咆哮と彷徨の記録




■『ピーター・パン〜PETER PAN〜』★★★★★ 04/12/23UP



ジェレミー・サンプター主演

小汚い服装の美少年

〜あらすじ〜

作家になることを夢見るウェンディー。

そんな彼女の前に空を飛ぶ少年ピーター・パン(=J・サンプター)と妖精ティンカー・ベルが現れる。

彼らはウェンディー、彼女の弟ジョン、マイケルをネバーランドに招待する。

不敵な微笑みとかわいい顔がかなりはまっているピーター・パン。

実写化すると、足の裏が汚れていたり、服装にしてもちょっと小汚い感じで、少年版ターザンかと思った。

ディズニーのピーター・パンのようにもう少し上半身の露出を少なくしたほうがいいと思う。

それ以外は文句なしの映画

空を飛ぶシーン、妖精ティンク、そして例のワニなどとてもきれいな映像に仕上がっていて、ネバーランドの世界に完全に引き込まれた。

アニメやコミックの実写化は失敗例が多いが、これは成功例といっていいだろう。

ジェームズ・フック船長も役にピッタリだった。

好きなセリフは「I do believe in fairies!!」。

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■『HERO』★★★ 09/01/14UP



木村拓哉、松たか子、中井貴一、松本幸四郎、森田一義、綾瀬はるか、児玉清、田中要次、阿部寛、イ・ビョンホン出演

検事って大変!?

6年ぶりに東京地検城西支部へ戻った久利生公平(=木村拓哉)。

傷害致死事件の公判検事を担当することになり、裁判にのぞむが、取調べで自白した被疑者が一転、無罪を主張し始める。

被疑者のアリバイがある政治家の汚職事件と関わっているということで、百戦錬磨の弁護士蒲生(=松本幸四郎)が弁護につく。

人気ドラマ『HERO』の劇場版。

視聴率がよかったということで映画化されたようだが、遅すぎる気もする。

ちなみに連続ドラマのあとのスペシャルドラマのあとということで、ドラマの鑑賞は必須かと思いきや、スペシャルさえみてれば9割がた楽しめると思う。

刑事、弁護士、医師、看護士のドラマはよくあるものの、検事というのは珍しい。

刑事顔負けの捜査をしなくてはならないとは知らなかった。

まぁ、ドラマだからの過剰演出かもしれないが。

脚本は福田靖。

自分が観るドラマの大半はこの人がやっているので安心してみていられる。

上にあげたようにこれもまた豪華キャスト。

ビョン様まで出演するしまつだ。

真実を追い求める検事キムタクVS依頼人の利益を守ろうとする元検事で凄腕弁護士松本幸四郎は見応えあり。

ドラマ「王様のレストラン」のときと変わらず年をとらない俳優だ。

ギャルソンといい、弁護士といいプロフェッショナルな役がよく似合う。

また松たか子との親子共演もすばらしい。

話変わってタモリさんの登場には驚いた。

ただ、法廷でもサングラスはありなのか?

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■『英雄〜HERO〜』★★★



ジェット・リー主演

矢の無駄遣いが凄い

〜あらすじ〜

春秋戦国時代の物語で、秦の大王を狙う暗殺者を仕留めた主人公無名がその一部始終を大王(後の始皇帝)に語りだす。

始皇帝を狙う暗殺者たちを主人公が次々に討ち取り、その手柄話をするわけだが、始皇帝から指摘が入り、話が変わっていく。

変わるごとにつれて、手柄話の中の登場人物たちの衣装も変わる。

これがとてもきれい。

白、赤、緑ときれいに統一されていて、アクションにおいても華やかさがある。

一番迫力があったのはドニー・イェンとの戦闘シーン。

役名は忘れた。

最初の戦いだ。

ジェット・リーのアクションはこんなレベルではないと思うが、他の出演者のレベルからするとちょうどいい具合かもしれない。

結論としては、映像美とアクションが見事に融合した映画だと思う。

■『ビッグ・フィッシュ〜BIG FISH〜』★★★★★ 05/02/27UP



ユアン・マクレガー主演

嘘が救う世界

〜あらすじ〜

父エドワードの作り話を子どもの頃は信じていたものの、大人になるにつれて父を嫌うようになった息子ウィル。

その父が死の床に伏していると知らされ、父の真の姿を理解しようとする。

話は現在とエドワードの“作り話”から構成されていて、“作り話”の場面は原色が多く使われていてとてもきれい。

その内容も親しみを感じる嘘で脚色されていてとてもおもしろかった。

なんといっても一面の水仙は心が洗われる美しさ。

正直な話、「感動した、泣いた」っていわれる映画は重苦しくて、観るのをできるだけ避けてきた。

お涙頂戴の演出が嫌いだったからだ。

そんな自分にさわやかな感動を与えてくれた。

人生を楽しむには嘘が欠かせないことを、他人への思いやりが嘘をうむことを教わった。

文句なしの★★★★★。

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■『ピンポン』★★★



窪塚洋介主演

ヒーローは卓球で語る

男子高校生が卓球で自分の生き方を見出していく映画。

自分の才能に溺れ、現実をみようとしない主人公、ヒーローの登場を待ち続ける卓球部員が無言の勝負を繰り広げる。

話を盛り上げる脇役もいい味を出している。

ただ、あまりにも都合が良すぎる展開、ご都合主義ってやつが目につく。

卓球のプレイシーン
は、いろんな角度からみることができ、スロー再生でとてもかっこよかった。

試合では目で追いきれないスポーツだが、その魅力やすごさが伝わってきた。

好きなセリフはペコが自分の本名を名乗った後サーブをするさいに言ったセリフ「そこんとこよろしく」。
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