咆哮と彷徨の記録




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■『名探偵コナン 戦慄の楽譜』★★ 09/04/29UP



声:高山みなみ

堂本音楽アカデミースクールで爆発事件があった。

現場にフルートの胴部菅が残されていた。

そして同スクールの卒業生が次々と死んでいく。

ソプラノ歌手秋庭玲子に特別レッスンを頼んだ少年探偵団、彼女の水筒に刺激物が、そして帰宅時には大型トラックで追いかけられる。

彼女が狙われると読んだコナンは独断で護衛につく。

コナンの映画化も毎年やっているが、今回のトリックは難解だ。

対象年齢をどのあたりに設定しているかわからないが、これはむずかしい。

コナンこと工藤新一を音痴と設定しているにもかかわらず、音楽関連のトリックを非常に多い。

原作者になんらかのこだわりがあるのだろう。

今回のキーは絶対音感。

見どころはそれほど多くない。

予定調和のかたまりだ。

コンサート会場のまわりが火の海なのに中のひとたちは気付かないとか現実離れしすぎだ。

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■『メダリオン〜THE MEDALLION〜』★★ 05/03/07UP



ジャッキー・チェン主演

〜あらすじ〜

1000年に1度聖なるメダリオンと少年に触れると、不死身の肉体と超人的な力を手に入れることが出来るらしいのだが・・・。

連れ去られた少年ジャイを追って、香港警察のエディ(=ジャッキー・チェン)はアイルランドのダブリンへ向う。

不死身の主人公を演るジャッキーだが、衰えを隠せないのかVFX、ワイヤーを使ったアクションがかなり多かった。

映像技術の進歩に迎合するのは悪くないが、それならジャッキー以外の俳優でもやれるので、コミカルでガッツ溢れる彼らしいアクションを見たかった。

彼の年齢を考えると無理もないが。

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■『メメント〜MEMENTO〜』★★★ 05/10/23UP



ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス出演

〜あらすじ〜

レナード(=G・ピアース)は妻をレイプし殺害した犯人テディを射殺する。

そこから射殺までの過程を時間に逆行するかたちで描いた映画がこの『メメント』。

『アレックス』と同じ時間逆行型の映画だ。

この映画で一番重要な要素は、レナードはすぐ記憶を失くすということ。

10分前のことすら覚えていないため、メモや写真で妻殺しの犯人を追っていく。

10分前のことを覚えていないっていうのは気の毒だ。

仕事も覚えられないだろうし、映画の感想も書けない。

本題に戻ると、この映画は非常に巧妙にできていた。

オープニングの射殺から過去に遡るにつれて明らかになる真実、記憶障害になる前のレナードの記憶が合間に挿入され、物語を盛り上げる。

さて、10分で記憶をなくす主人公を描いた映画ということで、デメリットが強調されているが、ここからはメリットを考えてみたいと思う。

10分で記憶をなくしてしまう人のメリット

@ 嘘発見器に嘘を見破られなくてすむ。

これは大きい。

覚えてないんだから「知らぬ存ぜぬ」にも真実味がある。

A コミックの新刊を買わずにすむ。

読むたびに記憶をなくすので、毎回初読。

1巻だけで十分。

そして『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』などの推理マンガなら、毎回犯人探しができる。

これは便利。

B 浮気をごまかせる。

言い訳をしなくてすむ。(※浮気の最中に全て忘れそうです。)

C ふられても引きずることなく次の恋に進める。

すぐ忘れられる。(※ふられた相手にまた告白することがあるかも・・・。)

最高の愚痴り相手になってくれる。

すぐ忘れてくれるので。(※これは周囲の人のメリットでした。)

以上4点発見した。

一番の利点はやはりマンガか。

とはいえ、10分で記憶はなくしたくない。

■『メン・イン・ブラック〜MEN IN BLACK〜』★★★★ 05/02/17UP



トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス出演

〜あらすじ〜

地球外生命体に対応する国家機関メン・イン・ブラック。その一員であるK(=T・L・ジョーンズ)はエイリアンを追い詰めたエドワーズ(=W・スミス)を高く評価し、勧誘する。

タイトルから内容がわからない映画の一つ。

地球外生命体との接触という超重要なお仕事だと思うが、画面からは全く緊張感が伝わってこない。

国会中継のほうがまだ緊迫している。

黒スーツに黒ネクタイで、一般人の記憶を消去するという殺し屋に近い秘密機関だが、現場至上主義だったり、エイリアンへの発砲も自由だったりと外見とは裏腹に規則に縛られていないところは好感がもてる。

情報収集にゴシップ記事を探したり、実在の有名人をエイリアンと皮肉った冗談はとてもおもしろかった。

■『MIB2』★★★ 05/04/04UP



〜あらすじ〜

K(=T・L・ジョーンズ)は引退し、郵便局で平和に暮らしていた。

一方、相棒の記憶を次々と消去するようになったJ(=W・スミス)はついに犬と組まされることになる。

そんなある日、またまた凶悪なエイリアンが現れ、MIB本部は乗っ取られてしまう。

Jはそのエイリアンを知るKを呼び戻し記憶を取り戻そうとする。 

前作の設定をそのままに、こんな奴らが世界を背負っているのかというおかしさもそのままに戻ってきた。

前回のゴキブリエイリアンから一転今回は美女エイリアン。

『スピーシーズ』、『ターミネーター3』と同じく、男性視聴者をひきつけようという魂胆がみえみえだ。
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