて検索ワードをチェックしていたけど、流行のワードや映画をみているわけでなくDVD、ビデオ派なので全く意味がなく、みなが調べそうなキーワードでの日記を書くというスキルにも恵まれなかった。 カウンターも20000にいったかどうかというところ。 一日平均のアクセスは10未満。 更新した日は自分が確認するため10をこえるという有り様だ。 1回見て去っていくという方が多い、いや、2度と観たいとは思わないサイトということだ。 映画や本の感想などブログやツイッター、で十分なのだ。 ゲームの感想も『遊戯王』、『モンハン』、『ゴッドイーター』と限定されているしね。 話は変わって、 相互リンクのサイトさんを回ってみると結構閉鎖されてたり、更新が途絶えている。 我ながらこのサイトはよく続いていると思う。 大学のときに買ったパソコンが9年目に突入という長持ちぶりだ。 そのときに入っていたソフトのビルダー6.5を今も使っている。 この前ふとYAMADA電器でビルダーを見たら14っていうのがあった。 どれだけ遅れているんだろう。 そんなわけで着地点が全くみえない日記となりましたが、感想を2本どうぞ。 ■『踊る大捜査線 The Movie3 ヤツらを解放せよ!』★★★★ 10/08/07UP 織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、内田有紀、小泉孝太郎、小泉恭子、伊藤淳史、小栗旬、柳葉敏郎出演 踊るメンバーも年を取った 湾岸署は引越しの真っ最中で混乱のなか新しい署から3丁の拳銃が盗まれる。 また金庫破りにバスジャックと立て続けに事件が起きる。 青島は係長に昇進、署長も退任間近、室井はついにトップの会議に参加できるまでに昇進している。 この映画に備え、ドラマの再放送と映画1,2を見たがやはりおもしろかった。 とくに和久(=いかりや長介)の存在感はすごかった。 それだけにこの3に登場できなかったのは残念としかいいようがない。 和久さんがいないだけでこれほど物足りなく感じるとは思わなかった。 ただ、和久の甥という設定の刑事を伊藤淳史が演じていて、時々和久語録を言うのだが、自分の言葉をメモしているようなキャラクターには思えなかったので違和感はある。 「疲れるほど働くな、なんてな」とかメモするか? ただ、和久の存在を忘れて欲しくないという製作者サイドの意志は評価する。 内容のほうは、拳銃を盗んだ犯人達が、「青島刑事が逮捕した犯罪者たちの解放」を要求してくる。 そのためドラマシリーズからの犯人達が全員出演している。 なかには顔だけという人物もいるが。 ドラマシリーズと1では信念を貫くことの難しさ、大切さを、2では組織におけるリーダーの重要性を発信してきたが、この3ではなんといったらよいのか。 友情? 1,2と映画館でみたがどちらも満席に近かったが、この3ではかなり空席が目立った。 公開から3週間たってるし踊るの消費期限も切れてしまったのだろうか。 ■『ポセイドン〜POSEIDON〜』★★ 10/08/07UP ジョシュ・ルーカス、カート・ラッセル出演 ポセイドン号からの脱出 大晦日の夜、豪華客船ポセイドン号には多くの乗客がいた。 順調に航海を続けていたのだが、予測不能の大波に襲われ転覆する。 転覆した船から脱出するため船底を目指す男女10人の脱出劇。 といってもうち何人かは途中で死ぬのだが。 ジャンルはパニックアクション。 タイムリミットは浸水が知らせてくれるという丁寧ぶり。 登場人物たちの泳ぎのうまさ、心肺能力には驚かされる。 歌手のファーギーも胸の大きく開いたドレスで歌っていて、ご丁寧に新年のカウントダウンもがんばっている。 人間ドラマがなく、恋愛要素も少ない、親子愛もちょっとの『タイタニック』といいたいところだが、脱出のほうが重要なのでかなり違う。 真夏の夜に見れば少しは涼しくなるかもしれない。 |
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■8月15日(日) 『ブレイズメス1990』と『SOSの猿』本の感想 暑さもひと段落してなによりだ。 この前久しぶりに大学時代の先輩からメールがきてホームページまだやってるの?と聞かれ、もう閉鎖したと答えた管理人です。 もう知人には見られたくない内容となってきてる。 ■『ブレイズメス1990』10/08/15UP 海堂尊 講談社 モンテカルロのエトワール登場! 1990年4月、世良は垣谷の学会発表のお供とともに佐伯病院長からある指令を受けていた。 それは、モナコ公国にあるモンテカルロ・ハートセンターの部長天城雪彦に手紙を渡すことだった。 『ブラックペアン1988』の主人公世良雅志が再び主人公として描かれている。 医者1年生だった世良が外部病院への出向から帰ってきてからの話。 医療崩壊の序曲をもう一人の主人公天城が語る。 この天城という人物は手術の技量は申し分ないのだが、性格にやや問題ありという人物。 海堂シリーズのファンならちょっとやそっとの変人にはビクともしないだろうが、彼の変人ぶりもなかなかである。 天城との出会いが世良の人生を変え、『極北クレイマー』の世良へとつながっていくのだろう。 といっても『ジェネラル・ルージュの伝説』では普通に東城大学附属病院にいた世良はどうなんだろう。 本作であれだけのことをしておいて1991年は普通にというのはおかしい気もするが、著者がなかったことにしてくれと言うなら喜んで従います。 ちなみにモンテカルロのエトワールはモナコでの通り名だ。 日本での通り名は「セイント・スクルージ」訳は“聖なる守銭奴”である。 『ブラックペアン1988』を読んだうえで読んでほしい作品である。 ■『SOSの猿』10/08/15UP 伊坂幸太郎 中央公論 孫悟空の分身 主人公遠藤二郎は家電量販店の販売員だが、副業としてエクソシストをしていた。 ある日辺見のお姉さんに頼まれ彼女の息子である眞人をみてくれとお願いされる。 また、もう一人の主人公五十嵐真はプログラムのバグの調査をする仕事をしている。 彼はある証券会社の社員が起こしたミスの原因を調べることになる。 あらすじだけ書くと、何の話なのか、なぜ孫悟空の文字があるのかと不思議に思うだろう。 話のところどころに西遊記についての記述があり、孫悟空を最初に捕まえた人物が二郎真君というらしく主人公の二郎とかかっているらしい。 最初の話が「私の話」として次が「猿の話」として交互に語られる。 そして二つの話がリンクしているという形式だ。 コミックと連動しているらしいのでそちらとあわせて読むとおもしろいのかもしれないが、この本を読んだ感想はそこまで興味がわかなかった。 エクソシスト、西遊記、因果関係などのキーワードに興味があるかたは読んでみてください。 |
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■9月9日(木) 『ハッピーフライト』と『20世紀少年』映画の感想 いよいよ「遊戯王5'Ds タッグフォース5」の発売が1週間後となった。 いろんな情報も出揃い、待望のスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンも収録されることが決まりほっとしている。 あとデッキレシピが引き継ぎ可能ということで制限リストの更新にあわせTF4のデッキを変えている。 ほとんどのデッキに大嵐をさしていたため、差し替えに苦労した。 あと1週間気長に待ちたいと思う。 「ゴッドイーター」のほうは相変わらず素材集めの日々だ。 「ゴッドイーターバースト」の発売が決まり、アドホックパーティーでのユーザーも増加傾向にある。 なんの素材を集めているかというと、高発電体だ。 難易度7〜8ヴァジュラの前足の破壊での部位破壊報酬か、追加報酬でしか出ないというレア素材だ。 最初はDLミッションの「トラツグミ」で単体を狩っていたが、「ダーティ・ボム」で硬神丹がボルグ・カムラン(火)からもらえるとわかり、ダーティ・ボムマラソンに切替えた。 その結果を発表する。 これまで48回のミッションクリアで、高発電体が6、硬神丹が8だ。 高発電体は追加報酬で出たのがほとんどだった。 なのであまり部位破壊にこだわらなくてもいいという結果になった。 あと2つほしいところだが、ちょっと飽きたのマータさんの女王冠狙いをはじめるとする。 ■『20世紀少年』★★★ 10/09/09UP 唐沢寿明、石塚英彦、宮迫博之、常盤貴子、佐々木蔵之介、平愛梨出演 ともだちのマスクは不気味 「始まりの終わり」、「最後の希望」、「ぼくらの旗」この3つの感想をまとめて書く。 コンビニキングマートを経営する遠藤ケンヂ(=唐沢寿明)は、友人ドンキーから、あるマークを知らないかという手紙を受け取る。 その手紙はドンキーが自殺する前に投函されたもので、ケンヂは調べるうちに自分が子どものころに作った「よげんの書」を“ともだち”という何者かが実行していることを知る。 「始まりの終わり」がカンナ(=平愛梨)が登場する前まで、「最後の希望」が矢吹丈が登場する前までとなっている。 原作を読んでから見た。 とても原作に忠実な内容だ。 とくにキャストなど原作の人物そっくりで、ここまで丁寧な実写化も珍しいと思う。 原作と違って「20世紀少年」、「ぐーたらら、すーだらら」などの曲が聴けたのものよかった。 ラストも丁寧な説明なぶん原作よりよかったのではと個人的に思っている。 漫画を読み返すよりこの3作を見たほうが早そうだ。 ■『ハッピーフライト』★★★★ 10/09/09UP 田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか出演 空港で働く人たち ある日の成田国際空港、鈴木(=田辺誠一)はキャプテン昇格のテスト、CAの斉藤(=綾瀬はるか)は国際便デビューだった。 監督・脚本を『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』でおなじみの矢口史靖だ。 空港や旅客機が舞台となればパイロットやCAにスポットが当たりがちだが、彼ら以外にも見せ場がある。 グランドスタッフやオペレーションコントロールセンター、整備士に管制官などである。 彼らがある飛行機トラブルの解決に奔走する姿を描いている。 序盤の華やかな雰囲気から一変後半への展開はお見事としかいいようがない。 主に3人のスタッフが話のメインとなっている。 副操縦士の昇格試験だ。 最初予定されていた審査官から変更され、おびえながらのフライトとなる。 機内アナウンスなどでのぐだぐだぶりが見どころだ。 二人目は国際便初搭乗のCAだ。 彼女は鬼チーフから叱責され表舞台から姿を消すが、食いしん坊の能力により見事復活する。 三人目はグランドスタッフの女性。 出会いもなく退職を考えているが今回の危機を乗り越えさらに素敵な男性との出会いに恵まれる。 豪華キャスト、実力、実績ある監督が作ったとあってはすすめないわけにはいかない映画だ。 |
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■9月12日(日) 『アイ・アム・レジェンド』と『オーシャンズ13』映画の感想 「ロード・オブ・アルカナ」の体験版をやってみたら意外とおもしろかった。 ただ、炎神アグニのところで挫折したorz。 まあ、TF5しながらGEBを待ち、GEBをしながらモンハン3を待つことにしよう♪〜( ̄。 ̄) ■『アイ・アム・レジェンド〜I Am Legend〜』★★★ 10/09/12UP ウィル・スミス主演 2012年ニューヨーク、ロバート・ネビル博士(=ウィル・スミス)は愛犬のサムと荒れ果てたニューヨークに住んでいた。 なぜこんな状態になったのかは物語中盤で語られる。 博士の一日を追っていき少しずつ彼がなぜ一人なのかが明かされる。 バイオハザードの地球規模バージョンだ。 理性を失った凶暴な人間“ダークシーカー”が夜な夜な街を徘徊する。 エアフォースワンの上でゴルフの打ちっぱなしをしたりレンタルショップからDVDをレンタルしたりと一人の生活を楽しんでいるようにみえるが、ルーティンワークをしないと人間性を失ってしまうということなのだろうか。 タイトルどおり伝説の男となれるのかネビル博士の生き様をみんなでみよう。 ■『オーシャンズ13〜OCEAN'S THIRTEEN〜』★★★ 10/09/12UP ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、アル・パチーノ、マット・デイモン出演 ホテルを経営するルーベンが共同経営者になるはずだったバンク(=アル・パチーノ)に裏切られた。 病に倒れたルーベンの仇をとるためオーシャンたちはバンクのホテルに復讐する計画を立てるも高性能セキュリティ「グレコ」に苦戦する。 ついにシリーズも3作目、グレコを攻略するために資金を費やしたオーシャンたちはさらなる資金を得るため前2作の敵だったベネディクト(=アンディ・ガルシア)に助けを求める。 今回の作戦は前作と違って見事だった。 ヒロイン不在は痛かったが、あらゆる仕掛けを施しバンクのカジノをやっつけるメンバーをみるのは痛快だった。 続編はもうないそうなので見納めの作品だが見ておいて損はない出来となっている。 |
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■9月15日(水) 『ヤッターマン』映画と『IRIS』ドラマの感想 映画やドラマの感想が続いているが、HDDレコーダーの都合から早く消さないといけなくなった録りためた映画の感想を書き上げたということ。 感想を書かなければならない本は相変わらずパソコンの横に山積みされているorz タッグフォース5が発売されたら更新が滞ることは間違いないので今のうちに更新しておこうと思う。 ■『ヤッターマン』★★★ 10/09/15UP 櫻井翔、福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久出演 実写化成功文字通りヤッターマン 高田玩具店の息子ガンちゃん(=櫻井翔)はヤッターマン1号としてガールフレンドのアイちゃん(=福田沙紀)と共にドロンジョ一味と戦っていた。 4つ集めると力を発揮すると言われているドクロストーンを探していた海江田博士が失踪した。 娘の翔子ちゃんに助けを求められたガンちゃんたちはオジプト、南ハルプスでドロンジョ一味と対決する。 ドロンジョ一味のサギまがいの金儲け、メカ作り、ロボット対決、今週のビックリドッキリメカ、そしておしおきとお約束のパターンが見事に再現されている。 ヤッターマンたちの存在感が薄くなるぐらい悪役達のキャラメイクが成功している。 ボヤッキー役の生瀬勝久は超ハマリ役、「ポチッとな」など懐かしすぎる。 ドロンジョ役の深田恭子はセクシーコスチュームに入浴シーンとお色気担当を十分にこなしている。 あの胸を強調したコスチュームは世のお父さんがたの視線を釘づけにすること間違いない。 とはいえ、アニメを見ていない人がみておもしろいのかは疑問だ。 おすすめはドロンジョ一味のダンスだ。 前半にあるのでじっくりみよう。 ■『IRIS』★★★ 10/09/15UP イ・ビョンホン主演 韓国版24 韓国の諜報機関NSSに勧誘されたキム・ヒョンジュンとチン・サウは入局し、同じ女性チェ・スンヒを好きになる。 しかし、彼らの背後では軍産複合体アイリスという組織が暗躍していた。 韓国、北朝鮮にいるアイリスという組織とキム・ヒョンジュンの戦いみたいなもので、『24』のジャック・バウアーに見えてくるから不思議だ。 前半は恋愛シーンが続き、秋田でのロケが生かされているも中盤から後半にかけては怒涛の展開となっている。 放送されたやつを見たのでカットされたシーンが多いのだろう。 話についていくのがやっとだ(^^;; 音楽も非常にいい。 とくに「Love of IRIS」などサントラで何度も聞くほどのお気に入りとなった。 韓国ドラマ大好きのおふくろ曰く、「バラードの皇帝が歌っている」らしい。 韓国には皇帝さまがいるのね。 登場人物も個性豊かでドラマを盛り上げる。 ソンファのヒョンジュンへの恋などかなり応援していたのだが、妹的ポジションで落ち着いてしまったのが残念なところだ。 北朝鮮護衛部のパク・チョリョンも頼れる上司といった感じで渋くてかっこよかった。 スンヒの友人であり同僚でもあるヤン・ジョンイン室長はこのドラマでは一番の美人でヘアスタイルもコロコロ変わり魅せてくれる。 そして、アイリスの殺し屋ビックの存在感が一段とすごい。 彼とヒョンジュンの対決はおもしろかった。 決着のつき方がやや残念だったけどね。 結局のアイリスの一番の黒幕は明かされないまま終わった。 スンヒの父説、大統領の秘書の女性説が我が家庭では巻き起こった。 妹とおふくろがそれぞれ唱えていたが、明らかにするメリットが全くないのでどちらも違うことは明白だが、二人には黙っておいた。 『24』よりこっちを見ようとは言わないが、意外とハマるかもしれない作品だ。 |
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■10月21日(木) 『夢見る黄金地球儀』本と『ロスト・シンボル』本の感想 予告どおり、「遊戯王5'Ds タッグフォース5」にハマってしまい、更新ができなかった。 タッグフォース4からすると700枚近く増えているのでデッキの作りがいがある。 ようやくデュエリスト1を全キャラクリアした(※服装違いも)。 レアフィギュアはあと1個のところまできていて、カードの種類は4723種類。 クローザーフォレストなど4種類が配信されるのかなと思う。 今のところのお気に入りはドラグニティと覇魔導士アーカナイト・マジシャンのデッキだ。 ■『夢見る黄金地球儀』10/10/21UP 海堂尊 東京創元社 バブル景気の遺産で大騒ぎ 2013年平沼鉄工所の営業担当である平沼平介は社長である父豪介、経理担当の妻君子、そして息子の雄介と暮らしている。 ある夏の日、平介の前に大学時代の悪友ガラスのジョーこと久光穣治が現れる。 ガラスのジョーは平介に桜宮水族館にある黄金地球儀を盗もうという計画だった。 断るつもりだった平介だが、市役所の職員から黄金地球儀の警備責任者に命じられたこともあり、黄金強奪作戦に着手する。 医療物がほとんどだった作者が黄金強奪の話とはやや驚いた。 しかし、主人公の平沼平介はこれまでの主人公同様に貧乏くじを引かされるタイプで、海堂作品の主人公の性格が確実に踏襲されている。 平介をバックアップする組織4Sエージェンシーから、浜田小夜、牧村瑞人の二人が登場する。 ガラスのジョーに転機を与えるきっかけとなったのも書かれてはいないが、白鳥のことだろう。 これまでほどリンクはないものの、豪介親父など個性的なキャラクターが多数で物語を盛り上げる。 医療ものではないがおすすめの作品だ。 ■『ロスト・シンボル〜The LOST SYMBOL〜』10/10/21UP ダン・ブラウン Dan Brown 訳:越前敏弥 角川書店 フリーメイソンの秘宝 ラングドン教授のもとに親友でありフリーメイソンの最高位階のピーター・ソロモンから講演の依頼がくる。 首都ワシントンへ向かったラングドンだったが、講演会場は空で、ピーターの切り落とされた手が見つかる。 『天使と悪魔』ではヴァチカンを舞台に秘密結社イルミナティ、『ダ・ヴィンチ・コード』ではパリとロンドンを中心にシオン修道会、そして今回はワシントンD.C.を舞台にフリーメイソンの謎を中心に話が進んでいく。 主人公は象徴学者のロバート・ラングドン教授だ。 フリーメイソンの伝わるとされる古の神秘へ通じる門を探すようにピーターを拉致した人物から脅迫される。 アメリカの建国の歴史から考えるとワシントンにはたいした遺跡や謎がないと思っていたのだが、この本を読んでその認識が間違っていることがわかった。 そのあたりの蘊蓄はさすがで相変わらずの情報量である。 歴史の謎と最新科学の双方向から攻めるあたりが筆者のパターンなのか、純粋知性科学という聞きなれない学問の話まで出てくる。 これがまだすごく興味をそそられるが、ついていくのがやっとで難しすぎた。 事件解決後のラストの謎解きが前作までと違ってダラダラと長い気がするが、誤解を受けやすいといっているフリーメイソンのフォローが大変だったということだろう。 相変わらずの徹夜本なので当然必読の1冊である。 |
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■11月22日(月) 『おくりびと』映画と『イン・ザ・プール』映画の感想 10月後半に購入したゴッドイーターバーストにはまってしまい、更新を怠っていた。 前作より難易度は下がったものの、アバターカードにノーダメージクリア、ノーアイテムクリアの項目があり、やり込み度は上がった気がする。 ただ、発売時期が悪かったというほかない。 12月1日がMH3rdの発売日なのだから。 amazonで予約しようとしたら既にいっぱいの状態で、いつ購入できるやらといったところだ。 ■『イン・ザ・プール』★★★ 10/11/22UP 松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一出演 精神科医伊良部一郎の映画化 原作奥田英朗の精神科医伊良部シリーズの実写バージョンとなっている。 基になっている話は3つだ。 陰茎強直症の男(=オダギリジョー)に強迫症の女(=市川実和子)、そしてプールで泳ぐのがやみつきになった男(=田辺誠一)だ。 この三人の共通点は、主人公伊良部と関わる&これから関わるということ。 前の2人は伊良部にいいように振り回されている。 小太りの中年医師で陽性のキャラクターだった伊良部だが、松尾スズキが演じることによってやや陰性が入っている気がする。 原作と違うといわれれば少しずれている気がする。 露出狂の看護師マユミちゃんはただ立っているだけと、太ももを露にしたり谷間を強調したりするというサービスもない。 そこはグラビアアイドルを起用して入れるべきだったと思う。 三人目の話以外はほぼ原作どおりなのでファンの方は見てもいいのかなと思う。 ■『おくりびと』★★★★ 10/11/22UP 本木雅弘、広末涼子出演 納棺師のお仕事 チェロ奏者の小林大吾(=本木雅弘)は楽団が解散したのをきっかけに田舎に帰ることにした。 「旅のお手伝いします」という求人のチラシを見て面接に向かった大吾だったが、その仕事内容とは遺体を納棺するという仕事だった。 2009年のアカデミー賞受賞作である。 納棺師という仕事を妻に打明けられない大吾、この仕事を一生続けていけるのかと悩む場面もあるが、納棺という作業の荘厳さというか、厳粛さというのかとにかく静謐な雰囲気が彼を変えていく。 ますます表現がわからなくなっているが、劇中の挿入歌がすばらしい。 田舎の情景とよく合っているので必見の場面でもある。 死にかかわる仕事ということでHDDに入ったまま見ていなかったのだが、意を決してみてみると冒頭クスリと笑うことが出来るシーンもあるし、まったく飽きさせない作りでさすがアカデミー賞という作品だった。 幸か不幸か今まで、納棺師という人物を見たことがなかったので、大変興味深かった。 人間の最後の旅のお手伝いをする納棺師について描かれたこの映画必見だ。 |
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■12月2日(木) 『ソウルケイジ』本と『眠りの森』本の感想 新しい相互リンクのご紹介を。 映画っておもしろいですね。 紹介文より〜 映画情報のブログです。観たいDVDが思いつかないときのガイドにどうぞ。〜 11月も終わり2010年もあと1ヶ月となったΣ(゜□゜;) あいも変わらず感想はたまっていっている、早く世に放出しないといけない(._.;) 年末にかけて地上波で映画が増えるだろうし、更新を増やしていかないとと考えているo(´^`)o 目標は1日映画もしくは本の感想を1本書くこと。 だいたい1回の更新で2本だしているのでこれなら順調に更新できるはずだ 多分。 ( ̄ω ̄;) 顔文字の使い方も上手になろうっとo(・∇・o) ■『ソウルケイジ』10/12/02UP 誉田哲也 光文社 姫川玲子再び…(゜∇゜ ;) 高岡工務店のガレージに大量の血痕がみつかる。 そこにいつも駐車してある車が多摩川土手で見つかり中から男性の手首らしきものが見つかる。 行方不明となっている高岡賢一のものではないかとして捜査がすすめられるが…。 『ストロベリーナイト』に続いてということで前作は必読といいたいとこだが、そうでもない(._.;) 読んでいたらより楽しめるといえるぐらいだ。 竹内結子が演じるというから驚きだΣ(゚ロ゚;) 本編に話を戻そう。 前作ではガンテツこと勝俣が姫川と争っていたが、今回は日下という警部補が姫川と争う。 彼と姫川は犬猿の仲(※姫川が一方的に敵視している)で、勘に頼りがちな姫川と違い、一切の予断を許さない事実のみを基に捜査するというスタイルの人物だ。 機械のごとくたとえられるが、家庭を犠牲にしている点では少し人間くさい描写があり、彼の境遇にも同情する。 警察小説はあまり読まないほうだが、このシリーズの続編は読みたいと思っている。 ■『眠りの森』10/12/02UP 東野圭吾 講談社 若き日の加賀刑事とバレエ団殺人事件 風間という男が殺害された、殺したのは斎藤葉瑠子という高柳バレエ団の若手有望株のバレリーナ♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪。 正当防衛を主張する葉瑠子の供述どおり裏づけ捜査をすすめるが、その後バレエ団の演出家である人物まで殺害される。 捜査をすすめるのは刑事加賀恭一郎(・⊥・)だ。 バレエ団の華やかな印象とはうってかわった閉鎖的な社会に戸惑うも、一人のバレリーナに心惹かれるという悩み多き刑事( ̄へ ̄|||) となっている。 バレリーナの正当防衛の事件に始まる一連の事件の裏には高柳バレエ団の秘密があるのだが、これがとても複雑に感じられるが、種明かしされると意外と簡単な内容となっている。 簡単な事件を難しくみせる著者の力量には頭が下がる思いだが、注目すべきはバレエ団という組織のしくみだ。 バレリーナの知り合いなど全くいないのでさっぱり知らなかったが、大変な苦労があるとのことで、事件よりむしろそっちに興味(⌒^⌒)を持った。 加賀刑事の謎解きと恋の行方も注目だが、バレエ団というものも知ることができるのでおすすめの一冊だ。 |
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■1月28日(金) 『ナショナルトレジャー2』と『ブラザーズ・グリム』映画の感想 あけましておめでとうございますヾ(_ _。) モンスターハンターポータブル3rd、モンハンにハマってしまい、更新をさぼってた。 集会浴場、村のクエストは全部クリアし、残すは訓練所のクエストのみとなった。 残る勲章も最大、最小の金冠、フィールド20回、訓練所、武器収集といったところで意外と早く終わりそうな気がする。 村クエストの最後の「終焉をくらうもの」も何度も失敗したが、モドリ玉を使いまくったら意外とあっさりとクリアできた。 話はかわってカタールで行われているサッカーのアジア杯の準決勝vs韓国が熱かった。 とくにPK戦での川島のナイスセーブ、守護神ぶりはすばらしかった。 29日が楽しみだ。 ■『ブラザーズ・グリム〜The Brothers Grimm〜』★★ 11/01/28UP マット・デイモン主演 うそつき勇者たち 1796年のフランス支配下のドイツ、グリム兄弟は、各地の伝承を元に、詐欺まがいの怪物退治を行っていた。 ある森で少女たちが次々とさらわれる事件が発生した。 妹二人をさらわれたアンジェリカと共に永遠の命を持つとする魔女が住む塔へグリム兄弟は向かう。 合理主義の兄ウィル、おとぎ話が大好きなジェイク、ケンカしながらも魔女へ立ち向かう。 中世のヨーロッパに雰囲気がよく出ている。 森の焼き払いも魔女狩りと通じている。 グリム童話になぞらえたエピソードも随所にみられるが、アクション、ドラマ、ラブストーリーとどれをとってみても平均点を上回っているとは思えない。 魔女はたしかに美人だが、それだけをすすめるのも気がひける((+_+))。 ■『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 〜National Treasure: Book of Secrets〜』★★★ 11/01/28UP ニコラス・ケイジ、ジャスティン・バーサ、ダイアン・クルーガー、ジョン・ヴォイト出演 南軍の黄金都市を求めて ベン・ゲイツ(=ニコラス・ケイジ)の先祖トーマス・ゲイツの名がリンカーン暗殺者ブースの日記から見つかった。 汚名を晴らすため、ブースの日記をスキャンすると、暗号が表れる。 その暗号は、南軍を勝利に導いたかもしれない財宝のありかを示していた。 謎解きのスピードはすごいし、潜入する場所もスパイ顔負けのすごい場所になっている。 ただ、こんな暗号を作ったり、隠す努力をする前に財宝をうまく使えなかったの?と野暮なツッコミをしてしまうのは悲しい性だ┌|゜□゜;|┐ とにかく隠し方が尋常じゃない。 今回はベンの母も登場、父パトリックと激しくケンカするという必要性を感じない無駄なやりとりがある。 というわけで、観光名所めぐりとなっているので、謎ときより観光のつもりで見るべきである。 けっして野暮なツッコミをいれてはいけないのである(⌒^⌒)b |
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■3月1日(火) 『ストロングワールド』と『トイストーリー』映画の感想 新しい相互リンクのご紹介を サスペンス映画.Navi 紹介文より〜 サスペンス映画を専門に詳細なカテゴリに分け評価を行っているサイト〜 というわけで、2月はまったく更新しなかったわけだが、モンハン3にはまっていたからだ m(_ _;)m ゴメン!! イベントクエストがどんどん配信されているし、飽きることがない(⌒^⌒)b とりあえず、スラッシュアックス500回使用と、金冠集めをがんばりま〜す。 あと遊戯王も新制限が発表になったので、デッキを改良しないとね。 お気に入りのデブリ・ドラゴンが準制限になったからなぁ(・_・)...... ■『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』★★★ 11/03/01UP 声の出演: 田中真弓、竹中直人 偉大なる航路を航海中の麦わらの一味たちに故郷東の海の島が襲われているというニュースがとびこんでくる。 東の海を目指すことにしたルフィたちのまえに伝説の海賊金獅子のシキが姿を現す。 原作者の尾田栄一郎氏が製作総指揮ということで画は漫画と一緒なので安心して見ることができる。 また、原作の中でも触れてあった空飛ぶ海賊金獅子が登場するということでこれまでのワンピース映画のなかでも原作の関わりが非常に深い。 麦わらの一味が冒険する浮遊島のダフトグリーンとIQの設定は非常に興味深く貴重な資源を独占しがちな先進国を皮肉ってあるのか( ̄_J ̄)ん? また、島に生息する動物たちもユニークかつおもしろいデザインのモンスターとなっていて、これぞワンピースというのを感じさせてくれる(>_<") 2時間半では収まりそうにないほどのスケールなのでどうせなら原作の中でじっくり書いてもらってもよかったかなと思う。 最後にギア2ってアニメーションにするとあんなにかっこいいとは思わなかった (ノ゜凵K)ノ!! ■『トイストーリー〜Toy Story〜』★★★ 11/03/01UP 声の出演 トム・ハンクス カウボーイのおもちゃであるウッディは、アンディのおもちゃたちのリーダー。 アンディのおもちゃたちは、アンディにおくられるプレゼントの中身を気にしていた。 もらったプレゼントは、スペースレンジャーのバズ・ライトイヤーだった。 この映画ではおもちゃが主役で、彼らはなんと生きているΣ(`□´/) フルCGなのでまったく時代を感じさせない映像となっている。 ウッディの複雑な感情は人間社会を皮肉っているので非常に興味深い。 人間もおもちゃも自分より上の存在を認めたくないのだ(・_・;) おもちゃたちが大活躍するというからたいしたことはないと思っていたが、これがなかなかハラハラどきどきの展開で、とくにアンディの隣の家に住むおもちゃ殺しのシドとの対決などのシーンがよかった。 |
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■3月19日(土) 『カッコウの卵は誰のもの』と『白銀ジャック』本の感想 東日本大震災には驚いたΣ(゚ロ゚;) テレビの映像など映画かと思われる迫力だ。 話はかわって、遊戯王タッグフォース5の制限リスト更新にはまいった。 デブリ・ドラゴンが準制限カードになったことと月の書、オネストの制限カード化だ。 デッキの見直しが迫られた。 モンハンはぼちぼちといったところ、とりあえず、武器作りの真っ最中だ。 アルバトリオンの武器がほしいのでアドホックパーティーで仲間を募っているところだ。 今日は東野圭吾氏の本の感想を2冊。 ■『カッコウの卵は誰のもの』11/03/19UP 東野圭吾 光文社 運動に適した遺伝子パターン 緋田宏昌はかつてアルペンスキーでオリンピックに出場したことがある男で、現在はジムのインストラクターだった。 彼の娘風美はアルペンスキーの期待のホープで、この親子に目をつけた柚木は、運動に適した遺伝子の研究に協力してくれるよう緋田に頼み込む。 そんなときに、風美のW杯への出場をやめさせろという脅迫状が送られてくる。 表題どおり、この卵は風美のことを指している。 実は、緋田の娘ではないということがわかり、事態は急展開する。 遠征中に妻が出産したと思っていた宏昌だったが、実は流産していて、風美は実の娘でないと知りつつ育ててきた。 遺伝子でスポーツ選手の能力がある程度決まるというのはなんとなく、納得がいく。 レ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/) 作中にもあった100mの決勝には黒人ばかりなのがその証拠だろう。 そのうち機動戦士ガンダムSEEDみたいに人間の遺伝子組み換えなんてのもあるかもしれない。 …o(;-_-;)oドキドキ そういう遺伝子研究に携わっている柚木がもう一人の主人公で、風美の警護や脅迫事件の調査、そして緋田と密接にかかわっている。 才能を見出されることはすばらしいように思えるのだが、要は人の考え方次第ということだろうか、そんなことも考えさせられる一冊である。 |
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■4月13日(水) 『マリアビートル』と『アリアドネの弾丸』本の感想 今日はお気に入りの作家伊坂幸太郎と海堂尊の本の感想をアップする。 ■『マリアビートル-MARIABEETLE-』11/04/13UP 伊坂幸太郎 角川書店 『グラスホッパー』の続編 『グラスホッパー』の事件、業界で有名だった寺原親子が殺されてから6年がたっていた。 東京駅にいたのは、息子の復讐のため新幹線はやてに乗り込む木村雄一。 その木村の息子をデパートの屋上から落とした中学生王子慧。 簡単な仕事を依頼されたなんでも屋の七尾。 峰岸氏の息子奪還と護送の仕事中の殺し屋コンビ蜜柑と檸檬。 盛岡へ向かう東北新幹線はやての中で事件がおきる。 この4人の印鑑で章が分かれている。 前作の主人公鈴木も一乗客として登場する。 サブ的に押し屋、そして鯨、蝉も名前だけ登場する。 相変わらず登場人物たちの会話は愉快で楽しい。 魅力的なキャラクターがそろっている。 とくに殺し屋コンビ蜜柑と檸檬が機関車トーマスを使ってやりとりするところがとてもいい。 檸檬のトーマス人物評など秀逸だ。 中学生の王子の世の中の見方というのも参考になる。 彼が質問する「なぜ人を殺してはいけないのか」に答える大人たちの答えにも注目だ。 自分ならなんと答えるだろうか。 元殺し屋木村はアルコール中毒で、お酒が手放せなかったのだが、息子の重体を機に断酒した。 アル中は飲んだら終わりという台詞が生々しい。 そしてツキのない便利屋七尾は、仲介してくれる真莉亜との会話がおもしろい。 七尾の失敗談を読むと笑える(>_<) この話の舞台が新幹線の中だけあって臨場感があるΣ(゚ロ゚;) 映画化も十分可能だと思う。 ■『アリアドネの弾丸』11/04/13UP 海堂尊 宝島社 東城大学医学部付属病院で殺人事件 病院長室に呼び出された田口医師、彼にある辞令が渡される。 それは、今度設立されるエーアイセンターのトップ、センター長への昇進だった。 今度の舞台は、東城大学の画像診断ユニットでエーアイセンターが中心となっている。 そして、殺人事件の解決に田口&白鳥コンビが奔走する。 『イノセント・ゲリラの祝祭』以来ということで、宝島社からしかこのコンビの本は出ないのだろう。 今回もオールスターに近いキャストでこのシリーズのキャラクターが多数登場しているΣ(゚ロ゚;) 田口と白鳥を軸に、警察サイドには無声狂犬こと斑鳩、桜宮一族の生き残り小百合、そして、スカラムーシュ彦根とこれまでシリーズで張ってあった伏線が少しだけ回収されている。 今回ショスタコーヴィチという作曲家が出てくるのだが、この著者は音楽家をよく変えている気がする。 音楽にあわせた作品作りなんだろうか。 それはともかく、田口&白鳥コンビがやってくれるのでシリーズファンは必読の一冊だ。 気になったところは、エーアイセンター建設予定地だ。 そこを視察した高階病院長の言葉は、おそらく『ブレイズメス1990』のスリジエハートセンターのことを言っていると思うのだが、そのあたりも出版してほしいところだ。 東城大がエーアイセンターを建設することになったのだが、センター長に任命されたのが、田口という意外な人選。 センター長が画像診断のことを知らないのはまずいということで、島津と親しい技術者友野くんが解説してくれるのだが、その友野くんが死体で発見される。 死因不明の事故死と判断されるが、彼の死は東城大の危機の序章にすぎなかったのだ。 難しい用語や言い回しが多いが、物語にひきこんでいく腕は相変わらずで続きが気になるすばらしい一冊だ。 |
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