咆哮と彷徨の記録




■『カーズ』★★★★★ 10/05/12UP



古き良き時代の名残

ライトニング・マックイーンは、新人レースカーで、もしピストンカップを制すれば、今年の総合王者というところまできていた。

そのピストンカップでは異例の3台同着で1週間後再レースとなった。

再レース会場のカリフォルニアへ向かったマックイーンだったが、アクシデントでトレーラーから放り出され、ルート66沿いの町ラジエータースプリングスに迷い込む。

高速道路ができたせいでにぎわいをなくしてしまった町に自己中心的で一匹狼の新人レースカーがやってきてかわっていくというストーリーだ。

一匹狼主人公が他者とのコミュニケーションから絆のすばらしさに気付くという普遍的なストーリーだが、車で表現されているところが珍しい。

アニメーションとは思えないクォリティの高さで、レース場では小石を巻き上げるところまで再現されている路面がとてもリアルだ。

車に目があって不自然かと思いきや表情が豊かで違和感なし。

ラジエータースプリングスの個性的なメンバーとの関わりは、最後のレースでも活かされていてすばらしい。

忙しすぎる現代人に他者との関わりや絆の大切さをさわやかに伝えてくれるkの作品は文句なしの★★★★★。

お気に入りのセリフは、「あるじいちゃんレーシングカーが言ってたんだ、あんなの(※優勝カップ)ただの置物だって。」

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■『ガール・ネクスト・ドア〜THE GIRL NEXT DOOR〜』★★★ 05/05/28UP



エリシャ・カスバート、エミール・ハーシュ主演

〜あらすじ〜

高校卒業間際のマシュー(=E・ハーシュ)は大学進学も決まり、あとは奨学生選考スピーチを控える真面目な高校生。

そんな彼の隣にダニエル(=E・カスバート)が引っ越してくる。

コメディーだと思っていたが、シリアスなドラマ部分に適度のコメディ要素がちりばめられている本格的なラブコメ。

家族でみるには恥ずかしい題材だが、下品な印象は全くない。

むしろ主演二人の魅力を引き出した演出がとてもよかった。

『24』大ファンなのでキム役のE・カスバートがどんなキャラクターを演じているのかに焦点を当てていた。

主人公だけあって登場シーンも多く、役柄上メイクも濃かった。

また、惜しげもなくセクシーな下着姿を披露してくれてとても得した気分。

こんなにスタイルがよかったとは思わなかった。

もう一人の主人公を演じるエミール・ハーシュが誰かに似ていると思っていたんですが、ジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』,『愛しのローズマリー』)に雰囲気がそっくり。

■『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』★★ 10/02/05UP



松本潤、長澤まさみ、阿部寛、椎名結平出演

和製ダースベイダー現る!

炭鉱夫の武蔵(=松本潤)、新八(=宮川大輔)は爆発の騒ぎに乗じて炭鉱を脱出した。

彼らは休憩していた小川のほとりで秋月の軍資金を見つける。

なんだかんだで秋月の侍真壁六郎太(=阿部寛)に捕まった二人は報酬とひきかえに軍資金を早川領まで運ぶ手伝いをすることになる。

黒澤明の名作のリメイクらしいが、詳しくは検索してくれ。

リメイクファンのために作られたせいか、旅がよくわからなかった。

なんでわざわざ敵地を通って?と思ったがそこが手薄だからということらしい。

しかし、山名の侍たちはなぜか他の国と他の国(※映画では秋月と早川)の国境を厳重に警護しているが、戦争している自国と秋月の国境は無防備というダメっぷり。

タイトルの三悪人もあと二人がわからなかった。

一人は鷹山形部(=椎名結平)改め和製ダース・ベイダーとしてあとの二人はどこに?

この黒仮面は、1958年版をジョージ・ルーカスが参考に『スター・ウォーズ』を作ったから、そのお返しなんだろうか?

見どころはめがねなしの宮川大輔の演技、コメディ部分を一人で担当している。

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■『華氏911〜Fahrenheit 9/11〜』★★★ 05/03/24UP



監督・製作・脚本マイケル・ムーア

ブッシュ政権を強烈に批判しているドキュメンタリー作品。

『ボーリング・フォー・コロンバイン』で一躍有名に、そしてこの作品で2004年の大統領選挙にいろんな意味で貢献したマイケル・ムーアの映画。

辛口でユーモアたっぷりの発言はとても好感が持てた。

といっても前作ほど露出が少ない。

この映画で完全に悪者扱いされているブッシュ大統領がよく再選できたなぁというのが率直な感想。

政府からメディアへの圧力、世論操作を問題視しているところは相変わらず。

これだけ強烈に批判する姿勢には尊敬の念を抱かずにはいられない。

その年1年の最低映画賞を決めるゴールデン・ラズベリー賞の主演男優賞と助演男優賞をブッシュ大統領とラムズフェルド国防長官が受賞した。

■『カッコーの巣の上で〜ONE FLEW OVER THE CUCKOO’S NEST〜』★★★ 05/11/07UP



ジャック・ニコルソン主演

〜あらすじ〜

更生農場から精神鑑定のため精神病棟に移されたマクマーフィ(=J・ニコルソン)。

彼は、68日で退院できると思いバカをやるんですが・・・。

マクマーフィが来たことで精神病棟の患者たちは少しずつ変わっていく。

『17歳のカルテ』おじさんバージョンといったところ。

しかし、主人公であマクマーフィは、自身のアホさ加減をさらすことに手抜きがない

@ 実は、拘束期間は決められておらず、病院側の判断に任されていること。

A せっかく脱走したにもかかわらず、患者と共に海釣りへ。

B 監視を買収し、簡単に脱走できたのに、朝までどんちゃん騒ぎし、手痛い罰をくらう。

一時の感情に任せて行動し、失敗する典型例。

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■『仮面ライダーアギト−PROJECT G4−』★★★



平成ライダー第2作目。賀集利樹、要潤出演

アギト、ギルス、G3‐Xの3人のライダーの活躍を描いている。

アギト、ギルスは超能力で変身するライダーだが、G3‐Xは、氷川誠(=要潤)が強化スーツを装着したライダー。

〜あらすじ〜

アンノウン(闇の青年が生み出す怪人たち)に対抗するべく氷川の上司小沢が新たな強化スーツを設計する。

それがG4でそのデータを盗まれてしまう。

劇場版の主題歌をウルフルズが担当。

中身をあんまり覚えてないが、G4の装着員がおっさん。

イケメンライダーの流れに逆らった配役は失敗。

G4のデータを盗む女性を小沢真珠さんが熱演。

藤岡弘さんも登場する必要のない偉い人役で出演。

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■『仮面ライダー龍騎−EPISODE FINAL−』★★★



平成ライダー第3作目。須賀貴匡、松田悟志出演

カードデッキを使って変身する仮面ライダーで、ミラーワールド(鏡の中のもう一つの世界)を舞台に13人の仮面ライダーが登場する。

変身もカードなら武器や技もカードを使用している。

勧善懲悪が基本的なテーマだった今までの仮面ライダーの中で、ライダー同士が戦い、最後に勝ち残ったものが願いを叶えることができるという珍しいストーリー。

人間の醜い部分が丸出しで、子どもの社会勉強には良かったと思う。

そのため、ジャーナリストの卵、フリーター、刑事、悪徳弁護士、凶悪犯、大学生、手品師、社長といった様々な職業の登場人物がライダーに変身する。

劇場版は、ライダーデッキを作った神崎士郎が残ったライダーを集め、戦いを急かすところからはじまる。

終始シリアスな展開で、仮面ライダーとCGモンスターの連携によるバトルはかなり迫力がある。

加藤夏希が初の女性ライダーで出演。

アギトの出演者もさりげなく登場。

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■『仮面ライダー555(ファイズ)−救世主伝説(パラダイス・ロスト)−』★★★



平成ライダー第4作目。半田健人、泉政行出演

専用の携帯電話に555の数字を入力し変身ベルトに装填し変身する仮面ライダー。

ファイズ(555)、カイザ(913)、デルタ(333)のベルトがある。

怪人体と人間体の姿を使い分けるオルフェノクが存在し、ベルトを狙って主人公達と戦う。

劇場版はテレビシリーズとは基本的に異なった世界で、オルフェノクが大半を占めるという時代。

残った人間たちはレジスタンスを組織し、救世主ファイズの復活を待つ。

新しいライダーサイガ(315)とオーガ(000)が登場。

ファイズアクセルフォーム、ブラスターフォームとのバトルはとてもかっこよかった。

救世主伝説っていうのはかなり大げさだが。

速水もこみちくん出演。

もこみちくんの演技がひどすぎる。

エキストラ数がギネス記録に。

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■『仮面ライダー(ブレイド)−MISSING ACE−』★★★



平成ライダー第5作目。椿隆之、森本亮治出演

龍騎と同じく、カードで変身し、カードを使って戦う仮面ライダー。

一万年前に封印されたアンデッドが解放され、アンデッドをカードに封印する仮面ライダーという職業の主人公の話。

封印したカードには、トランプの柄と数字が記され、そのカードを使って変身し戦う。

アンデッドを封印してしまえば主人公の剣崎一真(=椿隆之)は失業なわけですが、その驚愕の事実に気付かずアンデッドと戦う。

スペードのAで変身するのが主人公のブレイド、クローバーがレンゲル、ダイヤがギャレン、ハートがカリスです。

カリスはジョーカーだった。

テレビシリーズの最終回後4年後の世界で、封印した53枚のカードのうち半数のアンデッドの封印がとかれてしまう。

ライダーとして戦えない剣崎たちにかわり、新しいライダーが登場。

冒頭のブレイドvsジョーカーの雨のシーン(ものすごい雨)を背景にしたバトルがとてもかっこいい。

平成ライダーの映画のなかで一番好きなシーンといえばここだ。

そしてブレイドは技を繰り出すさい5枚のカードを使用するが、5枚ということでポーカーの役が技名になっている。

ポーカーを知らないちびっこには説明が大変だ。

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■『仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼』★★ 05/10/06UP



平成ライダーシリーズ第6作目。細川茂樹主演

完全新生を掲げ、仮面ライダーのデザインを全く持って無視した響鬼。

自分の中では平成ライダーの中でも1,2を争うお気に入り。

太鼓とバチを武器にした鬼という設定が渋くてかっこいい。

ストーリーも落ち着いた雰囲気が漂っている、第29話まではね。

劇場版のあらすじは、魔化魍オロチの攻撃を受け負傷したヒビキ(=細川茂樹)。

明日夢は彼をフォローするためオロチについての情報を求め、古文書を調べる。

そこに明日夢の文字があって・・・。

戦国時代、魔化魍オロチに生贄を捧げる村があり、明日夢はそこに住んでいた。

彼の幼馴染ひとえ(=森絵梨佳)が次の生贄に選ばれる。

ひとえを救うため魔化魍と戦っている鬼を探しに旅に出る。

今回のゲストライダー、つまりゲスト鬼は4人。

西鬼(にしき)は虎のデザインで音撃武器はシンバル

煌鬼(きらめき)は金の鯱のデザインでトライアングル

羽撃鬼(はばたき)は横笛

歌舞鬼(かぶき)はその名のとおり。

ツッコみを入れてくれと言わんばかりのデザイン。

彼らの描写はかなり少なかった。

肝心の中身だが、完全新生の響鬼の内容からいって、演出が露骨だった。

落ち着いた雰囲気、みなまで言わない大人のライダーが魅力だったのに、余計な小細工が多かった。

ひびきとたけし(=小泉孝太郎)のエピソードをじっくり描いてほしかったことはいうまでもない。

ゲスト鬼に時間を割いた分中身が薄い内容になってしまっていた。

まぁ、子供向けなんでこのレベルでも十分だと思うが。

テレビの響鬼は思春期の子どもに訴えかける感じだが、劇場版は小学校低学年まで年齢層を広げている。

期待したものが大きかった分、評価はきびしく、★★で。

安倍麻美、ほしのあき、陣内智則出演。



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■『仮面ライダーTHE FIRST』★★★ 07/04/26UP



黄川田将也主演

〜あらすじ〜

城南大学大学院生の本郷猛(=黄川田将也)は水にみられる結晶についての研究をすすめていたが、秘密結社ショッカーの蝙蝠怪人に襲われ、改造人間の手術を施されホッパーとして生まれ変わる。

オリジナルの仮面ライダー1号、2号を全く知らないのだが、噂に聞く悲劇のヒーローというより奥手のヒーローだった。

昭和ライダーは強引さが売りだと思っていたが、強引なのは話だけだった。

原色を使いまくりの平成ライダーたちと違って、闇にとけこむダークブルーと深緑のライダー姿はとてもかっこよかった。

明らかに戦闘に邪魔なマフラー(?ネクタイ?)もおしゃれだ。

特筆すべきは戦闘シーンだ。

電王の武器を使ったアクションを見慣れていたせいか、己の拳とライダーキックで決める姿はしびれた。

まさに仮面ライダーだった。

おもちゃのために仮面ライダーに武器を持たせるのはやっぱり演出として辞めてもらいたいと思った。

仮面ライダーV3を演じた宮内洋も立花のおやっさんとして出演

V3はみたことあったので、びっくりした。

主演の黄川田将也(きかわだまさや)と読むそうだ。

『仮面ライダーカブト』にもゲスト出演した。

視聴対象は、懐かしさで仮面ライダー世代を、イケメン若手俳優&緑川あすかの奪い合いラブストーリーでその奥様たちを、狙っているようだ。

変身ポーズを見逃さないように。

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■『仮面ライダーカブト -GOD SPEED LOVE-』★★ 07/05/15UP



水嶋ヒロ、佐藤祐基、虎牙光揮、森下千里、次長課長出演

マスクドライダーシステムは宇宙服だった

〜あらすじ〜

1999年の隕石によって地球の海は干上がり、隕石とともにやってきた地球外生命体ワームが人類を襲っていた。

ワームに対抗すべくZECTが開発したマスクドライダーシステムでかろうじて人類は生き残っていたが、ZECTを倒すネオZECTという組織もうまれていた。

TVとはかなり異なる設定だ。

登場人物の相関関係も主要キャラクター以外は全く違うといっていい。

2006年1月から翌年1月まで放送されていた仮面ライダーカブトの劇場版。

一応作ってみました感がそこらじゅうに漂っている。

『ブレイド』、『龍騎』、『555』あたりと比べると明らかにクォリティダウン

1時間ちょっとと轟轟戦隊ボウケンジャーと同時上映で厳しかったようだ。

細かい感想は、ネオZECTの1人を森下千里が演じていたのだが、バラエティのときと全然違いびっくりした。

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『仮面ライダー電王−俺、誕生!−』★★ 08/03/12UP



佐藤健、白鳥百合子、中村優一出演

電車に乗る仮面ライダー

〜あらすじ〜

過去にとんだイマジンを倒した良太郎(=佐藤健)、しかし戦いの最中にデンライナーを牙王(=渡辺裕之)に乗っ取られてしまう。

取り残された良太郎とハナ(=白鳥百合子)はその時代のミルクディッパーで幼少時の良太郎と出会う。

60分ちょっとの映画でテレビシリーズともしっかりとリンクしているので、製作者サイドの子ども番組らしからぬ思い入れが感じられる。

放送開始当初は敵味方はっきりした低年齢向けだったが、ニュージーランドに行っていた中盤から伏線につぐ伏線で人気を博したらしい。

ちなみにニュージーランドの無料日本語情報誌に電王のことが取り上げられていて驚いた。

妹が電王の大ファンのためHDDレコーダーに録画してもらっていたのだが、見て思ったのが全くおもしろくないということ。

たしかに過去、現在、未来のつながりなどこれまでにない斬新なものだったが、そんなに大騒ぎするほどのものなのかさっぱり理解不能だ。

話を本筋に戻そう。

時間が足りなかったせいか、ラスボス牙王と神の列車の扱いがひどい。

さらにひどいのは、真田幸村役をした陣内智則と姫役のほしのあきで、無理矢理出番を作ってもらった二人の役回りには目も当てられない。

とにかく現在放送中の仮面ライダーキバとの共闘で続編が決まったの不思議である。

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■『仮面ライダー THE NEXT』★★★ 08/06/18UP



黄川田将也、高野八誠、加藤和樹出演

ショッカーが貞子に協力要請?

〜あらすじ〜

城南大学附属高校の教師本郷猛(=黄川田将也)は生徒の菊間(=石田未来)の相談を受け、彼女の親友でアイドルのチハル(=森絵梨佳)について調べる。

しかし、彼女は整形手術を施された別人だった。

本物のチハルの行方を追って彼女の兄である風見志郎(=加藤和樹)に会いに行く。

THE FIRSTから2年後の話。

現代に蘇った初代仮面ライダーが受け持つクラスは完全に崩壊していた。

藤岡弘、だったらありえなかっただろうけど。

そして前作のヒロインやショッカー軍団の首領たちも未登場。

今回も主題歌を歌っているのだからISSA出ればよかったのに。

バイクアクションと肉弾戦による古き良き仮面ライダーバトルは健在。

V3のデザインもしぶめ。

前作に続きを1号を黄川田将也、2号を高野八誠、ちなみに彼は『仮面ライダー龍騎』で占い師&仮面ライダーライアを演じている。

そして初登場のV3風見志郎を加藤和樹。

彼もまた『仮面ライダーカブト』で仮面ライダードレイクを演じている。

森絵梨佳もまた『仮面ライダー響鬼』でヒロインを演じた。

この作品はホラーアクションといっていいだろう。

結構怖い。

1号とV3が話の中心で、2号の出番はほんの少しだ。

多分、チハルのマネージャーよりしゃべっていない。

ホラーシーンがたっぷりあるので、真夜中の視聴はおすすめしない。

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■『華麗なるギャツビー〜THE GREAT GATSBY〜』★★ 05/01/12UP



ロバート・レッドフォード主演

〜あらすじ〜

ニックは隣人ギャツビー(=R・レッドフォード)からパーティーに招待され、デイジーとの顔合わせを頼まれる。

話の展開がさっぱり読めない。

一種独特の雰囲気がある映画で、話の展開はものすごく遅い。

ビデオを早送りしても差し支えないのでは。

ギャツビーの過去など中途半端に解明されたのが残念。

メガネの広告がひとつの鍵になっていたと思うが、あの目は不気味だった。

前半のパーティーにおけるダンスは激しかった。

噴水に入ったりと道頓堀パフォーマンスとさほど変わらないハメのはずしかたは一体何なのかさっぱりわからない。

ロバート・レッドフォード好きの方にはいいかもしれない。

■『カンフーハッスル〜功夫〜』★★★ 05/11/05UP



チャウ・シンチー主演

〜あらすじ〜

街を牛耳った斧頭会は、貧困地区にある豚小屋砦の住民を痛めつけるが、素性を隠していた3人のカンフーの達人にコテンパンにやっつけられる。

ありえねー」のキャッチコピーと共に現れた映画だが、どっちかというと『少林サッカー』のほうがありえなかった

基本的にバトルの連続。

敵を倒しては新たな強い敵があらわれというドラゴンボールの縮図的作品。

ストーリーも下手に引っ張ることなくテンポがよかった。

バトルにいたっては、『マトリックス』のネオvsスミスを思いおこさせる戦いが多数。

vs手斧軍団戦はリローデッド、vs火雲邪神戦はレボリューションズでの雷雨の中の決戦によく似ている。

徐々にバトルのレベルは上がっていく、最初の3人の達人のバトルの迫力を超えるものはなかった。

調べたわけじゃない、彼らは本物だと思われる。

印象に残ったセリフは、

華麗なリフティングを披露し、子どもたちにサッカー教えてと言われ、主人公が答えたこの一言





もうやめた!
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