咆哮と彷徨の記録




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■『ペイチェック−消された記憶− 〜PAYCHECK〜』★★★ 04/12/23UP



ベン・アフレック&ユマ・サーマン共演

〜あらすじ〜

3次元モニターを開発したアーク社、それに対抗すべくネキシム社は技術員マイケル・ジェニングス(=B・アフレック)のパクリ技術を用いてディスプレイなしを開発する。

開発期間は8週間で、開発後8週間の記憶を消し、報酬(ペイチェック)を受け取る。

そんな生活を送ってきたマイケルは友人の頼みで3年間の契約を結び、デッカーと極秘の研究にとりかかる。

3年後、9000万ドルもの報酬を受け取るはずが、放棄したことになっていて、3年前に預けた私物も違うものになっていた。

しかも送り主は4週間前の自分になっていて、困惑する。

そして、仕事のパートナーだったデッカーが窓から飛び降り、マイケルはFBIに逮捕される

極秘技術の情報漏れを防ぐために記憶を消すという人間の脳に悪そうな薬を使用してのサスペンス。

3年の間に何があったのか主人公には全く記憶がないわけで、4週間前に自分が送った謎のアイテム20が自分を救う鍵になっていく。

そのアイテムが次々に役立っていくわけだが、主人公と一緒になってアイテムの使用法を考えることができてとてもおもしろかった。

ヒントが手元にあるのは一長一短なわけだが、奇抜な使用法が多いので、とても楽しめた。

カーチェイス、バイク・アクション、頭脳戦が『逃亡者』に似ていて、おもしろかったが、一般の技術員があそこまでやれるのかという疑問が残った。

人間切羽詰ればとんでもない力が出るということか。

あと、3年分の記憶を消された副作用があったらもう少し盛り上がったんじゃないかとおもった。

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■『ペイ・フォワード〜PAY IT FORWARD〜』★★★ 04/10/27UP



ケビン・スペイシー、ヘレン・ハント、ハーレイ・ジョエル・オスメント出演

〜あらすじ〜

新任の教師が「世界を変えるために何かできることを考えよう。」という課題を出す。

トレバーは人の役に立つことを3つやるということを次へ渡すというアイデアを生み出し、実行にうつしていく。

役に立つことといっても、簡単にできることではなく、難易度高めのことをしなくてはならない。

ねずみ算のごとく世界は変わるのではと考えるトレバーだったが現実は厳しく…。
 
発想は素晴らしいと思うが、夢のような話。

トレバーの発言も11歳とは思えないものがある。

子どもがたまに核心をつく発言をするという設定だからだろうが、それにしてはセリフが長すぎる。

そもそも何かをしてもらったらまずしてくれた人にお礼をするべきだ。

それをいったら、話にならないが。

そういえば、「3人以上にメールしなかったら、不幸が訪れる。」なんて意味不明なメールが流行ったときもあった。

まさかこの映画から思いついたのでは・・・。

■『ヘルボーイ〜HELLBOY〜』★★★ 05/09/08UP



ロン・パールマン主演

〜あらすじ〜

1944年のスコットランド、敗色濃厚なドイツは科学技術と妖術を使って戦況をひっくり返す作戦に出る。

それは、冥界の扉を開き、龍神オグドル・ヤハドを呼びだすこと

ブルーム教授らがかろうじて阻止しますが、全身真っ赤な赤ん坊が発見され、ヘルボーイと名づけられ、ブルーム教授に育てられる。

話は現代に戻り、再び冥界の扉が開かれる可能性が出てくる。

ヘルボーイが超常現象捜査防衛局の一員として陰謀に立ち向かっていくわけですが、悪魔とはいえとても人間くさいやつだ。

仕事にもそこそこのプライドがあり、恋に悩み、自分の外見に劣等感を覚えている。

そんな彼と敵が繰り広げるバトルはほぼ肉弾戦で地味ながら迫力がある。

何枚ガラスが割れたことやら、ヘルボーイの最大の武器はタフな肉体といっていいだろう。

あと、いかつい外見とは裏腹にそのお茶目な髪型がかわいかった。

続編を期待する。

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■『ベン・ハー〜BEN-HUR〜』★★★



1959年アカデミー賞作品賞受賞作品。チャールトン・へストン主演

〜あらすじ〜

親友に裏切られ、母と妹を連れ去られたベン・ハーは、復讐を誓う。

原題が「Ben Huh the tale of Christ」何度も舞台化、映画化された作品。

『グラディエーター』と海戦シーンは『パイレーツ・オブ・カリビアン』がミックスされたような映画。

とにかく長い

DVDで2枚組み。

それもそのはずで222分、3時間42分だ。

本編が長いだけあって、話は壮大かつ重厚。

なんたって222分だから。

主人公がユダヤ人、the tale of Christということで、西洋史上最も有名な人物イエス・キリストが登場する。

彼の受難が最後までベン・ハーの家族に関わってくる。

残念ながら顔の出演はなし。

海戦シーンは『パイレーツ・オブ・カリビアン』といったが、そのレベルには達していない。

当時にしては凄かったほうだと思うが、今みるとたいしたことはない。

撮影技術の進歩を感じる。

しかし、古代戦車でのレースシーンはすばらしい。

ベン・ハーとメッサラがお互いの意地とプライドをかけて熱いレースを繰り広げる。

これは見る価値ありだ。
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