咆哮と彷徨の記録




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■『ターミナル〜THE TERMINAL〜』★★★ 05/09/03UP



トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演

〜あらすじ〜

祖国クラコウジアで軍事クーデターがおこり、ビクター・ナボルスキー(=T・ハンクス)のパスポートが無効になる。

祖国へ戻ることもニューヨークへ入ることも出来なくなった彼は国際線の乗り継ぎロビーにいるよう指示される。

空港を舞台としたヒューマン・ドラマ。

英語もまともに話せないビクターが空港関係者といざこざを起こしながらもたくましく生き抜く姿は斬新で楽しめた。

25セントの稼ぎ方、忘れ物ポーカー、英語学習、ロビーの責任者ディクソンの嫌がらせなど見所もたくさんあった。

なによりもロビーに何でもそろっていて普通に生活できるというのがおもしろかった。

■『ターミネーター3〜TERMINATOR 3〜』★★★ 05/03/03UP



アーノルド・シュワルツェネッガー主演

〜あらすじ〜

大人になったジョン・コナーの前に少年時代自分を救ったターミネーターが現れる。

2では未来でスカイネットに立ち向かう指導者になるとしてターミネーターに狙われたわけだが、その危険が去ったので覇気のない生活を送っているジョン。

しかし、彼の命を狙って美女ターミネーターが現れる。

彼女に対抗するため2のときとと外見が同じターミネーター(=A・シュワルツェネッガー)をある人物が送り込む。

2との類似点が多いわけだが、アクションの迫力はこちらのほうが上。

撮影技術、映像技術の進歩を感じる。

圧巻なのは美女ターミネーター。

赤いレザースーツで襲い掛かってくる。

無表情で怖いが、狙われてもいいかなと思うぐらいかわいい。

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■『タイタニック〜TITANIC〜』★★★



レオナルド・ディカプリオ主演

1998年アカデミー賞作品賞受賞作品

〜あらすじ〜

船の生存者だった老婆ローズがタイタニック号に何が起こったかを語りだす。

1912年に沈没した豪華客船タイタニック号をラブロマンスを交えた描いた映画。

190分の長さで、前半はジャック(=L・ディカプリオ)との出会いから始まる。

自由奔放なジャック(=L・ディカプリオ)に惹かれていくローズをケイト・ウィンスレットが演じている。

ダンスといい、絵のモデルといい、二人のラブラブぶりをみせつけられた前半。

ジャックの手の早さとタイタニック号の航海の短さはいい勝負。

後半は氷山に衝突し、タイタニック号内はパニックに。

沈没シーンはこの映画の見せ場だけあってかなりすごかった。

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■『タイタンズを忘れない〜REMEMBER THE TITANS〜』★★★ 04/10/16UP



デンゼル・ワシントン主演

〜あらすじ〜

1971年のヴァージニア州で、白人の店主が黒人の少年を射殺する事件が起きる。

そんなときに、高校が統合される。

まず、アメリカン・フットボールチームのタイタンズが混合チームを組み合宿に入るが、白黒の人種の壁は予想以上に厚くうまくいかない。

タイタンズが白黒の人種の壁をやぶっていく姿を描いた映画。

アメフトを通じて白黒対立することの間違いに気付いていく。

彼らの姿に街の人たちも次第に理解を示していく。

対戦相手に敬意を払うスポーツは人種の壁をこえるということか。

しかし、肝心のアメフトシーンの出来があまりよくなかったのが残念。

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■『タイムライン〜TIMELINE〜』★★★ 04/11/19UP



ポール・ウォーカー主演

〜あらすじ〜

カステルガールの遺跡を発掘中の考古学者チームは、資金援助のためITCに向かったチームリーダーでありクリスの父である教授の手紙とレンズを遺跡の中から発見する。

しかもそれは600年前に書き、放置されたものだった。

21世紀から1357年のフランス,カステルガールへのタイムトラベルを描いたSFアクション映画。

タイムトラベルといっても、物体転送装置の偶然から生まれた副産物みたいなもので、1357年英仏百年戦争真っ只中のカステルガールにしか移動できない。

主人公たちは考古学者ということで、歴史を変えぬよう奮闘する。

投石機は迫力があったが、国同士が戦っているようにはみえないほど小規模な戦争だった。

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■『ダイヤルM〜A PERFECT MURDER〜』★★ 05/02/05UP



マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロウ、ヴィゴ・モーテンセン出演

〜あらすじ〜

夫スティーブン(=M・ダグラス)の支配的な性格に嫌気がさしたエミリー(=G・パルトロウ)は画家志望のデイヴィッド(=ヴィゴ・モーテンセン)と不倫関係に。

二人の関係を知ったスティーブンは、50万ドルと引き換えにエミリーを殺すようデイヴィッドに話をもちかける。

エミリーの知らないところで彼女の暗殺計画が進められていく。

スティーブンの目当ては保険金と、ものすごく現実的。

狂気じみた殺人鬼より完全犯罪をたくらむこっちのほうが怖い。

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■『タキシード〜TUXEDO〜』★★★ 04/12/20UP



ジャッキー・チェン主演

〜あらすじ〜

タクシー運転手ジミー・トン(=ジャッキー・チェン)は採用試験に合格し、クラーク・デブリンの運転手として雇われる。

しかし、車の後部にとりつけられた発信機とスケボー爆弾でデブリンが負傷する。

ジミーはウォーター・ストライダーという言葉とスーパータキシードを託される。

タクシー運転手が諜報部員の仕事を引き継ぐというかなり無理のある設定だが、スーパータキシードがそれを可能にする。

ダンス、ライフルの組み立て、バトルと万能。

カンフーの達人役が多いジャッキー・チェンだが、この映画ではただのタクシー運転手ということでタキシードまかせのアクション。

いつもと顔の表情が全然違う。

意外と演技ができることに驚いた。

■『TAXi』★★★ 07/04/17UP



サミー・ナセリ主演

タクシーの限界を超える

〜あらすじ〜

タクシーの営業免許をようやく手にしたダニエル。

知り合った中年女性の息子エミリアンを乗せ、挑発に乗ってしまう。

挑発に乗ったダニエルは制限速度50kmのところを190kmで走り、刑事だったエミリアンにつかまってしまう。

エミリアンは、免許を返すかわりに銀行強盗犯メルセデスの捜査に協力するようダニエルに告げる。

タクシー運転手となったダニエル、運転免許試験を8回落ち、未だに無免許、刑事のエミリアン。

彼らはマルセイユで銀行強盗を働く一味メルセデスを追う。

スピード狂の無免許タクシー運転手とダメ刑事の2人が活躍するお話。

普通のバディムービーのようでそうでない。

なぜなら片方がタクシー運転手だからだ。

卓越した運転技術をもつダニエルと卒業試験8連続失敗、免許がとれない刑事エミリアンのコンビははっきりいって息があっていない

ちぐはぐながらもなんだかんだで解決していく。

派手さはないものの、カーチェイスの魅せ方がうまいため臨場感は抜群だ。

タクシーには1回しか乗ったことがないが、ダニエルのタクシーには少し乗ってみたい気がする。

ただ、三井グリーンランドのNIO(ニオー)には2度と乗りたくない。

『TAXiA』★★★★ 05/01/10UP



サミー・ナセリ主演

〜あらすじ〜

日本から‘長官’がくることになり、エミリアンら警察は警護にあたる。

彼女の父親が将軍だったダニエル(=サミー・ナセリ)は出迎えに間に合うよう、将軍を乗せかっとばす。

なりゆきから長官専用車コブラの運転手に任命されたダニエルだったが、長官が誘拐される。

おまぬけなフランス警察のかわりにタクシー運転手が事件を解決する映画。

肩の力を抜いて気楽にみることができる映画でもある。

まず、コブラの発進が「ニンジャ!!」。エンジン停止が「長官。」。

警護する気あるのかといった感じだ。

脚本家の意図にはないでしょう。

デモンストレーションの銃撃戦は無駄に派手だし、敵のやり口も間抜けなことこのうえない。

ダニエルはタクシー運転手とはいえ、車に関しては鑑識に負けないほどの観察眼と洞察力がある。

それをいかして長官を探す。

最後の大捕物もいろんな意味でぶっとんでた。

■『TAXi3』★★★ 09/11/11UP



サミー・ナセリ主演

監督リュック・ベッソン迷走

サンタに扮した強盗団がマルセイユの街を暗躍していた。

お間抜け刑事エミリアンは妻ぺトラの妊娠8ヶ月にも気付かずに捜査に没頭していた。

いつものタクシー登場のオープニングは秀逸だ。

なんとシルベスター・スタローンとTGVが登場する。

もちろん、本物のTGVかは私にはわからない。

その後はお決まりの警察の捜査にタクシーの運ちゃんダニエルが加わるという展開。

脚本家も楽だろうに。

今回目立ったのはシリーズでエミリアン以上の体を張る署長ジベールだ。

登場場面も増え、彼の映画に占めるお笑い貢献度は相当なものだ。

シリーズに欠かせない人物となっている。

そして、K-1選手も出演しているが名前が思い出せないし、調べる気もない。

ネタバレだが、CMでもやってたので書くが、タクシーで雪山を走らせる発想はどこから生まれるのか?

このシリーズの迷走はどこまで続くのやら…。

■『T4XI』★ 09/01/29UP



サミー・ナセリ主演

タクシー必要なし

大物囚人の取調べ中、囚人の演技に騙され釈放してしまったエミリアンはバッジを取り上げられてしまう。

不憫に思ったダニエルは彼とともに捜査に乗り出す。

もはやタクシーの存在意義が全くない。

ダニエルを刑事にしてパトカーシリーズにでもすればいい。

シリーズを追うごとにひどくなっている。

ダニエルとエミリアンの息子達が出てくるし、ダニエルの義父も出てはくるが、もはやネタ切れ。

署長もハッスルしているが、焼け石に水。

2までで製作をやめておくべきだった。

■『TAXI NY』★★★ 05/11/11UP



クイーン・ラティファ主演

〜あらすじ〜

タクシー運転手となったベルのタクシーに刑事ウォッシュバーンが乗り込んでくる。

彼の指示で逃走中の赤いBMWを追うが・・・。

この映画、TAXIの名のとおり、前3作との相違点があまりない

あえて相違点を挙げるなら、まず、ドライバーが男から女へ。

舞台がフランスからアメリカへ。

犯人がセクシー美女たちぐらい。

というわけで前3作が好きな自分としてはかなり楽しめた。

特に超セクシー美女たちを追跡するベルとウォッシュバーンの迷コンビぶりは見もの。

ていうか、スタイル抜群のセクシー美女たちのほうが必見

自分としては、彼女らが犯人でなくても追跡したいところだ

15分でエンスト3回の自分の運転では、振り切られるのも目に見えてるが。

カーチェイスの迫力自体はそう変わらないが、犯人を追跡したい衝動に駆られることは間違いない。

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■『タッチ』★★ 08/02/28UP



長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太出演

新体操は?

有名な原作は流行の常識力テストでも出題されかねないほど有名だ。

あらすじも別にいいだろう。

主題歌もカラオケに行けば必ず誰かが歌う。

この映画をみたのはニュージーランドからの飛行機のなかだ。

Air New ZealandとJAL日本航空の共同運航便でオークランドから関西国際空港へとぶやつだ。

ちなみに行きの飛行機ではマーク・ウォルバーグの『シューター』をみてたが、初海外で緊張していたせいか全く覚えていない。

元野球部の視点から物申すと、斉藤兄弟のフォームはきれいだった。

野球経験者であることは間違いないと思う。

新田君役の左打者も力強さは全く感じられなかったがきれいなフォームだった。

不自然な点は追及しないでおこう。

期待外れは南ちゃん(=長澤まさみ)のレオタードだ。

現在の髪型より断然似合っている彼女の新体操シーンがなぜにない。

野球のシーンを削ってでも見せるべきだった。

ていうか野球はどうでもいい。

主演を彼女にした時点でそれをやらないでどうすると抗議したい。

さて、機内でみたとき、英語と中国語の字幕がついていた。

南→小南と表示されていた。

高校生だったから?

最後に、この映画は原作を知っている人が楽しめるかどうか疑問が残る。

なぜなら和也が交通事故で死んで達也がかわりに投手なるという展開は誰もが知っているし、知らない人は…、映画を見る前に忘れてほしい。

原作のファンならとっくに見に行っただろうし、長澤まさみのファンにとって特筆すべき点もなく、斉藤兄弟の野球している姿を見たいという人は未知数だし、とこの映画の感想を書く意味が全くもってない。

ひとつあげるなら個人的にはこの映画の長澤まさみちゃんの髪型は一番好きだし、キャッチャーのプロテクターをつけた女優というのもレアショットだと思う。

■『ダ・ヴィンチ・コード』★ 06/06/05UP



トム・ハンクス主演

今世紀最大の問題作

〜あらすじ〜

ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールが館内で死体となって発見される。

その日会う約束をしていたロバート・ラングランは警察から協力を求められ、ルーヴルへ。

映画のほうはまり評判がよくなかったので、心してみにいったが、予想を上回るひどさだった。

原作に忠実でなく、必要最低限をあわだたしく収録したという感じ。

謎はすらすら解けるし、場面の切り替えがあわただしすぎ。

原作を読んでない人にとっては、暗号の重みやダ・ヴィンチのすごさが全くわからないままであること間違いない。

そもそもあの内容を2時間半にまとめるには無理がありすぎ。

また、蘊蓄で売っていた原作の魅力が映画になると完全に失われている。

黄金比やテンプル騎士団あたりはかなり重要なはずだが、ほとんど触れることもなかった。

というわけで、映画化は完全に失敗、黒歴史となることは間違いない。

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■『ダ・ヴィンチ・コードの謎〜Cracking the Da Vinch Code〜』★★ 05/11/25UP



世界的大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』に登場する美術作品、歴史的建造物について詳細な解説がされているドキュメンタリー。

下の感想はネタバレしていないんが、原作を読んでいないかたにはなんのこっちゃわからないと思うので読み飛ばすように。

このドキュメンタリーでは、原作のストーリーにそって、舞台になった場所と共に解説者5名が自説を披露している。

原作の著者ダン・ブラウンの記述を後押ししたり、異論を唱えたりと様々。

当然原作を読んでからみるべきだが、さして目新しいものはなく、研究者たちの熱のこもった説明には催眠の効果がたっぷり含まれている。

要約すると「真実はわからないけれど、私はこういうわけで、こう思う。」という感じ。

結局のところ原作に便乗して製作したんだろう。

タイトルも『「ダ・ヴィンチ・コード」についての私たちの意見』でいいと思う。

90分と短めですし、原作で想像力の限界を感じた方は、早送りしながらみるのも一興かと。

■『ダブルチーム〜DOUBLE TEAM〜』★★★ 04/10/29UP



ジャン=クロード・ヴァンダム&デニス・ロッドマン共演

〜あらすじ〜

テロ対策の工作員が任務に失敗し、世間から隔離された施設に送られる。

その施設には、戸籍から抹殺された工作員や犯罪者が多数いる。

元特殊工作員のアクション映画。

デニス・ロッドマンが頼りになる相棒として出演している。

ラストシーンは、敵との一騎打ちだが、トラと地雷のおまけつき。

古代ローマのグラディエーター同士の対決を再現したかったのだろうが、2006ドイツW杯アジア地区最終予選日本VS北朝鮮と同じく無観客試合。

興行収入ゼロだ。

映画のほうはともかく観客入れてもよかったんじゃ。

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■『誰にでも秘密がある』★★★★ 06/05/09UP



イ・ビョンホン、チェ・ジュウ出演

誰にでも情事がある

〜あらすじ〜

クラブシンガーのミヨンはスヒョン(=イ・ビョンホン)に声をかける。

彼がミヨン一家にもたらす幸せとは・・・。

この映画のジャケットは3人の美女に囲まれているビョン様ことイ・ビョンホン。

日本人男性を敵に回す気満々のようだ。

なので、昼ドラもびっくりのドロドロ劇かと思い、敬遠していましたが、おふくろから借りてきてくれと頼まれたので、借りてきました。

観てびっくり、完全にコメディでした。しかもエロコメです。

4人の姉妹弟からみたビョン様、そしてビョン様との出会いが心の声と共に描かれています。

ビョン様がパーフェクトな男性として描かれ、保守的な長女、恋愛経験なしの次女、恋愛に積極的な三女、エロ真っ盛りの長男とのギャップがおもしろいです。

また、ほぼ同じ時間軸を4人がそれぞれの視点から展開していくというコメディらしからぬ脚本のおもしろさも兼ね備えています。

パーフェクトのビョン様との擬似恋愛を体験したい女性、ジウ姫の豹変ぶりを見たい方におすすめです。

個人的には三女ミヨンが勤めるジャズクラブの男性店員の妄想会話が好きです。

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■『誰も知らない』★★★ 05/08/20UP



柳楽優弥主演

〜あらすじ〜

母けいこ(=YOU)のお仕事中、妹たちの面倒をみる明(=柳楽優弥)。

表向きはけいこと明の二人暮しということで・・・。

あらすじが書きづらい映画。

親としての責任を全く果たしていない母に不満を感じつつも妹たちを必死に守ろうとする明少年の美談(?)。

おそらく妹京子、ゆき、弟しげるは戸籍がないのでは?

明もあるのか疑わしいが。

ということで、警察に助けを求めれば、養護施設に送られることは間違いない。

しかも4人バラバラになる可能性があるとのこと。

・・・俺が明だったら真っ先に警察に駆け込んでいる。

しっかり者の明ですが、まだ12歳。

母親代わりは無理だ。

学校に行きたい、友達と遊びたいなどの12歳なら当然の欲求と妹たちの面倒をみなければならないという責任感の間で揺れ動く。

それを見事に演じきったということで主演男優賞を受賞したようだ。

映像美があるわけでもなく、アクションも笑いもない苦手なジャンルに属するこの映画をよく寝ずに最後までみたと自分をほめてやりたい

日常的な風景にこそ、この作品のテーマである「誰も知らない」があるのだろうが。

うまくまとまったところであれだが、この映画ではやたらと指(手足)のアップが多いのはどういった意図があるのだろうか?

指先に視点をあわせることで、人間のちっぽけさでも表現したかったのか?

是枝監督が指フェチだからだなんてオチがないことを信じたい。

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■『ダンサー・イン・ザ・ダーク〜dancer in the dark〜』★★★☆ 04/11/19UP



ビョーク主演

〜あらすじ〜

チェコから移住してきたセルマ(=ビョーク)は、ミュージカルがとても大好き。

しかし、先天的な病気のため視力が低下してきていた。

セルマは息子も自分と同じ病気になると知り、彼の手術費用を稼ぐため働きつづける。

かたくなで、自分の世界に入りがちなセルマをビョークが熱演。

歌と踊りがセルマの空想シーンにあり、ちょっとした休憩になった。

真面目に働けと言ってやりたいところですが、最大の見せ場だと思うので野暮なことはいわない。

画面が少しブレるので、ドキュメンタリーっぽかった。

セルマの視界を再現しているのだろうか。

印象に残ったセリフは、サミュエルの「君こそぼくのマリアだよ。」。

解釈の難しい口説き文句。

使いこなせそうもない。

ハッピーエンドが否かで友人と議論した。

主人公が自分の思う結末になったかどうかで定義づけているようだ。

たしかにこの映画は観た人のハッピーエンドの定義に左右されると思う。

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■『ダンジョン&ドラゴン〜DUNGEONS&DRAGONS〜』★★ 05/11/14UP



ジャスティン・ワリン主演

〜あらすじ〜

魔法学校に忍び込んだリドリーとスネイルズは、マリーナに捕まってしまう。

そこに、伝説の魔法の杖サブリールの杖の地図を探しに来たダモダーが現れ・・・。

RPGをそのまま映画化した感じだ。

いかにゲームの世界が不自然かよくわかる。

その筆頭にあげられるのが、主人公かつ盗賊のリドリーの髪のセットがいつも決まっていること。

あんなさわやかで清潔感のある盗賊も珍しい。
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