咆哮と彷徨の記録




■『シークレット・ウインドウ〜SECRET WINDOW〜』★★★ 05/09/07UP



ジョニー・デップ主演

〜あらすじ〜

小説家のモート・レイニー(=J・デップ)のもとに男が一人訪ねてくる。

彼はモートに「秘密の窓」を盗作したことを認めろと詰め寄る。

少々ホラータッチのサスペンス。

が、残念ながら結末が簡単に読めてしまう。

J・デップの露出がほとんどだけあって画面から伝わってくる迫力はすごいです。

ジェイソンが出てきそうなロケーションも小説家一人だと何が起こってもおかしくないでしょう。

あまり必要がなかったも不気味でした。が、予想した結末を裏切らないサスペンス映画は致命的としかいいようがありません。嫌いなラストじゃないんですけどね。

■『シービスケット〜SEABISCUIT〜』★★★★ 04/12/25UP



トビー・マグワイア主演

〜あらすじ〜

車の販売で富を築いたハワード(=J・ブリッジス)。しかし、息子が死に妻とも離婚します。傷心の彼はメキシコで競馬に興味を持つようになり、調教師トム・スミスと騎手レッド・ポラード(T・マグワイア)を雇い、そして、見捨てられたサラブレッド‘シービスケット’を手に入れます。


実在した馬シービスケットをめぐる心にトラウマをかかえた男達の姿を描いた映画です。この映画から発せられるメッセージがとても明確でストレートに伝わってきました。これをみて熱くならずにいられません。

最強のサラブレッド‘ウォーアドミラル’とのマッチレース、そして最後のレースはとても感動しました。彼らの馬にかける情熱を目の当たりにすると、たかが競馬だろと軽視できません。

競馬って思っていた以上にあたりませんでした。競艇もそうでしたし、ビギナーズラックがあってもいいのに・・・。ギャンブルに不向きなことを悟ったのが一番得したことだと負け惜しみを言ってみたり。

■『シカゴ〜CHICAGO〜』★★★



2003年アカデミー賞作品賞受賞作品。レネー・ゼルウィガー主演。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはアカデミー助演女優賞受賞

〜あらすじ〜

主人公ロキシー(=レニー・ゼルウィガー)は夫殺しの罪逮捕され刑務所へ。そこで敏腕弁護士の力を借りてのしあがろうとします。


歌とミュージカルが中心の映画です。

ストーリーはあってないようなもので歌とダンスが中心です。これらは主にロキシーの妄想世界で繰り広げられます。あまり感情移入しやすいキャラクターではありませんがセクシーな歌とダンスには圧倒されました。

シカゴはこういう街なんだよってメッセージが込められているようですが、イメージダウンもいいところではないかと思われます。

■『四月の雪〜April Snow〜』★★ 06/05/22UP



ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン出演

主演二人のPV

〜あらすじ〜

インス(=ペ・ヨンジュン)は妻スジンが事故で重体と聞き、病院に向かいます。

そこでは同乗していた男性も入院していて、二人が不倫関係であったことを知ります。


雪が似合う男ヨン様の本領発揮といったところです。

冒頭から冬ソナファンのためのサービスカット、見事な筋肉と日本のマダムたちをクギづけにした魅力がいっぱいです。

ドラマ部分はというと、語るまでもなく、えんえんと顔のアップ、アップ、アップ。

わかりきっていたことですが、ターゲットは冬ソナ層です。

話の内容は、不倫関係にあった配偶者を見舞ううちに二人も男女の関係をという、やられたらやりかえせ、いや、やっていたからこっちもやろうという精神です。

だから、ヨン様の肉体美をみることができるわけです。

ヨン様には興味がないというかたにも朗報です。

ソン・イェジン嬢のサービスカットもあります

ヌードではありませんが、純白の下着姿で、ウエストのくびれをこれでもかとみせてくれます。

チャプター・スキップしてみるのもいいかと思います。

■『七人のマッハ〜BORN TO FIGHT〜』★★★★ 06/09/26UP



限度を知ってほしい

〜あらすじ〜

捜査中に先輩刑事を失い、悲しみにくれる主人公、妹の遠征についていきます。

主人公らが到着したパドン村をテロリストが襲撃します。

マッハの冠がつくだけあってよく似ています。スロー再生や派手な体技です。冒頭のシーンなどジャッキー映画顔負けの迫力です。

タイ映画界は香港映画界を目指しているのかもしれません。

売りはとにかくアクションです。実はガチでやっているんじゃないかと思われる映像が多数です。エンドロールでメイキングらしきものがあるんですが、どうもガチでやってそうです。

自動小銃VSスポーツカンフーの戦いをご覧あれ。タイのアクション映画ここにありといった感じです。

主人公格が何人もいるのは怪我してもストーリーをつなげるためかもしれません。

■『SHINOBI-HEART UNDER BLADE-』★★★ 07/02/10UP



仲間由紀恵、オダギリジョー出演

もう少し忍べ!

〜あらすじ〜

卍谷の甲賀弦之介(=オダギリ ジョー)、鍔隠れの里の伊賀忍者朧(=仲間由紀恵)、互いに反目しあう忍びの里の世継ぎ同士だったが、恋に落ちる。

そんなとき徳川家康の命令で互いの里より5名ずつの決闘を行い、勝ち残ったほうで徳川の次期将軍を決定することになる。

ストーリーは『ロミオとジュリエット』の和製バージョン、VFXを駆使したバトルが売りのようだ。

クロックアップ忍者、幻術使い、不死身忍者、毒霧使いと能力者多数で、決闘する10人だけで、十分国を盗れる力を持っている。戦国無双の一騎当千を上回る強さだ。

戦国時代の悲劇の恋と忍者アクションが目玉とはいえ、忍者アクションの魅力は及第点としても恋物語の部分がインパクトに欠ける。

世継ぎ同士ということで駆け落ちもできず戦う宿命にあるわけなのはわかるが、互いのカリスマ性(※もちろん演じている役柄)がないせいか手下忍者のスタンドプレーが非常に目立った。

忍って縦社会じゃないのか?

映画自体の出来とはあまり関係ない部分だが、頭領同士という重みがあまり感じられなかった。

そのせいか二人の行動にも説得力がなく、ダメ世継ぎの空騒ぎとしか思えなかった。

評価のほうは『仮面ライダーカブト』のクロックアップに似た能力を久しぶりにみたというだけで★★★

弦ノ介の髪型に注目!!

■『死亡遊戯〜GAME OF DEATH〜』★★★ 05/03/13UP



ブルース・リー主演

〜あらすじ〜

映画のヒットで人気上昇中のビリー(=ブルース・リー)は犯罪組織との契約を拒み、命を狙われることになります。


生粋のカンフーアクション映画です。ブルース・リーの映画をみたのは初めてでした。まさか遺作だったとは思いませんでした。調べてみるとこの映画の撮影中に死亡、後半の3戦だけ本人が出演とのことでした。

前半のアクションも悪くはなかったように思いますが、ブルース・リーファンのみなさんからすると満足できるレベルではないようです。

アチョー」のかけ声のネタ元がこの人だったといまさらながら気づきました。ずっと北斗の拳だと思っていました。

ヌンチャクでの戦闘シーンはモノマネされるのもうなづけるほどかっこよかったです。

■『下妻物語』
★★★★ 05/03/05UP



深田恭子、土屋アンナ出演

〜あらすじ〜

ロリータ街道爆走中の竜ヶ崎桃子(=深田恭子)はロリータファッション購入資金を得るため、ヴェル○ーチのばったもんを売ることに。そこに現れたのが白百合イチコ(=土屋アンナ)で、借りができたと桃子につきまといます。


危険な映画に手を出してしまったと思いました。主演の二人は役も衣装もはまりすぎです。とくに深田恭子のロリータファッションは似合いすぎです。これをみて一線を越えてしまう人も多いのではないでしょうか。

自分はかろうじて踏みとどまりましたが。

不器用な二人が友情に芽生え絆を強くするという普遍的なテーマですが、そこに至る経緯がまた斬新で良く出来ていました。

小ネタでは“水野晴郎”と“しゃべりば”がツボにはまりました。

■『シャイン〜Shine〜』★★★ 05/03/05UP



ジェフリー・ラッシュ主演

実在のピアニストデヴィッド・ヘルフゴット氏の半生を描いた映画です。

もちろん知らない人ですけどね。

なんらかの精神病を患っている主人公デヴィッド(=J・ラッシュ)の演技もさることながらピアノの演奏もかつて絶賛した『海の上のピアニスト』に負けず劣らずすばらしかったです。

デヴィッドの父ピーターの少し度が過ぎた愛情の原因をみせてくれてもよかったかなと思います。じゃっかんダークな雰囲気の中ストーリーがすすんできてのあのトランポリンにはびっくりしました。

■『Shall we ダンス?』★★★★★ 04/12/18UP



役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子出演

〜あらすじ〜

真面目なサラリーマンである杉山(=役所広司)は、幸せな日々を送っていたが、同時に物足りなさを感じていました。そんなときに、ダンス教室の窓辺に立つ一人の女性(=草刈民代)に惹かれ社交ダンスのレッスンを受けることになります。


家族とマイホーム、普通の幸せを手に入れた男が、社交ダンスという未知の世界に飛び込み、人生の歓びに目覚めていく話です。

社交ダンスというと上流階級の特権みたいに思っていましたが、そのイメージが払拭されました。

ゴルフのスイングと同じく、どこでも気軽に練習できるということで、無意識にステップを踏むところなどとてもおもしろかったです。

青木(=竹中直人)のダンスだけ別次元のダンスだったと思います。

■ 『Shall we Dance?〜SHALL WE DANCE〜』★★★★ 06/04/15UP



リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス出演

もう1度オリジナルを見たくなる

〜あらすじ〜

弁護士のジョン・クラーク(=R・ギア)は電車の中から、ダンス教室の窓に立つ女性に興味を持ちます。

そしてダンス教室の扉をたたきます。


オリジナルには★★★★★評価だけに期待も高い映画でした。

うまくリメイクしてあったというのが率直な感想です。ただ、『リング』と『ザ・リング』のように違いが随所にみられます。

大きな違いは物語の本筋です。オリジナル版は中年男性の心情の変化ですが、ハリウッド版はボールルームダンスと家族愛に焦点があてられています。

その証拠に主人公のダンスへの抵抗も少ないし、ダンスシーンが多いです。

ただ、細部のシナリオはオリジナルに忠実であることは間違いありません。

「あ、そういえばこんなシーンあったなぁ。」と思い出させてくれます。

オリジナルが好きだった、R・ギアのコメディがみたい、J・ロペスのセクシーダンスがみたいというかたはみて損はない映画ですし、十分合格点を与えられる映画です。

■『シャンハイ・ヌーン〜SHANGHAI NOON〜』★★★ 05/08/24UP



ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン出演

〜あらすじ〜

中国紫禁城からペイペイ姫(=ルーシー・リュー)が誘拐され、近衛兵のチョン・ウェン(=ジャッキー・チェン)は彼女の救出に向かいます。

旅の道中ロイ・オバノン(=O・ウィルソン)率いるギャングが列車を襲い、チョンは彼らとのいざこざのうち仲間たちとはぐれてしまいます。


カウボーイ姿が似合っているとはお世辞にもいえませんが、ロープを使ったアクションはさすがにかっこよかったです。

また、川や森でのアクションも新鮮で見ごたえ十分でした。周りのものすべてを凶器に変える男ジャッキーは健在です。

スー族なるインディアンの助け、お姫様のわがままぶりなど物語はめちゃくちゃですが、彼にそんなものを求めるのは畑違いですね。

■『シャンハイ・ナイト〜SHANGHAI KNIGHTS〜』★★★ 05/01/14UP



〜あらすじ〜

チョン・ウェン(=ジャッキー・チェン)の父は、皇帝の龍玉を守っていましたが、暗殺され龍玉を奪われてしまいます。

それを知ったチョンは相棒ロイ・オバノン(=O・ウィルソン)と共にロンドンへ向かいます。


ストーリーは国家レベルの大事件ですが、それを全く感じさせないアクション映画です。

メインのアクションシーンは、軽快なテンポの音楽にトリッキーな動きでみていて楽しかったです。

相棒のロイもカタパルト作戦など足を引っ張りがちですがいい味出してました。

ラスボーン卿との剣での格闘はとても速かったです。これまでのジャッキー映画の中ではあまり見たことがない剣さばきだったので、違和感がありました。

そして、スパイスとしてコナン・ドイル、少年チャップリンも登場します。

■『17歳のカルテ〜GIRL, INTERRUPTED〜』★★★☆ 05/01/14UP



ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、ウーピー・ゴールドバーグ出演

〜あらすじ〜

幻覚が見えるスザンナ(=W・ライダー)はアスピリンを大量に摂取し自殺をはかります。一命をとりとめた彼女は境界性人格障害と診断され、精神科の病棟で治療を受けることになります。


精神科の病棟で治療を受ける思春期の少女たちを描いた映画です。

話の序盤は、スザンナの幻覚のせいで話がよくわかりませんでした。

舞台は病棟に移り、リサ(=A・ジョリー)たちと部屋を抜け出して、ボーリングしに行くのですが、一体あの建物の構造はどうなっているのかさっぱりわかりません。

前半は冷めた目でみていましたが、少しずつ話の中にひきこまれていき、気付いたらラストでした。その一因として挙げられるのはA・ジョリーの熱演です。演技とは思えないほどでした。高校の部活の後輩Kちゃんのおすすめ。

■『ジュラシック・パークV〜JURASSIC PARK 3〜』★★★ 06/05/14UP



サム・ニール主演

恐竜万歳

〜あらすじ〜

カービー夫妻のガイドで、恐竜が棲むイスラ・ソルナ島の上を通ることになったアラン・グラント博士(=S・ニール)。

しかし、カービー夫妻の真の目的は2ヶ月前、パラセイリング中に行方不明となった息子エリックの救出でした。


やはり恐竜映画の本家本元は違うなと思いました。

正月にスクリーンで観た『キング・コング』の恐竜にも驚きましたが、所詮はコングの引き立て役でしかなく、『ジュラシック・パーク』ほどの活躍はありませんでした。

この映画はジュラシック・パークシリーズの3作目で、2作目の『ロストワールド』をみてないので、そのうちみたいと思います。

恐竜の中でも主役恐竜はラプトルです。彼らについての研究が恐竜の島サバイバルにおいて重要となっています。

T-レックスなどのように大きくはありませんが、人より少し大きいぐらいの体長で、人間を追いつめます。

恐竜の恐ろしさと家族愛の要素を盛り込んだこの映画、冒頭に意味不明な場面がありました。それは地対空ミサイルを試し撃ちするシーンです。

見るからに悪人面だったこの連中、恐竜狩りでもする連中かと思っていたんですが、活躍が全くありませんでした。恐竜より気になります。

■『シュリ〜SHURI〜』★★★ 04/12/12UP



ハン・ソッキュ主演

〜あらすじ〜

武器密売人から連絡を受けた情報部員の二人は、待ち合わせ場所にかけつけますが、電話した当人が逃亡、謎のスナイパーに射殺されます。

以前と同じ手口から“イ・バンヒ”の犯行として捜査を開始する。そしてCTX という最新の液体爆弾の存在が浮かび上がってきます。


韓国の秘密情報部員と北朝鮮の第8特殊部隊の激しい戦いの裏で恋に落ちた男女のラブストーリーです。“シュリ”とは朝鮮半島にのみ生息する淡水魚の名前と解説してありました。

オープニングは赤ハチマキ軍団による実践に近い訓練シーンから始まります。指紋照合、網膜スキャンによる照合、カードキーなど諜報機関には欠かせないものですが、この映画では、手の甲で照合していました。人体は不思議です。

ハリウッド顔負けの銃撃戦をみることができました。『L.A.コンフィデンシャル』『バッドボーイズ』などの度を越した銃撃戦に負けず劣らずの激しさでした。

■『シュレック〜Shrek〜』★★★



〜あらすじ〜

“怪物”シュレックは、“身長にコンプレックスのある”ファークアード卿がおとぎ話の住人達を自分が住む沼地に追いやったため、抗議しにいきます。

シュレックの強さを知ったファークアード卿は、とらわれの身であるフィオナ姫を救ってきてくれと要求します。シュレックは承諾し“しゃべるロバ”ドンキー共に、旅に出ます。


運命の人と結ばれるラブストーリー+本当の自分を受け入れてくれた親友との友情ドラマです。映像もきれいで、表情豊かでした。

■『シュレック2〜Shrek2〜』★★★ 05/04/10UP



声の出演マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス

〜あらすじ〜

新婚旅行から戻ったシュレックとフィオナ姫は、フィオナ姫の両親から結婚お披露目のための舞踏会に招待されます。

自分の外見からあまり気乗りしないシュレックでしたが・・・。


期待の続編でしたが、可もなく不可もなくといったところです。前作に負けず劣らずのアニメーションで表情がとても豊かでよかったです。

ストーリーやテーマも前作と同じような感じでしたが、他の映画のパロディー(※『ミッション・インポッシブル』と『マスク・オブ・ゾロ』を確認)と大手企業を皮肉ったシーンはかなり楽しめました。

■『ジョニー・イングリッシュ〜JOHNNY ENGLISH〜』★★★★ 05/05/20UP



ローワン・アトキンソン主演

〜あらすじ〜

内勤スパイだったジョニー・イングリッシュ(=R・アトキンソン)は自分が解読した潜水艦のハッチの暗号があわずNo.1エージェントが死に、彼の葬儀のさい出席していたエージェントが爆弾テロで死んでしまい、エージェントに昇格します。


コメディ要素たっぷりのスパイアクション映画です。声を大にして笑うというより、腹の底からジワジワ効いてくる笑いでMr.ビーンと同じおもしろさをもっています。

スパイ・アクションとはいえ、ハイテクスパイアイテムもないし、スパイらしい頭脳戦もありません。実力も運もなく敵から同情される始末で期待する奇跡もなかなかおきません。

ここまでかっこ悪いスパイを演じることができるのはそうはいないでしょうね。

オープニング&エンディングソングはおもしろい歌で、歌詞とは正反対のJ・イングリッシュがいるわけだが、Mr.ビーンと違い、応援したいキャラクターであることは間違いありません。

■『ジョンQ-最後の決断-〜JOHN Q〜』★★★



デンゼル・ワシントン主演

〜あらすじ〜

息子マイクが野球の試合中に倒れます。主人公のジョン(=デンゼル・ワシントン)は、病院で心臓を移植しないと助からないと告げられます。

しかし、手術には、莫大な費用がかかり、手術名簿に載るだけでも困難でした。加入していた保険でもまかなえず、ジョンは追い詰められていきます。

ジョンは息子を救うため奔走しますが、医療制度、保険制度のせいで手術を受けることができず、病院にたてこもります。


気持ちはわかりますが、越えてはいけない線を越える父親ジョンには同情できませんでした。映画としての出来はすばらしいと思います。アクションでもないのに息をつかせぬ展開で緊張感漂っていましたからね。

■『シルミド〜SILMIDO〜』★★★ 05/06/21UP



〜あらすじ〜

死刑執行をまつばかりの死刑囚たちはシルミド=実尾島に集められます。目的は北朝鮮へ潜入させ金日成=キム・イルソン暗殺を実行させるためです。

実行できたあかつきには自由が待っているため、死刑囚たちは拷問より過酷な戦闘、軍事訓練をこなしていきます。


衝撃の真実‘シルミド’事件の映画化作品です。

死刑囚で組織された特殊部隊
と聞くと協調性のカケラもなく作戦も成功しなさそうですが、死刑を待つか、暗殺を成功させ自由の身になるかの選択なら否が応でもまとまりと従順さが出てきます。

前半は訓練シーン、本当にこんなことをやっていたのかと思うほどの過酷な訓練です。自分なら初日でギブアップです。

中盤のある事件をきっかけに人間ドラマに変わります。ここからどのように展開していくのかとても興味深かったです。ただ、映画としてみせようとしたせいかセリフがどれもきれいすぎる気がしました。

■『白い嵐〜WHITE SQUALL〜』★★★ 04/12/12UP



ジェフ・ブリッジス主演

〜あらすじ〜

帆船アルバトロス号は、高校生ぐらいの少年の自立心、協調性を育成するための訓練船として約8ヶ月の航海に出ます。


実話に基づいた映画でアルバトロス号の航海を描いた映画です。出航前の海飛び込みなど前半は青春ドラマです。若さゆえ、思春期ゆえの問題が勃発します。

後半はタイトルの白い嵐がアルバトロス号に襲い掛かります。船員一丸となって対処しますが嵐の前には無力でした。冒険心を奮い起こしてくれると共に海の怖さを教えてくれる映画です。

あやちゃんおすすめ。

■『真珠の耳飾りの少女〜GIRL WITH A PEARL EARRING〜』★★★ 05/05/20UP



コリン・ファース、スカーレット・ヨハンソン出演

フィクションとは思えない絵のモデル

〜あらすじ〜

1665年オランダのデルフト、才能ある画家フェルメール(=C・ファース)の家で使用人として働くことになったグリート(=S・ヨハンソン)。

彼のアトリエを掃除するうちに絵のモデルや絵の具の調合などを手伝うようになります。


下にある『ターバンの娘』の描かれた背景を描いた映画です。といってもフィクションです。

ストーリーは山あり、谷ありというわけでもなく、働いている家を中心に淡々と話が進んでいきます。

絶対寝てしまうだろうと思っていましたが、グリートを演じるS・ヨハンソンのとてもかわいい口唇と頭巾で完全に隠したが気になって気になってしょうがなかったです。

BGMもほとんどなかったし、セリフもかなり少なめだったので、絵が出来上がるまでの過程を見学している感覚でした。映画から小さな美術館を思わせるような雰囲気をかもし出していました。

そんなわけで、「真珠の耳飾りの少女」の絵のプロモーション映像といったほうがいいかもしれません。プロモーションとしては100点ですけどね。オガハムシさんおすすめ。

Courtesy of MarkHarden's Artchive.  この絵のイメージは、MarkHarden's Artchiveのご好意で使用させていただいています。

ターバンの娘 Girl with a Pearl Earring

フェルメール   オランダの画家

■『シンドバッド-7つの海の伝説-〜SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS〜』★★★ 04/12/18UP



〜あらすじ〜

海賊シンドバッド(声:ブラッド・ピット)は、女神エリスの謀略によって“魔法の書”を盗んだ罪で死刑を言い渡されますが、親友プロテウスが身代わりとなり、10日以内に魔法の書を奪り返してくるよう命じられます。

その航海には、プロテウスのフィアンセであるマリーンもお目付け役として同行します。


「走れメロス」に近いものを感じますが、とてもおもしろかったです。最近のアニメ映画はどれも映像がきれいですが、これも凄かったです。

タルタロスの砂漠や、謎の怪鳥からマリーンを救出し、雪面を滑降するシーンは圧巻でした。

■『シンドラーのリスト〜SCHINDLER'S LIST〜』★★★ 05/12/02UP



リーアム・ニーソン、ベン・キングスレー、ラルフ・ファインズ出演

良心と金が救った多くの命

〜あらすじ〜

第二次大戦時のポーランド、ナチスによるユダヤ人虐待が進む中、オスカー・シンドラー(=L・ニーソン)はほうろう容器会社を設立し、ユダヤ人を雇います。


1994年アカデミー賞作品賞受賞作品です。

戦争は金になるとして根っからの商売人シンドラーは、会社設立時、人件費がポーランド人より安いという理由でユダヤ人を雇い入れます。

よく言えば商売上手です。日本製品の海外工場と似ています。


全ては金のために動くシンドラー、戦争をお金儲けの道具にしています。

ユダヤ人で会計士として実質工場を執り仕切るシュターンが間違って移送されようとしたとき、彼は「ロシアの最前線に送ってやる」とドイツ兵を脅迫し、シュターンを救い出します。


シンドラーのリストってもしかしたらシンドラーの金儲けノウハウを並べたものかと思われたとき、極悪人アーモン・ゲートが現れます。


朝起きて、バルコニーから、労働中のユダヤ人を射殺するようなやつです。

ユダヤ人居住地区ゲットーへの移動、ゲットーの解体、収容所への移送と残酷なシーンがモノクロ映像で描かれています。

それに感化されシンドラーの良心が目覚めます。

移送列車に散水ホースで水を供給したのを皮切りに、ついにシンドラーのリストを作ります。

それは、自分の故郷に砲弾、弾薬を作る工場を建て、ユダヤ人を雇うというものです。軍に賄賂を贈り続けます。

金で命を買えるというひどい時代を象徴しています。
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