咆哮と彷徨の記録




■『オーシャンズ11〜OCEAN'S ELEVEN〜』★★★★



ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン出演

〜あらすじ〜

ラスベガス最大のカジノの売上金に目をつけたダニー・オーシャン(=G・クルーニー)は仲間を集める。

豪華キャストによる映画だが、ギャラはかなり安く気楽に作った映画だそうだ。

スリのプロ、潜入カードディーラー、ハッカー、軽業師ら総勢11名のメンバーでカジノ強盗の計画を立てる。

これがなかなか適材適所で、気楽に作ったとは思えないほど凝ってあった。

序盤でラスティ(=B・ピット)が金持ちのボンボンにポーカーを指導していたシーンが一番好きだ。

■『オーシャンズ12〜OCEAN'S TWELVE〜』★★ 05/02/27UP



続編で、前作のキャスト、設定を引き継いだ泥棒アクション。

〜あらすじ〜

前作から3年“オーシャンズ11”のメンバーの前にベネディクト(=アンディ・ガルシア)が現れ、オーシャンらがベネディクトのカジノから盗んだ1億6千万ドルと利子3年分の返還を要求してくる。

前作にはなかった泥棒同士の隠語が多用されていて、解説もなくよくわからなかった。

ストーリーもたいして盛り上がらなかったし、前作でみせた華麗な盗みもなくが正直がっかり。

適当に作った感じで、役者の演技と話の内容に大きな溝があったように感じた。前作以上に豪華キャストだったが、おもしろさは前作の半分以下。

数少ない映画館で見た映画なのに。

■『オープン・ウォーター〜open water〜』★ 06/04/22UP



ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス出演

スキューバ・ダイビングの営業妨害

〜あらすじ〜

ダニエル(=D・トラヴィス)とスーザン(=B・ライアン)を休暇を利用してスキューバダイビングへ。

船員らの勘違いから海に取り残されることに。

ひたすら海に漂う二人を映した90分もない映画。

『ジョーズ』とひとくくりにできる映画だと思うが、正直製作者サイドが何を考えてこんな映画を作ったのかよくわからない。

ある意味リアリティのある怖さを追求したともいえるが、ひたすらオーシャンビューは飽きること必至。

海に漂うを二人の心境の変化、海の変化、海中生物と、盛り上がりにかけるのが残念。

しかも、スキューバダイビングのインストラクターたちの職務怠慢ぶりにはあきれるばかり。

海に漂いたい、海だけみたい、インストラクターのまぬけっぷりを見たいというかたはどうぞ。

■『オールド・ボーイ〜OLDBOY〜』★★★☆ 05/09/05UP



チェ・ミンシク主演

〜あらすじ〜

オ・デス(=チェ・ミンシク)は留置所帰りに誘拐され15年間監禁される。

そして誘拐場所近くのビルの屋上で解放され、復讐を決意する。

15年間もの間不当に監禁された男の復讐劇。

ただ、最初はオ・デス本人にも監禁された理由がわからない

まずは監禁場所の捜索から開始。

それは、食事で出された餃子の味を手がかりに探し当てる

「美味しんぼ」の山岡士郎かお前は!

つきとめた場所は監禁ビジネスをしていたところで、金をもらって監禁していた。

つまり監禁を依頼した真犯人が他にいる

そいつとオ・デスの対決が一番の見所なわけだが、とても複雑な復讐劇なんで衝撃のラストというのはこの映画にふさわしいといってもいいだろう。

オ・デスの内面を深く描きながらもサスペンス・アクションとしてのレベルもかなり高かった。

ただ、グロいシーンが多く、もう1度見たいとは思わない。

音楽を担当したのは『冬のソナタ』でヨン様のかわりにピアノを弾いたイ・ジスさんだそうだ。

犯人イ・ウジンの目的は姉イ・スアとの関係をばらし、想像妊娠までさせたオ・デスへの復讐だったわけだが、これって「るろうに剣心」の縁編に似てる。

■『オクトパス』★★ 04/10/29UP



〜あらすじ〜

テロリストを米国に護送するため、新米のCIAエージェントがその任にあたる。

学者も乗艦していて悪魔の目と呼ばれる海域が存在すると話す。

タイトルから想像出来るように、突然変異した巨大タコが登場するモンスター・パニックムービー。

巨大くらげも増えているようなので、案外実在するかもしれない。

いたら地球温暖化どころじゃない。

退屈しのぎにみたわけだが、感想のかきようがない。

タコはでかすぎてよくわからないし、2時間弱の怪物退治にストーリーは必要ない。

どこで評価したのかというと、モンスター殿の迫力、ビジュアル、声などを含めたインパクト。

いうまでもなくタコにこれらのことを求めるのは酷だ。

■『踊る大捜査線 The Movie 史上最悪の三日間』★★★★★



織田裕二主演

〜あらすじ〜

人気テレビドラマの劇場版。青島(=織田裕二)ら湾岸署のメンバーが接待したゴルフの帰りに副総監が誘拐される。

また、湾岸署管内で溺死体があがり、胃袋の中からくまのぬいぐるみが出てくる。

警察上層部と現場の刑事の考え方の違いをこれほど露骨に描いた映画はないと思う。

3の製作が決定したので、そのときまた放送されると思うのであらためて感想を書く。

■『踊る大捜査線 The Movie2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』★★★★★



〜あらすじ〜

前作から5年後、観光スポットと化したお台場を舞台に殺人事件がおきる。

警視庁初の女性管理官が捜査の指揮をとることに。

謎の吸血鬼、家族ぐるみでのスリ犯、署長の不倫メール事件も絡んできて踊るメンバーは大混乱。

そして、あのトレードマークである緑のコートの秘密が明かされる。

犯人捕まえたんなら、レインボーブリッジ封鎖しなくてもよかったのでは?

■『オペラ座の怪人〜THE PHANTOM OF THE OPERA〜』★★★ 06/01/16UP



ジェラルド・バトラー主演

仮面に隠された想い

〜あらすじ〜

1919年パリ、オペラ座のオークション会場で怪人事件のシャンデリアが修復されて登場する。

そして時は遡り、1870年へ。

オペラ座の新たなオーナーとなったラウル(=パトリック・ウィルソン)は、幼友達だったオペラ座寄宿生のクリスティーヌと恋に落ちる。

ガストン・ルルー原作の名前だけなら誰でも1度は聞いたことがある名作ミュージカル。

『金田一少年の事件簿』でも同名の事件があったと思う。

個人的には堂本剛くんの金田一少年が好きだ。

この映画『シカゴ』、『ムーラン・ルージュ』と同じカテゴリに入ると思う。

とにかく歌う。

ミュージカルやオペラはそういったものだと自分に言い聞かせながら観たが、話がなかなか進まないのでイライラした。

話の核となっている人物はオペラ座の怪人ことファントム(=G・バトラー)。

仮面を集める趣味がおありのようで、狙うはポスト赤い彗星

そしてイケメン金持ちのラウル、オペラ座寄宿生のクリスティーヌ

表向きはファントムとクリスティーヌの悲しい恋物語の様相をみせていますが、純粋そうなクリスティーヌに騙されてはいけない

たとえるなら『冬のソナタ』のユジン。

純粋キャラを押し通すけれども随所に計算高い行動が見られる。

それでは、クリスティーヌの悪女ぶりを暴いていく。

まず、二股。

イケメン金持ちラウルと歌の教師ファントムを天秤にかけている。

ファントムを誘惑するさいは‘音楽の天使’と呼び、歌を教えてもらっていた。

おかげで見事主役の座を射止めた。

父親の話まで持ち出してたいした策略家だ。

音楽の天使と呼ばれて有頂天になるファントムが哀れだ。

そして幼なじみであり、イケメンであり、金持ちのラウルに鞍替え。

しかし、歌のレッスンの誘惑に負け、両方と付き合うことに。

話は進み、ファントムとラウルは剣を交える。

ラウルがファントムを殺しそうになったとき、クリスティーヌは止めた。

保険のために。

ファントムをキープしつつ、ラウルをゲットするクリスティーヌの鮮やかな手並み。

クリスティーヌに翻弄された二人の男、とくにファントムの不幸っぷりには同情する。

がんばれ、ファントム!
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