咆哮と彷徨の記録




■『デイ・アフター・トゥモロー〜The Day After Tomorrow〜』★★★ 05/01/18UP



デニス・クエイド主演

〜あらすじ〜

ジャック・ホール(=D・クエイド)は海流の影響から数百年後の未来に氷河期がくると予想。

至急地球温暖化に取り組むべきだと副大統領に訴えるが、当然のことながら聞く耳をもたない。

しかし、わりとすぐにロスで竜巻が大量発生し、北半球は異常気象が次々と発生する。

映画の中で竜巻、猛吹雪、津波と天災トリオが猛威を振るうが、その天災トリオのシーンは見事というかすごいというかかなりの迫力。

ここだけはゆずれないところだとは思うが。

後半の話は『ファインディング・ニモ』ほど父親の愛を感じないが、異常気象の中息子を救出するため、あえて危険を冒すという極限の状況をそれなりに表現していた。

それなりというのは、自然の猛威は十分伝わってきた。

しかし、人間の強さの描写が物足りなかった。(※もう少し時間をかけて盛り上がれば…)その他特筆すべき点はないが、真冬にはみないほうがいいと思う。

■『テイキング・ライブス〜TAKING LIVES〜』★★★ 05/07/02UP



アンジェリーナ・ジョリー主演

〜あらすじ〜

カナダで起こった殺人事件の捜査にFBI特別捜査官のスコット(=A・ジョリー)が加わる。

「24」で大ファンになったキーファー・サザーランドが出演しているということでみた。

タイトルから推測できるように犯人は殺した相手になりすまして生きてきたやつで、そいつと警察の頭脳戦が展開される。

A・ジョリーの目元のアップがやたら多いのは意味不明だが、サスペンスとしての完成度は中の上といったところ。

2回ほどビビったシーンがあったので、サスペンススリラーに属していると思われる。

正直話の内容にはあまり興味がなく、キーファーがどんな役を演じているかの1点のみで見た。

扱いがひどい。

エンドクレジットでは3番目に位置しているのにそのへんの脇役となんら変わらないし、セリフもほとんどない。

視聴者に彼を犯人としてミスリードさせたいのはわかる。

とても存在感があったし、単純な自分は疑いながらも彼が犯人だろうと信じていた。

しかしふたを開けてみればただの泥棒で、話に必要だったのか疑わしいし、ファンでない人にとっては出演してたっけと思わせるほどの印象しか与えなかったと思う。

■『ディープ・ブルー〜DEEP BLUE〜』★★★ 05/10/29UP



海と海の生物に焦点を当てたドキュメンタリー。

NHKの特集でもやってそうな感じだ。

浅瀬から深海まで、いろんな海の生物に迫っている。

生命の神秘を感じてみたい人にはおすすめ。

といっても癒しを感じる映画ではない。

狩りのシーンはBGMも変わり、不気味な雰囲気をかもし出している。

シャチのハンティングは驚いた。

個人的に気に入ったシーンはカニたちのシーン

ちょっととぼけた雰囲気がなんともいえなかった。

dvd

■『テキサス・チェーンソー〜TEXAS CHAINSAW MASSACRE〜』★★05/02/11UP



ジェシカ・ビール主演。

〜あらすじ〜

メキシコに向かう男女5人は道の真ん中を歩く一人の女性を助ける。

しかし、彼女は意味深な言葉を残し自殺する。

5人は保安官のいるクロフォード製粉所へ行くが、少年が一人いただけで…。

ホラーにあまり免疫がないが、思ったほど怖くなかった。

13日の金曜日シリーズよりは怖かったけど。

チェーンソーを振り回す殺人鬼が登場するが、チェーンソーの音でその存在をアピールするため、『ジョーズ』の効果音に似た怖さがあった。

でも、ジェイソンと同じく、だんだん弱体化していくため、追い詰められているようで追い込んでいる印象があった。

最後まで強くあってほしいものだ。


■『DEATH NOTE』,『DEATH NOTE the Last name』★★★07/05/10UP



藤原竜也、松山ケンイチ出演

映画化成功

〜あらすじ〜

死神リュークが落としたデスノート。

そのノートに名前を書かれた人物は死ぬ。

デスノートを使って犯罪者を裁く夜神月(=藤原竜也)、そして名探偵L(=松山ケンイチ)。

彼らの壮絶な闘いが始まる。

努力・友情・勝利を掲げる少年ジャンプコミックスのなかで異彩を放っていたこの『デスノート』。

コミックスを全巻持っていたほどのファンだったのだが、映画のほうは・・・。

感想はまとめてということで。

率直にいうならうまくまとめたなと。

お笑い部分を極力カットし、原作をうまくそぎ落として再構成したしたなぁと思った。

脚本家も原作のファンなのだろうと感じた。

レイ・イワマツに仮面ライダー響鬼を演じた細川茂樹。

ペンバーだろ。

南空ナオミ(=瀬戸朝香)も原作と違い、超攻撃的な役。

月の父、夜神総一郎(=鹿賀丈史)も温厚というより冷徹。

ラストをみているとやはり鹿賀丈史でぴったりだった。

弥海沙(=戸田恵梨香)はノープロブレム。

そして月と渡り合うもう一人の主人公Lを松山ケンイチ。

これはもうはまり役だ。

『セクシーアンドボイスロボ』は不振だが、ブレイクしたのもうなづける。

甘い物を食べる姿など無表情でおいしそうに食べていないのだが、みているとこちらも何かをつまみたくなってくる。

ひょっとこの仮面も原作ラストの二アを意識したものだろうか。

しかし、忘れてはならないピッタリのキャスティングはなんといってもLの仲介役ワタリに藤村俊二

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■『デスペラード〜DESPERADO〜』★★★ 08/07/01UP



アントニオ・バンデラス主演

カンパとキーノがかわいそう

〜あらすじ〜

恋人を殺され復讐を誓うエル・マリアッチ(=A・バンデラス)。

ついに仇であるブチョのいる町を見つける。

二丁拳銃で撃ちまくる元ミュージシャンが主人公。

買うほど半額のやつで、『ピーター・パン』、『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード』とともに3,500円で購入した。

感想としては、弾撃ちすぎ。

『マトリックス』も撃ちすぎだったが、こちらも負けず劣らず嵐の銃撃戦。

最初の酒場での銃の撃ち方が気になる。

ヒロインのカロリーナ演じるサルマ・ハエックがラテン系美人でとてもセクシー。

ヘソだしルックで硝煙くさいこの映画に華を添えている。

そして、ブチョ一味とやりあうため、かつての仲間カンパとキーノを呼び寄せて戦うのだが、この二人の扱われ方がひどい。

ギターケースを持った3人組の登場シーンでかっこよくきめたあと、あっさりやられる。

確かに二人は奮戦した。

ギターケースをそれぞれマシンガンとミサイルランチャーに改造していて、ギターケースの中に銃を入れているだけのエル・マリアッチとは一線を画している。

しかし、あんだけ無防備なら撃たれてもしょうがない。

今まで生きてこれたのが不思議なくらいだ。

ミサイルランチャーの男(※どっちがどっちかわからない)の死に方はかっこ悪すぎる。

しまいにはエル・マリアッチに見捨てられる始末。

仲間じゃなかったの?

アミーゴのお国柄はどこへって一応舞台はアメリカだった。



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■『テニスの王子様 -二人のサムライThe First Game-』★★ 08/04/11UP



原作 許斐剛

硬式テニスだったのね

〜あらすじ〜

大富豪桜吹雪氏から豪華客船でのエキシビジョンマッチに招待された青春学園中等部テニス部。

しかし、それは賭け試合となっていて八百長を要求される。

ついこの間、週刊少年ジャンプでの連載が終了した『テニスの王子様』の劇場版である。

リョーマの義兄である越前リョーガが登場し、リョーマと対決する。

60分ちょいで、テレビスペシャルでもよかったんじゃないかと思う。

もはやキャプテン翼のテニス版、試合の内容、必殺技がぶっとんでいるが、この映画における手塚部長の必殺ショットの一連のシークエンスは圧巻だった。

あそこまでの演出を決めた製作者サイドの肝っ玉には恐れ入る。

チャンネルNECOで『跡部からの贈り物 〜君に捧げるテニプリ祭り〜』との2本立てでみた。

どっちかというとおまけの2本目のほうがおもしろかった。

こちらは超人気キャラクター跡部景吾が、付き人樺地のためにお祭りを開催する。

ほぼ全キャラクターが登場するし、最後の全チーム対抗障害物リレーのフィナーレは見ものです。

個人的には『テニスの王子様』はテニスをやっていないときのストーリーが好きだ。

ボウリングや焼肉とか。

あと、硬式テニスやってたことに初めて気付いた。

アニマックスとかで放送されたときにはぜひ見てやってください。

レンタルしてまではみなくていい。

dvd

■『天空の城ラピュタ』★★★★ 04/11/28UP



〜あらすじ〜

巨大な飛行船、トンボを模した飛行機、囚われの少女、しょっぱなから慌ただしいオープニング。

空に浮かんでいるという科学の進んだラピュタの城を求めて、軍、海賊、そして父が写真に撮ったラピュタの城の存在を信じる少年が大活躍する。

序盤は敵だったドーラ一家がかなりいい味だしていた。

そのなかでも頭領のドーラは頭が切れて、彼女がいなかったら主人公らは無能。

部下にも恵まれていなかった。

ジブリの組織は上司か部下に恵まれてないパターンがほとんどだ。

好きなシーンは、ラピュタの周囲にある竜の巣をつっきる場面で、とてもよかった。

エンディング、挿入歌の「君をのせて」は音楽の授業でも歌ったことがあるが、最高。

ラピュタを今まで敬遠してたが、予想以上のおもしろさで申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

dvd

■『天使にラブ・ソングを…〜Sister Act〜』★★★★★ 05/08/31UP



ウーピー・ゴールドバーグ主演

〜あらすじ〜

恋人が人を殺害するところを目撃した主人公は、当局に助けを求め、聖カトリーヌ修道院に身を隠すことに。

殺人現場を目撃したクラブシンガー(=W・ゴールドバーグ)が裁判までの間、聖カトリーヌ修道にへ身を隠すことになるのだが、これは傑作。

ポップになった聖歌は神聖さを感じることはできないものの、こちらの心が弾むほど聴いていて楽しかった。

お世辞にもキレがあるとはいえないダンスがまたとても魅力的。

聖職者であることを逆手にとった脅迫はおもしろかった。

邦題をつけた人のネーミングセンスには脱帽だ。

■『電車男』★★★ 06/04/17UP



山田孝之、中谷美紀出演。

2ちゃんねるプロデュースのシンデレラボーイ

〜あらすじ〜

酔っ払い(=大杉漣)に絡まれるエルメス(=中谷美紀)を電車男(=山田孝之)は助ける。

お礼にエルメスのカップをもらいますが、どうしていいかわからず2ちゃんねるの掲示板に現状を書き込む。

2005年、秋葉原を世界に轟かせたアキバ系のエース

本に、ドラマに、映画ととことん儲けたんじゃないだろうか。

映画のほうはというと、可もなく不可もなくといったところ。

山田君のきょどりっぷりははまっていたし、戦車男のリアクションはいいスパイスになっていた。
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