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■『シークレット・ウインドウ〜SECRET WINDOW〜』★★★ 05/09/07UP
ジョニー・デップ主演
〜あらすじ〜
小説家のモート・レイニー(=J・デップ)のもとに男が一人訪ねてくる。
彼はモートに「秘密の窓」を盗作したことを認めろと詰め寄る。
少々ホラータッチのサスペンス。
が、残念ながら結末が簡単に読めてしまう。
J・デップの露出がほとんどだけあって画面から伝わってくる迫力はすごい。
ジェイソンが出てきそうなロケーションも小説家一人だと何が起こってもおかしくない。
あまり必要がなかった窓も不気味だった。
予想した結末を裏切らないサスペンス映画は致命的としかいいようがない。
嫌いなラストじゃないが。 |
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■『シービスケット〜SEABISCUIT〜』★★★★ 04/12/25UP
トビー・マグワイア主演
〜あらすじ〜
車の販売で富を築いたハワード(=J・ブリッジス)。
しかし、息子が死に妻とも離婚する。
傷心の彼はメキシコで競馬に興味を持つようになり、調教師トム・スミスと騎手レッド・ポラード(T・マグワイア)を雇い、そして、見捨てられたサラブレッド‘シービスケット’を手に入れる。
実在した馬シービスケットをめぐる心にトラウマをかかえた男達の姿を描いた映画。
この映画から発せられるメッセージがとても明確でストレートに伝わってきた。
これをみて熱くならずにいられない。
最強のサラブレッド‘ウォーアドミラル’とのマッチレース、そして最後のレースはとても感動した。
彼らの馬にかける情熱を目の当たりにすると、たかが競馬だろと軽視できない。
ほとんどギャンブルをしない自分だが、初めての競馬は中京競馬場だった。
競馬って思っていた以上にあたらなかった。
競艇もそうだったし(常滑競艇)、ビギナーズラックがあってもいいのに・・・。
ギャンブルに不向きなことを悟ったのが一番得したことだと負け惜しみを言ってみたり。 |
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■『シカゴ〜CHICAGO〜』★★★
レネー・ゼルウィガー主演、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(アカデミー助演女優賞)出演
2003年アカデミー賞作品賞受賞作品。
〜あらすじ〜
主人公ロキシー(=レニー・ゼルウィガー)は夫殺しの罪逮捕され刑務所へ。
そこで敏腕弁護士の力を借りてのしあがろうとする。
歌とミュージカルが中心の映画。
ストーリーはあってないようなもので歌とダンスが中心。
これらは主にロキシーの妄想世界で繰り広げられる。
あまり感情移入しやすいキャラクターではないがセクシーな歌とダンスには圧倒された。
シカゴはこういう街なんだよってメッセージが込められているようだが、イメージダウンもいいところではないかと思われる。 |
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■『四月の雪〜April Snow〜』★★ 06/05/22UP
ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン出演
主演二人のPV
〜あらすじ〜
インス(=ペ・ヨンジュン)は妻スジンが事故で重体と聞き、病院に向かう。
そこでは同乗していた男性も入院していて、二人が不倫関係であったことを知ることに。
アジアで1番雪が似合う男ヨン様の本領発揮といったところ。
冒頭から冬ソナファンのためのサービスカット、見事な筋肉と日本のマダムたちをクギづけにした魅力がいっぱい。
ドラマ部分はというと、語るまでもなく、えんえんと顔のアップ、アップ、アップ。
わかりきっていたことだが、ターゲットは冬ソナ層。
私の母はディレクターズカット版まで持っている。
話の内容は、不倫関係にあった配偶者を見舞ううちに二人も男女の関係をという、やられたらやりかえせ、いや、やっていたからこっちもやろうという精神。
だから、ヨン様の肉体美をみることができるわけだ。
ヨン様には興味がないというかたにも朗報。
ソン・イェジン嬢のサービスカットもある。
ヌードではないが、純白の下着姿で、ウエストのくびれをこれでもかとみせてくれる。
チャプター・スキップしてみるのもいいかと思う。 |
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■『七人のマッハ〜BORN TO FIGHT〜』★★★★ 06/09/26UP
限度を知ってほしい
〜あらすじ〜
捜査中に先輩刑事を失い、悲しみにくれる主人公、妹の遠征についていく。
主人公らが到着したパドン村をテロリストが襲撃する。
マッハの冠がつくだけあってよく似ている。
スロー再生や派手な体技など。
冒頭のシーンなどジャッキー映画顔負けの迫力。
タイ映画界は80年、90年代の香港映画界を目指しているのかもしれない。
売りはとにかくアクション。
実はガチでやっているんじゃないかと思われる映像が多数。
エンドロールでメイキングらしきものがあるが、どうもガチでやってそうだ。
自動小銃VSスポーツカンフーの戦いをご覧あれ。
タイのアクション映画ここにありといった感じ。
主人公格が何人もいるのは怪我してもストーリーをつなげるためかもしれない。 |
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■『SHINOBI-HEART UNDER BLADE-』★★★ 07/02/10UP
仲間由紀恵、オダギリジョー出演
もう少し忍べ!
〜あらすじ〜
卍谷の甲賀弦之介(=オダギリ ジョー)、鍔隠れの里の伊賀忍者朧(=仲間由紀恵)、互いに反目しあう忍びの里の世継ぎ同士だったが、恋に落ちる。
そんなとき徳川家康の命令で互いの里より5名ずつの決闘を行い、勝ち残ったほうで徳川の次期将軍を決定することになる。
ストーリーは『ロミオとジュリエット』の和製バージョン、VFXを駆使したバトルが売りのようだ。
クロックアップ忍者、幻術使い、不死身忍者、毒霧使いと能力者多数で、決闘する10人だけで、十分国を盗れる力を持っている。戦国無双の一騎当千を上回る強さだ。
戦国時代の悲劇の恋と忍者アクションが目玉とはいえ、忍者アクションの魅力は及第点としても恋物語の部分がインパクトに欠ける。
世継ぎ同士ということで駆け落ちもできず戦う宿命にあるわけなのはわかるが、互いのカリスマ性(※もちろん演じている役柄)がないせいか手下忍者のスタンドプレーが非常に目立った。
忍って縦社会じゃないのか?
映画自体の出来とはあまり関係ない部分だが、頭領同士という重みがあまり感じられなかった。
そのせいか二人の行動にも説得力がなく、ダメ世継ぎの空騒ぎとしか思えなかった。
評価のほうは『仮面ライダーカブト』のクロックアップに似た能力を久しぶりにみたというだけで★★★。
弦ノ介の髪型に注目!! |
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■『死亡遊戯〜GAME OF DEATH〜』★★★ 05/03/13UP
ブルース・リー主演
〜あらすじ〜
映画のヒットで人気上昇中のビリー(=ブルース・リー)は犯罪組織との契約を拒み、命を狙われることに。
生粋のカンフーアクション映画。
ブルース・リーの映画をみたのは初めて。
まさか遺作だったとは思わなかった。
調べてみるとこの映画の撮影中に死亡、後半の3戦だけ本人が出演とのことだった。
前半のアクションも悪くはなかったように思うが、ブルース・リーファンのみなさんからすると満足できるレベルではないようだ。
「アチョー」のかけ声のネタ元がこの人だったといまさらながら気づいた。
ずっと北斗の拳だと思っていた。
ヌンチャクでの戦闘シーンはモノマネされるのもうなづけるほどかっこよかった。 |
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■『下妻物語』★★★★ 05/03/05UP
深田恭子、土屋アンナ出演
〜あらすじ〜
ロリータ街道爆走中の竜ヶ崎桃子(=深田恭子)はロリータファッション購入資金を得るため、ヴェル○ーチのばったもんを売ることに。
そこに現れたのが白百合イチコ(=土屋アンナ)で、借りができたと桃子につきまとう。
危険な映画に手を出してしまったと思った。
主演の二人は役も衣装もはまりすぎだ。
とくに深田恭子のロリータファッションは似合いすぎ。
超ロリ顔も手伝って、これをみて一線を越えてしまう人も多いのでは。
不器用な二人が友情に芽生え絆を強くするという普遍的なテーマですが、そこに至る経緯がまた斬新で良く出来ていた。
小ネタでは“水野晴郎”と“しゃべりば”がツボにはまった。 |
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■『シャイン〜Shine〜』★★★ 05/03/05UP
ジェフリー・ラッシュ主演
実在のピアニストデヴィッド・ヘルフゴット氏の半生を描いた映画。
もちろん知らない人だが。
なんらかの精神病を患っている主人公デヴィッド(=J・ラッシュ)の演技もさることながらピアノの演奏もかつて絶賛した『海の上のピアニスト』に負けず劣らずすばらしかった。
デヴィッドの父ピーターの少し度が過ぎた愛情の原因をみせてくれてもよかったかなと思う。
じゃっかんダークな雰囲気の中ストーリーがすすんできてのあのトランポリンにはびっくりした。 |
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■『Shall we ダンス?』★★★★★ 04/12/18UP
役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子出演
〜あらすじ〜
真面目なサラリーマンである杉山(=役所広司)は、幸せな日々を送っていたが、同時に物足りなさを感じていた。
そんなときに、ダンス教室の窓辺に立つ一人の女性(=草刈民代)に惹かれ社交ダンスのレッスンを受けることに。
家族とマイホーム、普通の幸せを手に入れた男が、社交ダンスという未知の世界に飛び込み、人生の歓びに目覚めていく話。
社交ダンスというと上流階級の特権みたいに思っていたが、そのイメージが払拭された。
ゴルフのスイングと同じく、どこでも気軽に練習できるということで、無意識にステップを踏むところなどとてもおもしろかった。
ただ青木(=竹中直人)のダンスだけ別次元のダンスだったと思う。 |
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■ 『Shall we Dance?〜SHALL WE DANCE〜』★★★★ 06/04/15UP
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス出演
もう1度オリジナルを見たくなる
〜あらすじ〜
弁護士のジョン・クラーク(=R・ギア)は電車の中から、ダンス教室の窓に立つ女性に興味を持つ。
そしてダンス教室の扉をたたくことに。
オリジナルには★★★★★評価だけに期待も高い映画だった。
うまくリメイクしてあったというのが率直な感想。
ただ、『リング』と『ザ・リング』のように違いが随所にみられる。
大きな違いは物語の本筋。
オリジナル版は中年男性の心情の変化ですが、ハリウッド版はボールルームダンスと家族愛に焦点があてられている。
その証拠に主人公のダンスへの抵抗も少ないし、ダンスシーンが多い。
ただ、細部のシナリオはオリジナルに忠実であることは間違いない。
「あ、そういえばこんなシーンあったなぁ。」と思い出させてくれる。
オリジナルが好きだった、R・ギアのコメディがみたい、J・ロペスのセクシーダンスがみたいというかたはみて損はない映画だし、十分合格点を与えられる映画。 |
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■『シャンハイ・ヌーン〜SHANGHAI NOON〜』★★★ 05/08/24UP
ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン出演
〜あらすじ〜
中国紫禁城からペイペイ姫(=ルーシー・リュー)が誘拐され、近衛兵のチョン・ウェン(=ジャッキー・チェン)は彼女の救出に向かう。
旅の道中ロイ・オバノン(=O・ウィルソン)率いるギャングが列車を襲い、チョンは彼らとのいざこざのうち仲間たちとはぐれてしまう。
カウボーイ姿が似合っているとはお世辞にもいえないが、ロープを使ったアクションはさすがにかっこよかった。
また、川や森でのアクションも新鮮で見ごたえ十分。
周りのものすべてを凶器に変える男ジャッキーは健在。
スー族なるインディアンの助け、お姫様のわがままぶりなど物語はめちゃくちゃだが、彼にそんなものを求めるのは畑違いだ。 |
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■『シャンハイ・ナイト〜SHANGHAI KNIGHTS〜』★★★ 05/01/14UP
〜あらすじ〜
チョン・ウェン(=ジャッキー・チェン)の父は、皇帝の龍玉を守っていましたが、暗殺され龍玉を奪われてしまう。
それを知ったチョンは相棒ロイ・オバノン(=O・ウィルソン)と共にロンドンへ向かう。
ストーリーは国家レベルの大事件だが、それを全く感じさせないアクション映画。
メインのアクションシーンは、軽快なテンポの音楽にトリッキーな動きでみていて楽しかった。
相棒のロイもカタパルト作戦など足を引っ張りがちですがいい味出していた。
ラスボーン卿との剣での格闘はとても速かった。
これまでのジャッキー映画の中ではあまり見たことがない剣さばきだったので、違和感があった。
そして、スパイスとしてコナン・ドイル、少年チャップリンも登場する。 |
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■『シューター‐極大射程‐〜Shooter〜』★★★ 10/07/21UP
マーク・ウォルバーグ主演
無敵のスナイパー
元海兵隊No.1スナイパーのボブ・リー・スワガー(=M・ウォルバーグ)はCIAのジャクソン大佐から大統領暗殺を阻止してもらいたいと依頼される。
元スナイパーの経験から狙撃場所などをシミュレーションしてほしいとのことで、愛国心からその依頼を受けることに。
大統領の演説の日、撃たれたのは隣にいた大司教だった。
スワガーもその場で撃たれる。
幸い軽いケガ(※2発撃たれたみたいだが平気そう)ですむも暗殺犯として追われる羽目に。
凄腕スナイパーの復讐劇の幕があく。
スワガーが犯人だと思えないFBI捜査官ニック・メンフィスも協力してくれる。
2007年の6月にニュージーランド行きの飛行機のなかでみたのを覚えている。
傑作ミステリーの映画化らしいが原作はよく知らない。
ジャクソン大佐との雪山での交渉での駆け引き、真犯人のスナイパーの家を襲撃、そして迎撃したシーンの2つがすごい。
ミステリー色はそんなに濃くないので潜入アクションを見たい人におすすめだ。 |
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■『17歳のカルテ〜GIRL, INTERRUPTED〜』★★★☆ 05/01/14UP
ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、ウーピー・ゴールドバーグ出演
〜あらすじ〜
幻覚が見えるスザンナ(=W・ライダー)はアスピリンを大量に摂取し自殺をはかる。
一命をとりとめた彼女は境界性人格障害と診断され、精神科の病棟で治療を受けることに。
精神科の病棟で治療を受ける思春期の少女たちを描いた映画。
話の序盤は、スザンナの幻覚のせいで話がよくわからなかった。
舞台は病棟に移り、リサ(=A・ジョリー)たちと部屋を抜け出して、ボーリングしに行くのだが、一体あの建物の構造はどうなっているのかさっぱりわからない。
前半は冷めた目でみていたが、少しずつ話の中にひきこまれていき、気付いたらラストだった。
その一因として挙げられるのはA・ジョリーの熱演。
演技とは思えないほどだった。 |
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■『ジュラシック・パークV〜JURASSIC PARK 3〜』★★★ 06/05/14UP
サム・ニール主演
恐竜万歳
〜あらすじ〜
カービー夫妻のガイドで、恐竜が棲むイスラ・ソルナ島の上を通ることになったアラン・グラント博士(=S・ニール)。
しかし、カービー夫妻の真の目的は2ヶ月前、パラセイリング中に行方不明となった息子エリックの救出だった。
やはり恐竜映画の本家本元は違うなと思った。
正月にスクリーンで観た『キング・コング』の恐竜にも驚いたが、所詮はコングの引き立て役でしかなく、『ジュラシック・パーク』ほどの活躍はなかった。
この映画はジュラシック・パークシリーズの3作目で、2作目の『ロストワールド』をみてないので、そのうちみたいと思う。
恐竜の中でも主役恐竜はラプトル。
彼らについての研究が恐竜の島サバイバルにおいて重要となっている。
T-レックスなどのように大きくはないが、人より少し大きいぐらいの体長で、人間を追いつめる。
恐竜の恐ろしさと家族愛の要素を盛り込んだこの映画、冒頭に意味不明な場面があった。
それは地対空ミサイルを試し撃ちするシーン。
見るからに悪人面だったこの連中、恐竜狩りでもする連中かと思っていたが、活躍が全くなかった。
恐竜より気になるやつら。 |
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■『シュリ〜SHURI〜』★★★ 04/12/12UP
ハン・ソッキュ主演
〜あらすじ〜
武器密売人から連絡を受けた情報部員の二人は、待ち合わせ場所にかけつけるが、電話した当人が逃亡、謎のスナイパーに射殺される。
以前と同じ手口から“イ・バンヒ”の犯行として捜査を開始する。
そしてCTX という最新の液体爆弾の存在が浮かび上がってくる。
韓国の秘密情報部員と北朝鮮の第8特殊部隊の激しい戦いの裏で恋に落ちた男女のラブストーリー。
“シュリ”とは朝鮮半島にのみ生息する淡水魚の名前と解説してあった。
オープニングは赤ハチマキ軍団による実践に近い訓練シーンから始まる。
指紋照合、網膜スキャンによる照合、カードキーなど諜報機関には欠かせないものだが、この映画では、手の甲で照合していた。
人体は不思議だ。
ハリウッド顔負けの銃撃戦をみることができた。
『L.A.コンフィデンシャル』、『バッドボーイズ』などの度を越した銃撃戦に負けず劣らずの激しさだった。 |
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■『シュレック〜Shrek〜』★★★
〜あらすじ〜
“怪物”シュレックは、“身長にコンプレックスのある”ファークアード卿がおとぎ話の住人達を自分が住む沼地に追いやったため、抗議しにいく。
シュレックの強さを知ったファークアード卿は、とらわれの身であるフィオナ姫を救ってきてくれと要求する。
シュレックは承諾し“しゃべるロバ”ドンキー共に、旅に出る。
運命の人と結ばれるラブストーリー+本当の自分を受け入れてくれた親友との友情ドラマ。
映像もきれいで、表情豊かだった。 |
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■『シュレック2〜Shrek2〜』★★★ 05/04/10UP
声の出演マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス
〜あらすじ〜
新婚旅行から戻ったシュレックとフィオナ姫は、フィオナ姫の両親から結婚お披露目のための舞踏会に招待される。
自分の外見からあまり気乗りしないシュレックだったが・・・。
期待の続編だったが、可もなく不可もなくといったところ。
前作に負けず劣らずのアニメーションで表情がとても豊かでよかった。
ストーリーやテーマも前作と同じような感じだったが、他の映画のパロディー(※『ミッション・インポッシブル』と『マスク・オブ・ゾロ』を確認)と大手企業を皮肉ったシーンはかなり楽しめた。 |
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■『少林少女』★★ 09/09/03UP
柴咲コウ、仲村トオル、江口洋介、岡村隆史出演
少林拳とラクロスと友情と勝利と
3000日におよぶ少林拳の修業を終え帰国した凛(=柴咲コウ)。
道場は荒れ果てていた。
生徒勧誘のため大学のラクロス部に入部する。
製作にあの『少林サッカー』のチャウ・シンチーが加わっているということで期待十分だった。
しかし、この映画で何を魅せたかったのかよくわからない。
少林拳をつかってラクロスで成功するという『少林サッカー』のラクロス版かと思いきや、後半はバトル、バトル、バトル。
ラクロスしなくてよかったのではと多くの人が思っただろう。
柴咲コウの濡れ場があるわけではないが、トレーニングを積んだだけあって、アクションシーンの出来はすばらしい。
仲村トオルとのバトルシーンなどは『マトリックス』も真っ青の出来だ。
いかんせん、話の流れというか脚本がめちゃくちゃでラクロスの必然性が皆無なので消化不良気味だ。 |
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■『ジョニー・イングリッシュ〜JOHNNY ENGLISH〜』★★★★ 05/05/20UP
ローワン・アトキンソン主演
〜あらすじ〜
内勤スパイだったジョニー・イングリッシュ(=R・アトキンソン)は自分が解読した潜水艦のハッチの暗号があわずNo.1エージェントが死に、彼の葬儀のさい出席していたエージェントが爆弾テロで死んでしまい、エージェントに昇格する。
コメディ要素たっぷりのスパイアクション映画。
声を大にして笑うというより、腹の底からジワジワ効いてくる笑いでMr.ビーンと同じおもしろさをもっている。
スパイ・アクションとはいえ、ハイテクスパイアイテムもないし、スパイらしい頭脳戦もない。
実力も運もなく敵から同情される始末で期待する奇跡もなかなかおきない。
ここまでかっこ悪いスパイを演じることができるのはそうはいない。
オープニング&エンディングソングはおもしろい歌で、歌詞とは正反対のJ・イングリッシュがいるわけだが、Mr.ビーンと違い、応援したいキャラクターであることは間違いない。 |
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■『ジョンQ-最後の決断-〜JOHN Q〜』★★★
デンゼル・ワシントン主演
〜あらすじ〜
息子マイクが野球の試合中に倒れる。
主人公のジョン(=デンゼル・ワシントン)は、病院で心臓を移植しないと助からないと告げられる。
しかし、手術には、莫大な費用がかかり、手術名簿に載るだけでも困難だった。
加入していた保険でもまかなえず、ジョンは追い詰められていく。
ジョンは息子を救うため奔走するが、医療制度、保険制度のせいで手術を受けることができず、病院にたてこもる。
気持ちはわかるが、越えてはいけない線を越える父親ジョンには同情できない。
映画としての出来はすばらしいと思う。
アクションでもないのに息をつかせぬ展開で緊張感漂っていたから。 |
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■『シルミド〜SILMIDO〜』★★★ 05/06/21UP
〜あらすじ〜
死刑執行をまつばかりの死刑囚たちはシルミド=実尾島に集められる。
目的は北朝鮮へ潜入させ金日成=キム・イルソン暗殺を実行させるため。
実行できたあかつきには自由が待っているため、死刑囚たちは拷問より過酷な戦闘、軍事訓練をこなしていく。
衝撃の真実‘シルミド’事件の映画化作品。
死刑囚で組織された特殊部隊と聞くと協調性のカケラもなく作戦も成功しなさそうだが、死刑を待つか、暗殺を成功させ自由の身になるかの選択なら否が応でもまとまりと従順さが出てくる。
前半は訓練シーン、本当にこんなことをやっていたのかと思うほどの過酷な訓練だ。
自分なら初日でギブアップ。
中盤のある事件をきっかけに人間ドラマに変わる。
ここからどのように展開していくのかとても興味深かった。
ただ、映画としてみせようとしたせいかセリフがどれもきれいすぎる気がした。 |
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■『白い嵐〜WHITE SQUALL〜』★★★ 04/12/12UP
ジェフ・ブリッジス主演
〜あらすじ〜
帆船アルバトロス号は、高校生ぐらいの少年の自立心、協調性を育成するための訓練船として約8ヶ月の航海に出る。
実話に基づいた映画でアルバトロス号の航海を描いた映画。
出航前の海飛び込みなど前半は青春ドラマ。
若さゆえ、思春期ゆえの問題が勃発する。
後半はタイトルの白い嵐がアルバトロス号に襲い掛かる。
船員一丸となって対処するが嵐の前には無力。
冒険心を奮い起こしてくれると共に海の怖さを教えてくれる映画。 |
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■『真珠の耳飾りの少女〜GIRL WITH A PEARL EARRING〜』★★★ 05/05/20UP
コリン・ファース、スカーレット・ヨハンソン出演
フィクションとは思えない絵のモデル
〜あらすじ〜
1665年オランダのデルフト、才能ある画家フェルメール(=C・ファース)の家で使用人として働くことになったグリート(=S・ヨハンソン)。
彼のアトリエを掃除するうちに絵のモデルや絵の具の調合などを手伝うようになる。
下にある『ターバンの娘』の描かれた背景を描いた映画。
といってもフィクションだ。
ストーリーは山あり、谷ありというわけでもなく、働いている家を中心に淡々と話が進んでいく。
絶対寝てしまうだろうと思っていたが、グリートを演じるS・ヨハンソンのとてもかわいい口唇と頭巾で完全に隠した髪が気になって気になってしょうがなかった。
BGMもほとんどなかったし、セリフもかなり少なめだったので、絵が出来上がるまでの過程を見学している感覚だった。
映画から小さな美術館を思わせるような雰囲気をかもし出していた。
そんなわけで、「真珠の耳飾りの少女」の絵のプロモーション映像といったほうがいいかもしれない。
プロモーションとしては100点。
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■『シンドバッド-7つの海の伝説-〜SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS〜』★★★ 04/12/18UP
〜あらすじ〜
海賊シンドバッド(声:ブラッド・ピット)は、女神エリスの謀略によって“魔法の書”を盗んだ罪で死刑を言い渡されるが、親友プロテウスが身代わりとなり、10日以内に魔法の書を奪り返してくるよう命じられる。
その航海には、プロテウスのフィアンセであるマリーンもお目付け役として同行する。
「走れメロス」に近いものを感じるが、とてもおもしろかった。
最近のアニメ映画はどれも映像がきれいだが、これも凄かった。
タルタロスの砂漠や、謎の怪鳥からマリーンを救出し、雪面を滑降するシーンは圧巻だった。 |
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■『シンドラーのリスト〜SCHINDLER'S LIST〜』★★★ 05/12/02UP
リーアム・ニーソン、ベン・キングスレー、ラルフ・ファインズ出演
良心と金が救った多くの命
〜あらすじ〜
第二次大戦時のポーランド、ナチスによるユダヤ人虐待が進む中、オスカー・シンドラー(=L・ニーソン)はほうろう容器会社を設立し、ユダヤ人を雇う。
1994年アカデミー賞作品賞受賞作品。
戦争は金になるとして根っからの商売人シンドラーは、会社設立時、人件費がポーランド人より安いという理由でユダヤ人を雇い入れる。
よく言えば商売上手。
日本製品の海外工場と似ている。
全ては金のために動くシンドラー、戦争をお金儲けの道具にしている。
ユダヤ人で会計士として実質工場を執り仕切るシュターンが間違って移送されようとしたとき、彼は「ロシアの最前線に送ってやる」とドイツ兵を脅迫し、シュターンを救い出す。
シンドラーのリストってもしかしたらシンドラーの金儲けノウハウを並べたものかと思われたとき、極悪人アーモン・ゲートが現れる。
朝起きて、バルコニーから、労働中のユダヤ人を射殺するようなやつだ。
ユダヤ人居住地区ゲットーへの移動、ゲットーの解体、収容所への移送と残酷なシーンがモノクロ映像で描かれている。
ユダヤ人虐待に反発しシンドラーの良心が目覚める。
移送列車に散水ホースで水を供給したのを皮切りに、ついにシンドラーのリストを作る。
それは、自分の故郷に砲弾、弾薬を作る工場を建て、ユダヤ人を雇うというもの。
そのために軍に賄賂を贈り続ける。
金で命を買えるというひどい時代を象徴している。 |
映画 さ |
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