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■『モーターサイクル・ダイアリーズ〜diarios de motocicleta〜』★★★ 05/10/28UP
ガエル・ガルシア・ベルナル主演
〜あらすじ〜
医大生のエルネストは、アルベルトとバイクで南米大陸縦断の旅に出る。
旅をして、変わっていく若者を描いた映画。
製作総指揮がロバート・レッドフォード。
この映画、どっかで見たことあると思ったら、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』に似たところがある。
イケメンの主人公と相棒、旅、歯に衣着せぬ表現。
旅っていいなぁと思わせてくれる。
でも、バイクでの旅がちょっとなのはなぜだ? |
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■『もののけ姫』★★★ 05/11/28UP
死を目前に控えた少年の行動力
〜あらすじ〜
タタリ神から村を守ったアシタカでしたが、右手に呪いを受ける。
原因を探るべく西へむかう。
“曇りなき眼で見定める”べく少年アシタカは旅立つわけだが、本音は死にたくないから。
その証拠をあげていく。
@砂金で食糧調達&ジコ坊の命を救い、シシガミの森の情報をゲット。
あくまで偶然を装っていたが、計算済み。
死んだら砂金は使えないからね。
砂漠のど真ん中でダイヤモンドとコップ一杯の水どちらを選択するかと同じ。
Aタタラ場の男を助け、送り届ける。
恩を売っておいて、メシにありつき、花嫁を物色中。
シシガミの森を通ったのも顔を売ったと考えていいだろう。
人助けしているところを見せて、呪いのあざを治療してもらうつもりなのだ。
就職活動の基本である自己PRがしっかりできている。
Bタタラ場を襲撃したサンを救う。
タタラ場のみんなを裏切ったかたちになったが、優先順位として山犬にとりいるのが先だと考えたのだろう。
タタラ場のみんなと仲良くするよりシシガミに命を助けてもらうほうを優先するのは当然だ。
もしかしたらサンを助けることでシシガミに口を利いてくれるかもしれないからね。
タタラ場の女性たちはアシタカにメロメロでしたし信頼を取り戻すのは簡単だとふんだはず。
しかし、ここで計算違いの出来事が、なんと撃たれてしまう。
瀕死のアシタカ・・・。
女性の恐ろしさが身にしみてわかったはずだ。
瀕死のアシタカを救ったのはシシガミ。
彼にとってはうれしい誤算。
しかし、呪いのあざは消えていなかった。
さすがはシシガミ。
彼の暗黒面を感じ取ったのだろう。
普通ならここで死を覚悟するところだろうが、なんとシシガミ退治が実行にうつされる。
これにも首をつっこむアシタカ。
彼のとった作戦は浦島太郎大作戦。
シシガミのピンチを救い、見返りとして呪いのアザを解いてもらうつもりなのだ。
参考までにいうと、ジコ坊らがいじめっ子で、シシガミは海亀。
なんだかんだで、呪いのアザが消えたアシタカ。婚約者も見つけ、就職先も決定しました。
そう、『もののけ姫』とは平成不況の中、就職戦線を勝ち抜いた少年の物語である。 |
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■『モンスターズ・インク〜MONSTERS, INC.〜』★★★ 04/11/30
〜あらすじ〜
モンスターシティーにおいてエネルギー源となるのは、子どもの悲鳴。
そこでモンスターたちはモンスターシティーと人間世界をつなぐ子ども部屋のクローゼットから登場し、子どもをおどかす。
モンスターズ・インク社に勤務するサリーとマイクのコンビはおどかし成績トップだったが・・・。
子どもに触れてはいけない、人間世界のものを持ってきてはダメとか細かい規則がある。
しかし、不注意から女の子を連れてきてしまう。
明るくて陽気な前半の話から、ドタバタ騒動を経て、ほんのりしんみりいい話にうまくまとまっていた。
前半のおどかす練習のシーンは必見。 |
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■『モンタナの風に抱かれて〜THE HORSE WHISPERER〜』★★★★ 05/01/16UP
ロバート・レッドフォード主演/監督
〜あらすじ〜
グレースは、落馬&大型トラックとの正面衝突で親友ジュディスと右足を失う。
傷心のグレースだったが、傷ついたのは彼女だけでなく、彼女の両親そして、愛馬ピルグリムもおなじだった。
ピルグリムの安楽死を望むグレースでしたが、母アニーは、“ホース・ウィスパラー”に診てもらうことに。
全体を通してのゆっくりと落ち着いた音楽は、話の舞台であるモンタナの雰囲気ととても合っていた。
癒し系映画が好きな人にはぴったりの映画。
ホース・ウィスパラーを演じるロバート・レッドフォードは馬に向ける眼差しがとてもかっこよくて、目で語る演技には脱帽。
自分の憧れる職業が増えたことはいうまでもない。
就職活動の履歴書に“(ホース・ウィスパラー)馬に囁きかける者”なんて書いてあったらかっこいいよね?
自分が人事担当だったら即採用する。
余談だが、少女グレースをスカーレット・ヨハンソン(『真珠の耳飾りの少女』、『アイランド』)が演じている。 |
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