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■『ミシェル・ヴァイヨン〜Michel Vaillant〜』★★ 04/12/29UP



サガモール・ステヴナン主演

〜あらすじ〜

サーキットレースチーム2強の‘ヴァイヨン’と‘リーダー’が第70回ル・マン24時間耐久レースで対決する。

オープニングは主人公ミシェル・ヴァイヨンの母の悪夢から始まる。

それは、ル・マンでミシェルが‘リーダー’の‘13’とデッドヒートを繰り広げ、宙に舞い炎上するというもの。

母の心配をよそにレースに集中しようとする‘ヴァイヨンチーム’だったが…。

レースシーンは迫力があったが…もうちょっと走りのほうで見所をほしかった。

6:4ぐらいでレースのほうに比重がおかれていたと思うが、ドラマ部分の必要性はあまりなかったので、レースのほうで魅せてほしかった。

どさくさにまぎれて日本のマシンがスピンしていたのは笑えた。

きっと日本が嫌いなんだろう。

70回を数える伝統のあるレースだろうけど、レース中ドライバーのすり替えが簡単に行えたりするなど、レース初心者の自分にはずいぶんいい加減なレースに思われた。

‘リーダー’チームが卑怯なチームだったが、‘ヴァイヨン’チームも同罪だ。

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■『Mr. & Mrs. スミス〜Mr. & Mrs. Smith〜』★★ 10/06/10UP



ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー共演

夫婦喧嘩という次元の話じゃない

結婚して6年目を迎えたスミス夫妻(=ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー)。

実は2人は違う組織に所属する殺し屋だった。

互いの正体に気付き48時間以内に相手を殺せと命じられる。

世界で一番激しい夫婦喧嘩の始まりだ。

派手な殺し合いも見ものだが、一番面白いのは互いの正体を知ったあとの口ゲンカだ。

暴露話のレベルもすごい。

仮面夫婦だったことを知った2人はどうなるのかぜひ本編をみてもらいたい。

アクション、カーチェイス、銃撃シーンとどれも迫力は十分だが夫婦ゲンカの迫力には敵わない。

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■『Mr.インクレディブル〜THE INCREDIBLES〜』★★★★ 06/03/31UP



スーパーヒーローの苦悩

〜あらすじ〜

スーパーヒーローとして活躍してきたMr.インクレディブルだが、世間の支持を失い、普通の生活を強いられることに。

ヒーローへの未練たらたらのMr.インクレディブルことボブ・パーは隠れてヒーロー業をやることに。

そんな彼の前に謎の女性ミラージュが現れ・・・。

いろんな能力をもつ家族が活躍するコメディタッチの娯楽映画。

怪力のMr.インクレディブル、全身が伸びるイラスティガール、透明人間&バリアの長女ヴァイオレット、超スピードで走る長男ダッシュ、そして、なんらかの変身能力をもつジャック・ジャックが主な登場人物。

特殊な能力が世間に受け入れられないことは多々あること。

『スパイダーマン』でも新聞で厳しく批判された。

それでもヒーローをやりたいというMr.インクレディブルは、スパイダーマンとは少々違うベクトルで自己顕示欲が強い人物。

しかもトラブルメーカーなわけで、本当におめでたいやつ。

それにくらべて奥さんのイラスティガールはとてもよくできた人物で、劇中唯一の常識人。

インクレディブルにはもったいない。

スピーディかつテンポのいい展開、夫婦愛、家族愛ありのストーリー、どれをとっても平均点を上回っています。なにより、冒頭でヒーローを一旦地に落としたあたりはとてもよかった。

巨大ロボで戦う戦隊ヒーローを見たら、損害賠償請求額をリアルに考えそう。

■『ミスティック・リバー〜MYSTIC RIVER〜』★★★ 04/10/20UP



ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン出演

この作品で渡辺謙がノミネートされたアカデミー助演男優賞をティム・ロビンスが受賞。

ショーン・ペンは主演男優賞を受賞。

〜あらすじ〜

ジミー、ショーン、デイブは少年時代に道端で遊んでいたとき、ある中年の男に注意を受ける。

そしてデイブだけが車に乗せられ連れ去られ、4日間監禁される。

25年後互いに疎遠になった3人だったが、ジミー(S・ペン)の長女ケイティーが何者かによって殺害される。

ケイティー殺害の犯人を刑事のショーン(=K・ベーコン)が捜査することに。

過去の事件をきっかけにした人間関係が複雑にからんできて、単純なストーリーがとても味わい深い内容になっていた。

登場人物の精神状態や、名優らの名演技から誰もが怪しく、疑心暗鬼に陥る。

後味がいい映画ではないが、シンプルな題材ながら渋い魅力を放っている見ごたえのある映画。

■『ミッション・インポッシブル〜MISSION : IMPOSSIBLE〜』★★★★



トム・クルーズ主演

〜あらすじ〜

I.M.Fからの指令で、CIA工作員のコードネームと実名リスト(NOCLIST)の買い手を突き止めるはずが、作戦途中でメンバーが次々と殺される。

一人生き残ったイーサン・ハント(=T・クルーズ)は上司のキトリッジからこの作戦はマックスという武器商人に買収されている諜報部員をみつけるための囮だと知らされ、二重スパイの容疑をかけられる。

007シリーズに並ぶ、スパイ・アクション超大作。

まず、指令のビデオが自動的に消滅。

秘密を外に漏らさないためとはいえ、憎い演出だ。

007シリーズと違ってスパイアイテムはそう多くはない。

ガム型爆弾、メガネ型ビデオカメラと最初から最後まで使用のみせ方がうまい。

スパイの最大の武器は卓越した頭脳と鍛え抜かれた肉体ということを示しているんだろう。

本物のNOC LISTを手に入れるためI.M.F本部のコンピュータ室に潜入するわけだが、ハントがワイヤーで宙吊りになり、データをコピーする場面は、コントやパロディで使用されるぐらい有名。

汗といい、ナイフといいあれほど手に汗握る場面はない。

■『M : I-2』★★★



トム・クルーズ主演

〜あらすじ〜

イーサン・ハント(=T・クルーズ)の次の任務は、盗まれた病原菌“キメラ”の奪還。

泥棒ナイアと組み、元I.M.Fエージェントショーン・アンブロースの動向を探る。

前回指令のビデオが自動的に消滅したが、今回はメガネ。

しかも、休暇中でロッククライミングを終えたところに届く。

「今度休暇をとるときは行き先を言え」、「それじゃ休暇にならないだろ!」ていうやりとりがある。

普通なら休暇返上しないが、差し迫った事情があるようで、イーサンは渋々引き受ける。

本当に迷惑をこうむっているのはヘリの操縦者とメッセージの配達者。

スパイ対決だけに、頭脳戦あり格闘ありのアクション映画になっている。

アクションを撮らせたら右に出るものはいないといわれるジョン・ウー監督のアクションはとにかく派手。

一番好きなシーンは、アンブロースとの一騎打ちでみせたライダーキック。

■『M:i:3』★ 09/06/02UP



トム・クルーズ主演

シリーズ最高傑作か?

結婚を間近に控えたイーサン・ハント(=T・クルーズ)、現場から退き後輩指導にあたっていた。

しかし、指導したエージェントの救出任務につく。

救出に成功するも頭に埋め込まれた爆弾でエージェントは死亡。

彼女が残したメッセージには組織に裏切り者がいるということだった。

シリーズ最高傑作の呼び声が高い。

しかし、一緒にみていた母いわくそうぞらしい映画

たしかに、金がかかっている演出とアクション、破壊の数々だ。

映画公開時の宣伝もものすごく派手だった。

アクションシーンはたしかに見応えあるが、年がら年中ドンパチの連続だとあきる。

アクションに特化しすぎの感が否めない。

どれもこれも派手すぎてあまり印象に残っていない。

キーワード「ラビットフット」もあまり意味をなしていない。

残念ながらシリーズを追うごとに、アクションに比重がかたむき、おもしろさも低下したといえる。

■『ミニミニ大作戦〜THE ITALIAN JOB〜』★★★ 08/05/10UP



マーク・ウォルバーグ、シャーリーズ・セロン出演

金塊ゲットだぜ大作戦!!

〜あらすじ〜

ヴェニスで金塊3500万ドルを盗んだチャーリー(=M・ウォルバーグ)一行だったが、仲間の一人スティーブ(=エドワード・ノートン)の裏切りにあい、金塊は奪われ、金庫開けのベテランであるジョン(=ドナルド・サザーランド)も殺されてしまう。

1年後、スティーブがロサンゼルスにいることをつきとめた一行は復讐のため、彼の金塊を強奪することに、そしてジョンの代わりに娘のステラ(=シャーリーズ・セロン)を代役にたてる。

『オーシャンズ11』の規模縮小、アクション増量版といったところ。

チャーリー一行の紹介をする。

リーダーで計画を立案担当のチャーリー。

コンピュータのプロでナップスターを開発したのは自分だと言い張る男ライル。

カーチェイス最長記録に挑戦した運転のプロ、ロブ(=ジェイソン・ステイサム)。

『トランスポーター』の設定から?

爆発物担当の男。

セキュリティ会社から金庫破りを依頼されるステラ。

5人が協力して裏切り者スティーブから金塊を奪還しようとするわけだが、さまざまな障害が待ち受けているわけだ。

ドキドキの金塊強奪、ボートチェイスから始まり、再び計画立案、実行と最後まで飽きさせないつくり。

ネタバレになるが、信号を監視、調整しているところに侵入し、信号を操作したり、金庫やトラックを下に落としたりとかなり過激な作戦内容。

紅一点、スタイル抜群の金髪美女シャーリーズ・セロンの下着姿が必見。

★3つが妥当な評価かと思う。

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■『耳をすませば』★★★★ 05/01/24UP



〜あらすじ〜

月島雫は、読書好きな中学3年生。猫を追いかけていった先に地球屋という店があり、ヴァイオリン作りの職人を目指す少年と出会う。

進路を決めている人をみるとあせってしまうことは誰にでもあることで、かといって自分はどうすればいいのか?そんな思春期の精神状態をうまく描いた映画。

地球屋のじいさん、口うるさい雫の姉など脇を固める登場人物も脇役ながら丁寧に描かれている。

1度聴くとなかなか頭から離れない「カントリーロード」が素晴らしいのはいうまでもなく、ヴァイオリン工房での歌&演奏シーンは大好きだ。

ストーカー説が噂される天沢聖司くんだが、ヴァイオリン作りの職人を目指しているなんてかっこいい。

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■『奇蹟<ミラクル>〜Miracles〜』★★★★ 05/02/21UP



ジャッキー・チェン主演

〜あらすじ〜

香港に職を求めてやってきたコク(=ジャッキー・チェン)はひょんなことからヤクザのボスになる。

幸運のバラとバラ売りのおばあさんのために奮闘する青年の心温まる話。

(※ジャッキー映画ではめずらしい。)

ハリウッド進出後の派手で洗練されたアクションと違って荒々しくシンプルだが、ジャッキー映画の中では一番のお気に入り。

とくに工場で縄を使ったアクションは最高におもしろい。

最後のほうでみせる“軽い平手打ち”がお気に入りの親友がこのほど結婚した。

知ったのは2005/4/4。

別に奇蹟が起きて結婚したわけではないが、幸運が訪れることをお祈りして、祝福する。

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■『ミリオンダラー・ベイビー〜MILLION DOLLAR BABY〜』★★★★ 06/04/23UP



クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン出演

モ・クシュラ

〜あらすじ〜

ボクシングジム経営者兼トレーナーのフランキー・ダン(=C・イーストウッド)は、31歳のマギー・フィッツジェラルド(=H・スワンク)のトレーナーを引き受けることに。

2005年アカデミー賞主要4部門制覇の作品。

作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞。

ボクサーとしての最盛期を過ぎた素人女性ボクサーとジムトレーナーが織り成すヒューマンドラマ

元ボクサーで実質的にジムの管理を行うスクラップ(=M・フリーマン)のナレーションがさらなる重厚さをかもし出している。

彼の渋い声には男でも惚れる。

2005年の顔といってもいいレイザーラモンHGが好きだと公言するのもうなづける。

また主演のヒラリー・スワンクも迫真の演技。

完全に戦う女性の目だ。

また、フランキーは『はじめの一歩』の鴨川会長とかぶる。

アイルランド系アメリカ人たちの苦悩と葛藤が随所にみられる。

信念や生き様について改めて深く考えさせられる映画。


印象に残ったセリフは、

Mo Cuishele......means "my darling, my blood."”「“モ・クシュラ”は“愛する人よ お前は私の血”って意味だ。」

これ以外ありえない。
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