咆哮と彷徨の記録

















■『名探偵コナン−時計じかけの摩天楼−』★★★ 05/04/30UP



劇場作品第1弾。

〜あらすじ〜

阿笠博士宅に工藤新一への電話がかかってきます。蝶ネクタイ型変声器を使って電話に出たコナンは爆発予告と読み取り現場へ急行します。


第1作目ということでコナンがまだまだヤイバに近い絵でとてもなつかしかったです。そして今は警部(?)だが白鳥刑事初登場です。

昇進しても目暮警部の部下なのであまり変わりはありゃしませんが。

サスペンスとしての魅力はこのころから十分あったんだと今さらながらに思いました。

『スピード』も顔負けの爆弾電車、時速60km以下になれば爆発するというスリリングな展開と鮮やかな推理はとてもテンポがよくてアニメにしておくのがもったいないぐらいです。

最後はやっぱりラブストーリー的な結末ですが、元の姿に戻れるはずもなくちょっと切ないです。まぁ、元の姿に戻ったら殺されますからね。

■『名探偵コナン−14番目のターゲット−』★★★ 05/02/25UP



劇場作品第2弾。

〜あらすじ〜

あいかわらずのコナン君は少年探偵団の面々と航空博物館へ。そして、目暮警部はランニング中にボウガンで撃たれ、蘭の母妃弁護士は毒入りチョコレートに倒れ、阿笠博士もボウガンで撃たれます。

警察はトランプの数字になぞらえた犯行で、かつて小五郎が逮捕し、出所したばかりのディーラー村上を犯人と断定します。


まだまだ面長の絵でとてもなつかしかったです。特筆すべき点は他にはないが、トリックはアガサ・クリスティの名作と同じですが、こちらが派手です。

話はそれるんですが、自分なりのコナン論があります。同じ高校生探偵のコミックに『金田一少年の事件簿』があります。

以前月曜7時から2本立てで放送していました。コナンを執筆中の青山剛昌先生は設定が似ているとまずいということで小学生の姿コナンにしたのでしょうが、これが当たったと思います。

子どもの姿のため十分に捜査に加われないのですが、子どもの外見を利用して得た手がかりも多く、今までの推理小説や刑事ドラマとは違った視点からみることができるからです。

他にも、阿笠博士の存在は大きいです。007シリーズでいうMの役割でユニークな探偵アイテムをコナンに供給しています。(※Qだったかな?まぁ超ハイテクのボンドカーとはアイテムのレベルが違いすぎますが。)このあたりが“じっちゃんの名にかけて”との相違点で、ヒットの要因だと思います。

■『名探偵コナン−世紀末の魔術師−』★★★ 05/01/22UP



劇場作品第3弾。

〜あらすじ〜

怪盗キッドからの予告状が届きます。

彼の狙いはインペリアル・イースターエッグ、それは8億円以上の価値があり、小五郎は中森警部らと特別に警護にあたることになります。


前半戦はコナン・平次コンビ対怪盗キッドだが、途中に謎の殺し屋スコーピオンが割り込んできます。誰がスコーピオンなのか?怪盗キッドはどこへ?これらの疑問を抱えたままコナンはエッグの謎を解いていくわけですが、蘭に正体がバレそうになります。(※お約束です。)

■『名探偵コナン−瞳の中の暗殺者−』★★★ 05/04/04UP



劇場作品第4弾。

〜あらすじ〜

米花公園の公衆電話で奈良沢警部補が射殺されます。それに続き刑事が一人射殺され、警察は過去のある事件に関わった刑事たちが狙われていることに気付きます。


前にみたときのことを多少覚えていたので犯人はすぐわかりました。とはいえ、久しぶりにみたのでトリックは全く覚えてませんでした。

今回のキーポイントはコナンが思いを寄せる蘭ちゃんが記憶喪失になることです。2004年に大ヒットした韓国ドラマでも記憶喪失が話を複雑にしたんですが、いつ、どんなきっかけで記憶が戻るかが大事ですが、そこはしっかりとおさえてあってよかったと思います。

■『名探偵コナン−天国へのカウントダウン−』★★★ 05/04/30UP



劇場作品第5弾。

〜あらすじ〜

西多摩市のツインタワーが完成し、日本一高い場所としてパーティーが開かれます。

一方、その建設に尽力した市議会議員、タワーに入った会社の専務、そして社長が殺害されます。現場にはおちょこが残され、連続殺人事件として警察は捜査を進めていきます。


原作ではどんな結末をむかえるのかわからない黒の組織。コードネーム:ジンとウォッカの二人組がこの事件に絡んできます。

恐らく末端の構成員だと思うが、明らかに黒幕クラスの扱いで我らがヒーローのコナン君もなかなか手が出せません。元の姿に戻ってしまうとタイトル変更を余儀なくされるので本気になれないのも事実ですが。

余計なお節介はこれくらいにして話を戻すと、蘭ちゃんの恋愛相談、灰原の怪しい行動、決死のタワー脱出と内容は充実しています。

タワー脱出のぶんミステリーの部分が少なめですが、かなり巧妙なトリックでしたし、動機はまた一段と理解しがたいです。

架空のミステリー小説と実際に起こる事件の違いは動機の違いといってもいいでしょう。現実にはお金、男女関係のもつれに対し、フィクションでは自分の美意識にそぐわなかったとかプライドを傷つけられたといった何も殺すことはないだろうと思われる動機がミステリーには多いです。

もちろんそれは読者や視聴者をミスリードさせたり、簡単に謎を解かせないためであってフィクションにおいては当然のことだと思います。とはいえ最近では動機の理解が難しい事件が多いのも事実です。

■『名探偵コナン−ベーカー街の亡霊−』★★★ 04/12/17UP



劇場作品第6弾。

〜あらすじ〜

体感シミュレーションゲーム「コクーン」のお披露目パーティーに招待されたコナンたちだったが、コクーンの開発責任者でもあり、コナンの父工藤優作の友人樫村氏が殺害されます。

彼が残したダイイングメッセージ‘ J’‘T’‘R’から犯人を解く鍵はゲームの中にあるとコナンは確信し、ゲームの世界へ足を踏み入れます。


しかし、そのゲームを人工知能プログラム“ノアズ・アーク”が乗っ取ってしまいます。そのプログラムは開発者である天才少年ヒロキ・サワダが自殺をする前に電話回線に侵入させたものでした。
 
前置きがかなり長くなりましたが、ゲームの中は5つに別れていて、コナンらは、19世紀末のロンドンでジャック・ザ・リッパーと対決します。

歴史を肌で体感することが目的のゲームですが、小説の登場人物も出てくるという暴挙に出ています。

シャーロック・ホームズにワトスン博士、ハドソン夫人、アイリーン・アドラー、モリアーティー教授そして名前だけだがレストレード警部。最初見たときは『シャーロック・ホームズシリーズ』をあまり読んでなかったので、気付かなかったが、モーラン大佐やライヘンバッハの滝、バスカヴィルなどほぼ 100%わかりました。ということで、予備知識があったほうがおもしろく感じると思います。

■『名探偵コナン−迷宮の十字路−』★★★ 05/01/22UP



劇場作品第7弾。

〜あらすじ〜

東京、大阪、京都で弓矢や刀を凶器に使用した連続殺人事件が起きます。被害者は全員盗賊団“源氏ボタル”のメンバーだと判明します。

その頃小五郎は仕事の依頼で京都へ。盗まれた薬師如来に関する暗号を解くことになります。


今回は西の名探偵服部平次が主人公です。初恋の思い出と共に京都を疾走します。バイクでの追走シーンはCGが駆使してありかっこよかったです。

おじゃる警部
(※刑事だったかも)は必要だったのか今でも疑問です。シマリスを肩にのせるキャラが必要だったのかという意味です。

強烈なルックスから犯人に関わっているとにらんでいましたが、無関係でした。

■『名探偵コナン−銀翼の奇術師−』★★★ 04/12/17UP



劇場作品第8弾。

〜あらすじ〜

コナンの宿敵怪盗キッドからスターサファイアを頂戴するという予告状が届きます。


キッドVSコナンの対決はもちろん、空中戦までみせてくれます。アニメはなんでもありですね。コナンに欠かせない殺人事件と推理ショーもあるが、メインはコナンとキッドのコンビプレイと言っていいと思います。

劇場版は原作と少し異なった設定で、それは、キッドがコナンの正体を知っているというところです。原作ではまだコナンが工藤新一だと知らないはずだと思います。

彼のパフォーマンスは度を越えているので、コナンより先に黒の組織に消されるかもしれません。

阿笠博士の探偵アイテムは原作でも活躍しますが、劇場作品ではコナンが推理だけでなくアクションもこなしているので、ジェームズ・ボンドかお前はつっこみました。

キッドのキャラクターだが、蘭にスリーサイズを聞いたりと「まじっく快斗」のキッドならやってもおかしくありませんが、「名探偵コナン」に出てくるキッドはもう少しクールだったと思います。

■『名探偵コナン‐水平線上の陰謀‐』★★★★ 05/11/15UP



劇場作品第9弾。

〜あらすじ〜

豪華客船アフロディーテ号に招待されたコナン一行。船内でかくれんぼしますが、園子が何者かに襲われ・・・。


この映画、『タイタニック』に近いものがあります。しかし、子ども向けの映画とは思えないトリックが使われていました。

二重サスペンスというヒントがあったものの、全く見抜けませんでした。

完成度は9作品中でも1,2を争う出来じゃないかと思われます。

エンディング後のしめもかなりうまくまとまっていました。

あえて、ケチをつけるならうるわし姉妹ってネーミングはいかがなもんかと思われます。

『名探偵コナン‐探偵たちの鎮魂歌‐』★★★ 06/12/23UP



劇場作品第10弾。

サブタイトルの意図が今でも分からない

〜あらすじ〜

依頼をうけ、遊園地ミラクルランドにやってきた、コナン一行と少年探偵団だったが、遊園地のフリーパスID型腕輪にプラスチック爆弾が仕込まれていて、謎の依頼者から12時間以内に事件を解かなければ爆発すると脅されます。

コナンに出てくる主要登場人物総出演ということで、少々無理矢理つめこまれた感が否めません。

過去の映画の編集コピー版のようにどこで見たことがあるようなカット、セリフ、展開で目新しさが全くです。

肝心の事件のほうも報告書っぽく説明されるため小さいお子さんにはかなりきびしいんじゃないかと思います。

まぁ最近のコミックも字が多いですが。

■『名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)、海底の財宝』★★★ 05/02/07UP



顔が犬のホームズのお話です。

一応ジブリ作品みたいです。

ホームズ、ワトソン以外の登場人物は原作の名前を少しもじってあります。

視聴対象年齢が低いようで、『名探偵コナン』よりも推理シーンはないです。

45分ちょっとと短めだが、何度も大声で笑ってしまいました。

『カリオストロの城』のノリに近いカーチェイスはみていて楽しかったです。

■『メダリオン〜THE MEDALLION〜』★★ 05/03/07UP



ジャッキー・チェン主演。

〜あらすじ〜

1000年に1度聖なるメダリオンと少年に触れると、不死身の肉体と超人的な力を手に入れることが出来るらしいのですが・・・。

連れ去られた少年ジャイを追って、香港警察のエディ(=ジャッキー・チェン)はアイルランドのダブリンへ向います。


不死身の主人公を演るジャッキーですが、衰えを隠せないのかVFX、ワイヤーを使ったアクションがかなり多かったです。

映像技術の進歩に迎合するのは悪くありませんが、それならジャッキー以外の俳優でもやれるので、コミカルでガッツ溢れる彼らしいアクションを見たかったです。彼の年齢を考えると無理もないですが。

■『メメント〜MEMENTO〜』★★★ 05/10/23UP



ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス出演。

〜あらすじ〜

レナード(=G・ピアース)は妻をレイプし殺害した犯人テディを射殺します。


そこから射殺までの過程を時間に逆行するかたちで描いた映画がこの『メメント』です。『アレックス』と同じ時間逆行型の映画です。

この映画で一番重要な要素は、レナードはすぐ記憶を失くすということです。

10分前のことすら覚えていないため、メモや写真で妻殺しの犯人を追っていきます。

10分前のことを覚えていないっていうのは気の毒ですね。仕事も覚えられないだろうし、映画の感想も書けないでしょう。

本題に戻ると、この映画は非常に巧妙にできていました。

オープニングの射殺から過去に遡るにつれて明らかになる真実、記憶障害になる前のレナードの記憶が合間に挿入され、物語を盛り上げます。

さて、10分で記憶をなくす主人公を描いた映画ということで、デメリットが強調されていますが、ここからはメリットを考えてみたいと思います。

10分で記憶をなくしてしまう人のメリット

@ 嘘発見器に嘘を見破られなくてすむ。

これは大きいですね。覚えてないんだから「知らぬ存ぜぬ」にも真実味があります。

A コミックの新刊を買わずにすむ。

読むたびに記憶をなくすので、毎回初読です。1巻だけで十分でしょう。

そして『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』などの推理マンガなら、毎回犯人探しができます。これは便利です。

B 浮気をごまかせる。

言い訳をしなくてすみます。(※浮気の最中に全て忘れそうです。)

C ふられても引きずることなく次の恋に進める。

すぐ忘れられます。(※ふられた相手にまた告白することがあるかも・・・。)

最高の愚痴り相手になってくれます。すぐ忘れてくれるので。(※これは周囲の人のメリットでした。)

以上4点発見しました。一番の利点はやはりマンガですかね。

■『メン・イン・ブラック〜MEN IN BLACK〜』★★★★ 05/02/17UP



トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス出演。

〜あらすじ〜

地球外生命体に対応する国家機関メン・イン・ブラック。その一員であるK(=T・L・ジョーンズ)はエイリアンを追い詰めたエドワーズ(=W・スミス)を高く評価し、勧誘します。


タイトルから内容がわからない映画の一つですね。地球外生命体との接触という超重要なお仕事だと思うんですが、画面からは全く緊張感が伝わってきません。

国会中継のほうがまだ緊迫しています。黒スーツに黒ネクタイで、一般人の記憶を消去するという殺し屋に近い秘密機関ですが、現場至上主義だったり、エイリアンへの発砲も自由だったりと外見とは裏腹に規則に縛られていないところは好感がもてます。

情報収集にゴシップ記事を探したり、実在の有名人をエイリアンと皮肉った冗談はとてもおもしろかったです。

■『MIB2★★★ 05/04/04UP



〜あらすじ〜

Kは引退し、郵便局で平和に暮らしていました。一方、相棒の記憶を次々と消去するようになったJ(=W・スミス)はついに犬と組まされることになります。

そんなある日、またまた凶悪なエイリアンが現れ、MIB本部は乗っ取られてしまいます。Jはそのエイリアンを知るKを呼び戻し記憶を取り戻そうとします。 


前作の設定をそのままに、こんな奴らが世界を背負っているのかというおかしさもそのままに戻ってきました。

前回のゴキブリエイリアンから一転今回は美女エイリアンです。『スピーシーズ』、『ターミネーター3』と同じく、男性視聴者をひきつけようという魂胆がみえみえです。

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