咆哮と彷徨の記録




dvd

■『猫の恩返し』★★



〜あらすじ〜

学校からの帰り道ハルは、猫がトラックに轢かれそうなのを助ける。

なんとその猫は、猫の国の王、猫王の息子ルーン王子で、お礼に猫の国に招待される。

困惑するハルは謎の声に導かれるまま‘猫の事務所’に行き、猫の人形に魂の宿った‘バロン’と出会う。

60分ちょっとで、話自体はとてもシンプル。

絵のタッチがジブリ作品とは異なっていてかえってよかったのかもしれない。

ただ、ハルの声優さんは鼻声だったのではないかと思われる声をしている。

『耳をすませば』でも登場したバロンがとてもかっこよかった。

彼こそ紳士の中の紳士。

■『ネバーランド〜Finding Neverland〜』★★★★★ 06/01/28UP



ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマン出演

逆転の発想から生まれた永遠の少年

〜あらすじ〜

1903年ロンドン、劇作家のジェームズ・バリ(=J・デップ)は売れっ子の作家だった。

新作が不評に終わり、公園で次回作の構想を練っているとき、未亡人シルヴィア・デイヴィズ(=K・ウィンスレット)とその4人の息子と出会う。

そのなかで三男のピーター(=フレディ・ハイモア)は何事も現実的に考える冷めた少年で、バリは彼を参考に、夢世界で生きる少年を主人公とした劇を書き始める。

名作「ピーター・パン」誕生までを事実に着想をえて描いた物語。

お涙頂戴の重苦しい映画だと思い、観るのをためらっていたが、J・デップ演じるバリの少年のようなキャラクターや子どもたちと遊ぶうちに「ピーター・パン」の構想へとつながっていく様は重苦しいイメージを完全に払拭した。

「ピーター・パン」が多くの人に愛されているわけがよくわかった。

海賊のシーンなどは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウをやってほしかったのですが、そういうわけにはいかないか。

「ピーター・パン」を知っている、ジョニー・デップが大好き、美少年たちに会いたい、ちょっとだけ感動する映画を見たい、以上どれかに当てはまる方は必見。

個人的な話だが、私はDVDをレンタルする際、旧作4枚1,160円を利用している(※大学時代の感想だ、高すぎだろ)。

そして、この映画とともに借りてきたのが、『オペラ座の怪人』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』『コンスタンティン』だった。

また、期待している物をあとにとっておくので、この『ネバーランド』は1番最初に見た映画だった。

4作のなかでは全く期待していなかったが、完全に失敗&映画を観る目のなさを痛感した。
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