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■『ウォーターボーイズ〜WATER BOYS〜』★★★★★
妻夫木聡主演
〜あらすじ〜
転任してきた女性教師からシンクロをやってみるように勧められた鈴木(=妻夫木聡)たちは、文化祭でのシンクロ公演を目標に練習に打ちこむ。
シンクロにかける高校生のひと夏の熱いドラマを描いた映画。
足がつくプールでのシンクロだが、女性のシンクロとは違い、力強さがある。
シンクロにいたるまでの水族館での特訓など笑えるところがたくさんある。
圧巻なのはラストのシンクロ。
こればっかりは1度みてもらいたい。
「あなたのとりこ」などをBGMにしたシンクロは何度見ても感動する。
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■『ウォルター少年と夏の休日〜Secondhand Lions〜』★★★★ 05/04/13UP
マイケル・ケイン、ロバート・デュヴァル、ハーレイ・ジョエル・オスメント出演
〜あらすじ〜
母メイが速記学校にいる間ウォルター(=ハーレイ・ジョエル・オスメント)は二人の伯父のもとに預けられる。
破天荒な伯父達とウォルター少年の共同生活を描いた映画。
甥の存在を煙たがるが、少しずつ心を開いていきます。
伯父達が話す過去の武勇伝が嘘なのか本当なのかとても気になる。
男らしい結末に自分もああいうふうに生きてみたい衝動にかられた。
ウォルター少年を演じるオスメント君が、幼さの残るあの顔でこの先仕事があるのか心配だ。 |
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■『宇宙戦争〜WAR OF THE WORLDS〜』★★ 06/02/23UP
トム・クルーズ主演
事前調査不足
〜あらすじ〜
レイ・フェリアー(=T・クルーズ)は、別れた妻から息子娘を預かる。
その日、世界中で異常気象が発生し、落雷が続く。
そして地面の中からトライポッドと呼ばれるマシーンが登場。
宇宙戦争というぐらいだから、ミレニアム・ファルコン号とかエンタープライズ号、プラズマ砲とか核兵器がバンバン登場するもんだと思っていたが、ふたをあけてみればただの人類虐殺だった。
ひたすらの逃亡劇で、人間の醜い部分丸出しの映画だ。
『マイノリティ・リポート』も同じ逃亡劇だったが、一方的にやられているため話のベクトルは完全に違う。
悲壮感漂う街並み、絆を強くする父娘、圧倒的な強さを誇るトライポッドと映像的には文句なしだが、いかんせんまさかの最後。
まさかの微生物オチ。
100万年前から地球を観察しときながら、何をやっているんだと。
国産ロケットの打ち上げ失敗よりイタイ宇宙人たち。 |
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■『海猿』★★★★ 05/08/18UP
伊藤英明、加藤あい出演
猿に失礼な露出狂たち
〜あらすじ〜
主人公仙崎(=伊藤英明)はダイブマスターの資格を持っていて、訓練生の中でも優秀なほうなのですが、訓練生の中でも能力の劣る工藤(=伊藤淳史)と組むことに。
14名の海上保安官が潜水士になるための厳しい訓練を受け、成長していく過程を描いた映画です。
二人一組でそれをバディと呼ぶわけですが、このバディが映画の中でも非常に重要な意味を持つことになります。
コメディ部分とシリアスなドラマ部分がうまく組み合わせてあり、海上保安官という仕事に憧れます。しかし、いろいろとツッコみたいところがあるので、そのへんを書いていきたいと思います。
まず、潜水士の訓練を受けることができるのは全国の海上保安官の中の1%らしいのですが、海猿と呼ばれてます。タイトルにもなってますね。
エリート中のエリートなんですが、その人たちをつかまえて海猿はないでしょう。と思いましたが、しかし、映画を見ると納得しました。むしろ猿が名誉毀損で訴えてもいいと思います。
潜水士の訓練がほとんどなので、露出が激しいです。かといって男ばかりというわけでもなく、サービス精神旺盛です。といってもやっぱり8:2で男の体の露出が多いです。
セクハラに近いケツ丸出しの海猿軍団は、露出狂の素質が高いものから集められたのかもしれません。
そう、何を隠そう海猿の正体とは露出狂への可能性を秘めた潜水士たちだったのです。 |
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■『海猿 LIMIT OF LOVE』★★★★★ 07/05/18UP
伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎、石黒賢出演
さらば仙崎大輔
〜あらすじ〜
第十管区海上保安本部機動救難隊所属になった仙崎(=伊藤英明)は、大型フェリーの座礁現場へ急行する。
ようやくこの映画までたどりついた。
土曜プレミアムを録画してから、夕方の再放送をみて、やっとみることができた。
率直な感想として、これは映画『海猿』、ドラマ『海猿』のまとめにふさわしい内容だったといえる。
海上保安官の仕事、潜水士の鉄則、救難現場の真実と見事なまでに見せてくれたと思う。
★★★★★は『海猿』全体の評価だ。
圧巻だったのは、第9話だ。これは涙なくしてはみられない回だった。
矢吹の復帰、吉岡の合格、仙崎の復活と正直泣いた。
ドラマを観る暇がないという方に、ドラマ『海猿』の内容を説明する。
・仙崎は、巡視船「ながれ」の勤務につく。
・バディは池澤真樹(=仲村トオル)。
・潜水チームの隊長がこの映画で総指揮をとった下川(=時任三郎)だった。
・吉岡(=佐藤隆太)は潜水士ではなかった。
・恋人環菜(=加藤あい)との仲は二転三転しながらも着実に進んでいく。
・吉岡、潜水士になるため呉へ(映画『海猿』の舞台)。
・池澤、撃たれ死亡。
・吉岡が仙崎のバディになる。
・「ながれ」廃船。
・下川、潜水士をやめ陸上勤務へ。
いざ羅列してみると、下川の存在価値が下がるくらいで、ドラマをみなくてもよさそうではある。 |
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■『海の上のピアニスト〜THE LEGEND OF 1900〜』★★★★★ 04/10/27UP
ティム・ロス主演
〜あらすじ〜
客船ヴァージニアン号はヨーロッパとアメリカを行き来する客船で、一回の渡航で2000人が乗り降りしていました。新世紀間近の1900年、船に置き去りにされた赤ん坊は石炭焚きの男に拾われ、1900(ナインティーンハンドレッド)と名づけられ、船内で育てられます。
名ピアニストである主人公は船からおりることをためらいます。外の世界はピアノの鍵盤と違って限りがなく、演奏する、つまり生活していく自信がないといいます。ひきこもりに近い感じもします。
劇中でのピアノパフォーマンスがすばらしかったです。
揺れる船の上でピアノの固定器具を外しての演奏のシーンはとくに最高でした。このシーンを思いつくなんて天才としか思えません。このシーンは必見です。 |
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