|
な
|
|
■『ナイトミュージアム〜NIGHT AT THE MUSEUM〜』★★★ 09/01/21UP
ベン・スティラー主演
踊る博物館
転職、転居をくり返すラリー(=B・スティラー)は博物館の夜警の仕事に就いた。
しかし、その博物館にはある秘密が・・・。
ちょっと異質のホームコメディ。
なんと博物館の展示物が夜ごとに動き出すという切り口をかえればホラー映画にもなるという設定。
ラリーの別れた奥さんを『24』でオードリー・レインズを演じたKIM RAVERが演じている。
その奥さんに引き取られた息子との関係がギクシャクしていたのだが、博物館での事件をきっかけにめでたしめでたしという典型的なハートフルホームコメディ。
家族で楽しめる映画。
オーウェン・ウィルソンが『シャンハイナイト、ヌーン』シリーズのノリそのままに大活躍する。
ネアンデルタール人、コロンブスの銅像、ルーズヴェルト大統領の蝋人形、モアイ、南北戦争の兵士、ティラノサウルスの骨らと絡む主人公の姿はとても笑える。
歴史を学ぶことの大切さももりこんだお得な映画だ。 |
|
■『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス〜The NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS〜』★★★ 04/12/18UP
〜あらすじ〜
ハロウィン・タウンでは、ハロウィンの大成功を祝って街は活気づいていた。
ハロウィンの支配者であり、カボチャの王ジャックは毎年同じことの繰り返しで、ハロウィンの成功を素直に喜べずにいた。
そんなとき偶然クリスマス・タウンへの入り口を発見する。
クリスマスに魅了されたジャックは、ハロウィン・タウンのみんなでクリスマスをとりしきることを提案する。
本来ハロウィンの祝日に子ども達を脅かすハロウィン・タウンの面々がクリスマスにも子ども達を脅かして喜びを与えようとするのだが、成功するはずもなく大混乱。
タイトルどおりクリスマス前の悪夢。
分不相応なことはするなという教訓を教えてくれる映画。
ミュージカル・タッチなので、ジャック、サリー、ブギーのセリフはだいたいメロディーにのった歌。
夜の場面がほとんどだったが、魅力的なキャラクターと歌のおかげでとても明るい作品になっていた。 |
|
■『ナショナル・トレジャー〜NATIONAL TREASURE〜』★★★ 06/01/02UP
ニコラス・ケイジ、ジョン・ボイト、ダイアン・クルーガー出演
宝より美女
〜あらすじ〜
祖父からフリーメイソンの隠した財宝の話を聞き、トレジャーハンターとなったベン・ゲイツ(N・ケイジ)。
その手がかりが独立宣言書の裏に隠されていると知り、盗み出す計画を立てる。
あらすじをかなり省略したので、主人公のベンって悪い奴なんだと思われるが、実は話の冒頭で宝探しのスポンサーである人物に裏切られ、彼らに盗まれるならと自分たちで盗んだというわけだ。
映画の内容は、『オーシャンズ11』と『インディ・ジョーンズ‐最後の聖戦‐』を足して2で割った感じ。
独立宣言書盗みが前者の要素を、謎解き&宝探しが後者の要素を感じる。
ということで、かなりお得な映画だ。
ただ、ニコラス・ケイジの走り方があまりかっこわるいし、宝探しに欠かせない美女(D・クルーガー)のサービスショットもないに等しい。
ここからはネタバレ。
結末と主人公らが追い求める財宝について完全にネタバレ。
フリーメイソンが隠した財宝というのが、十字軍の遠征のさいソロモン神殿で見つけた財宝。
その結果テンプル騎士団を名乗り後のフリーメイソンの礎となったと。
しかし、私の愛読書『ダ・ヴィンチ・コード』のテンプル騎士団とは少し違うようだ。
そのなかでは、テンプル騎士団はサングリアル文書を見つけ、莫大な富と権力を得たとなっていました。
なので、もしかしたら財宝ってマグダラのマリアの遺骨かと勝手に勘違いしていた。
トリニティ教会で棺の中から白骨が登場したときは確信したのですが、サラッと無視する一行を見て、落胆した。
最終的に主人公のベンは財宝と美女をゲットしてハッピーエンド。
いろんな危機を乗り越えることで、男女の距離は縮まり、ぶっちゅ〜はお約束だが、お宝までゲットは視聴者に夢を与えすぎだ。
反対にお宝ゲットだけならまだしもダイアン・クルーガーまでゲットなんてフィクションとはいえ万死に値する。
どうせ、お宝が地盤落下で消えてなくなることを想定して、
ベン:「お宝は無くなったけど、それよりもすばらしい財宝を手に入れた。」
美女:「えっ?」
ベン:「君だよ。
上の会話のようなベタな展開でキスして締めくくればよかったのに。
こんなことになるなら冒頭の凍った難破船の中で爆死していればよかったのに。 |
|
■『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記
〜National Treasure: Book of Secrets〜』★★★ 11/01/28UP
ニコラス・ケイジ、ジャスティン・バーサ、ダイアン・クルーガー、ジョン・ヴォイト出演
南軍の黄金都市を求めて
ベン・ゲイツ(=ニコラス・ケイジ)の先祖トーマス・ゲイツの名がリンカーン暗殺者ブースの日記から見つかった。
汚名を晴らすため、ブースの日記をスキャンすると、暗号が表れる。
その暗号は、南軍を勝利に導いたかもしれない財宝のありかを示していた。
謎解きのスピードはすごいし、潜入する場所もスパイ顔負けのすごい場所になっている。
ただ、こんな暗号を作ったり、隠す努力をする前に財宝をうまく使えなかったの?と野暮なツッコミをしてしまうのは悲しい性だ┌|゜□゜;|┐
とにかく隠し方が尋常じゃない。
今回はベンの母も登場、父パトリックと激しくケンカするという必要性を感じない無駄なやりとりがある。
というわけで、観光名所めぐりとなっているので、謎ときより観光のつもりで見るべきである。
けっして野暮なツッコミをいれてはいけないのである(⌒^⌒)b |
|
■『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
〜THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE〜』★
08/06/01UP
出演者の紹介は省略する。
アスラン・ザラ、ジャスティス出る!!
〜あらすじ〜
第2次世界大戦下のイギリス、学童疎開?でぺベンシー4兄姉弟妹は田舎へ。
預けられた家の衣装ダンスの向こう側はナルニアというまだ魔法が存在する国があった。
『指輪物語』、『ゲド戦記』、『ハリー・ポッター』らと同格の超大作ファンタジーらしいが、この映画を見た感想は『ハリー・ポッターと賢者の石』をみたときと全く同じ。
おもしろくない。
『ハリー・ポッター』の例もあるし、原作を読めば評価が変わるかもしれないが、最近ファンタジー系には飽きてきているので、機会があれば読むかもといったところ。
ということで原作ファンでないやつのたわごととして聞いて欲しい。
まず4人の兄弟たちが全く似ていない。
『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット族4人のほうがまだ4つ子として通用するだろう。
4人がナルニアに現れたことで、ナルニア国の住人たちが動き出すが、この4人を救世主にするには無茶がありすぎる。
そしてナルニアの独裁者の白い魔女だが、この女がとんだ曲者だった。
魔法らしきものは石化の魔法のみであとは完全な武闘派。
接近戦を得意とし、剣で応戦していた。
魔女というよりアマゾネスの戦士。
そして白い魔女に対抗する反乱軍のボスがライオンのアスラン。
声優をリーアム・ニーソンがやっていることに全く気付かなかった。
吹き替えで見ていたから当然だが。
そして、ネタバレになるが、彼は次男のドジで魔女に殺されるのだが復活する。
このあたりのシークエンスが宗教とか神話、伝説が絡んでいるそうだが、不可解きわまりない。
ということで、『指輪物語』や『ハリー・ポッター』のように最後まで製作されるとは思うが、見るかどうか微妙なところ。
第2作が公開中らしい。
『相棒』の劇場版なら見に行ってもいいが…。 |
映画 と |
| 上へ | HOME | 映画&本の感想 | 研究 | リンク | 映画 に |