咆哮と彷徨の記録




■『28日後〜28 DAYS LATER〜』★★★ 05/02/25UP



〜あらすじ〜

ケンブリッジ霊長類センターに謎の侵入者があらわれ、“凶暴性”に感染したチンパンジーが解き放たれます。そして28日後、病院のベッドで目覚めた男は病院、街の変わり果てた姿に戸惑います。


『バイオハザード』に似たサバイバルアクションで、そこそこの恐怖感が味わえます。ウィルス感染者の血や唾液が体内に入ると感染し、凶暴化します。機敏な動きをする赤い目のゾンビです。

というわけで機動性の点から強さでいうとこちらが上です。

英国民は国外に脱出し、助けが期待できません。しかし、主人公らは拾った電波にあった軍の存在という希望にすがります。生きるか死ぬかの極限の心理描写がとてもよく描かれていました。

ウィルスに感染し鎖につながれた兵士メイラーがボビー・オロゴンにそっくりでした。日本語をわざと間違えるのにはもううんざりです。
■『日本沈没★★



草g剛、柴咲コウ出演。

和製アルマゲドン

〜あらすじ〜

潜水艇「わだつみ6500」のパイロットである小野寺(=草g剛)は、深海調査のエキスパート。

同船していた地球科学博士の田所(=豊川悦司)は海底プレートが沈み、日本列島が1年以内になくなってしまうという結論に達する。

12日に教員採用試験対策ゼミで復習したばかりのマントルとかプレートとかがいっぱいでてきてちょっとうれしかった。

以下感想を箇条書きにする。

・豊川悦司の声がかっこいいことに初めて気付いた。

・ミッチーがヒゲはやして少し顔に肉がついていたので、誰かわからなかった。

・避難している人達、群集を遠くから映した画が『ロード・オブ・ザ・リング‐二つの塔‐』っぽかった。

・小野寺(=草g)さん、フットワーク軽すぎ。どこにでも顔を出す。

・阿部(=柴咲コウ)さん、いつのまに骨折治ったの?

・大倉孝二は滅びの山へ。

・いつのまにか奇跡が起こった。

とくに感想と関係ないのですが、

一緒に見ていた母が言った

「この映画はヒロインが最後にウェディングドレスを船に置いて逃げるやつやろ?」

「それは『海猿‐Limit of love‐』やろ。」

(柴咲コウを指さしながら)「でも女優さんは一緒やろ?」

「違う、あっちは加藤あい。」

どうも冒頭の一連のシークエンスが母には『海猿』とかぶってみえたようです。

■『ニューオーリンズ・トライアル〜RUNAWAY JURY〜』★★★★ 04/11/18UP



ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン出演。

〜あらすじ〜

夫の命を奪ったセミオートマチックマシンガンを製造販売している銃器メーカーのヴッグスバーグ社を訴えた女性の弁護にローア(=D・ホフマン)がつきます。

銃器メーカー側には陪審員コンサルタントのフィッチがつきます。陪審評決のため、陪審員コンサルタントのフィッチ(=ジーン・ハックマン)が裏で陪審員の票集めを画策しますが、原告、被告の弁護士に謎の女性から陪審員の顔写真つきの“評決売ります”のカードが送りつけられてきます。


日本の裁判と違い、陪審員制度のため、陪審員コンサルタントという職業が出てきます。もちろん初めて知りました。

弁護士が陪審員を選ぶところから始まるのですが、仕事は弁護士へアドバイスです。判決は陪審員次第なので、自分に票を入れてくれそうな人を選ぶわけです

アドバイスだけならともかく、ハイテク機器を使い、陪審員の素性や弱み、どういう考えの持ち主なのかといったことを収集し、分析します。おまえらはスパイかと言いたくなりますが、そのへんのスパイ映画よりおもしろいことは確かです。

この映画をみるかぎり、陪審員コンサルタントは弁護士より権力があり法廷を裏であやつっているといってもおかしくありません。

法廷の中だけでなく、外でも情報戦、心理戦が繰り広げられるので、評決のときまで目を離せませんでした。好きなセリフは、フィッチの「わたしの陪審員をわたすな!」です。

■『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』★★ 05/10/03UP



香取慎吾主演。

そういえば「ニンニン!」流行りませんでしたね。映画の出来からするとその理由もわかるわけなんですが、

〜あらすじ〜

伊賀忍者の服部カンゾウ(=香取慎吾)は父であり師匠のジンゾウ(=伊東四朗)から最後の修行として江戸行きを命じられます。そして主以外には姿を見られてはならないと言い渡されます。

随分前に放送されていたアニメ「忍者ハットリくん」の実写版です。そっちのほうは見たことがありません。「キテレツくん」「パーマン」あたりは再放送で見たことがあるんですが。

冒頭から天狗の仮面を被ったやつとの戦闘です。森林を駆け抜け、手裏剣が飛び交い、キレのあるアクションがとてもかっこよかったです。

期待に胸を膨らませてましたが、なぜハットリくんが大の大人なんでしょうか?たしか少年忍者だったような・・・。

大の大人である香取君が演じて良かった点は顔が似ているアクションができるだけです。

頬の渦巻きマークといい、「ニンニン」といい、主ケンイチ(=知念侑李)の家での行動する姿は少年忍者ならご愛嬌ですまされますが、大の大人が演じると変質者以外の何者でもありません。

次に忍術なんですが、分身の術、水とんの術といったメジャーな忍術はいいとして、問題なのは金縛りの術です。自分の知識だと、相手の動きを止める術だと思っていたんですが、この映画では、時間が止まります

忍術という範疇をはるかに越えてます。

この映画のテーマは忍の掟より大切なものは何か?自分で決めたことを守ることというすばらしいメッセージが込められています。しかし、ハットリくんが本当に気付くべきだったことは、「ナルト」には勝てないってことです。

でもなんで今さらハットリくんなんでしょうかね。公開中のタッチもそうですが、

「巨人の星」をさしおいて・・・。大リーグボール養成ギプス、火の玉ノック、ちゃぶ台返し、消える魔球を見たらファンは絶対感動して泣くと思いますよ。

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