咆哮と彷徨の記録




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■『酔拳』★★★ 05/03/18UP



ジャッキー・チェン主演

〜あらすじ〜

赤鼻のソウのもとで修行することになったフェイホン(=ジャッキー・チェン)は、殺し屋イム・ティッサムと出会い、コテンパンに叩きのめされる。

バトル、バトル、バトルのオンパレード。

戦闘シーンが過剰なほど多いので目が疲れた。

好きなシーンはくるみ割りと桶から桶への腹筋水入れの2つで、ジャッキーの身体能力の高さを認識できた。

自分も酔拳を習得したいが、酒に弱いのをなんとかしないとだめみたいだ。

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■『酔拳2〜DRUNKEN MASTERU〜』★★★★★ 05/01/31UP



ジャッキー・チェン主演

〜あらすじ〜

父と薬材の仕入れに出たフェイ・フォン(=ジャッキー・チェン)はマンケイと知り合い、国宝の不法流出事件にかかわっていく。

これをみたとき、最強の格闘技は酔拳だなと素直にそう思った。

人をこばかにした動きから繰り出す技の数々は威力もさることながらとても華麗でかっこいい。

長い竹を使った対多人数の戦闘シーンも見応え十分。

国宝がどうのこうのといったことは完全に忘れてしまうぐらい最後の戦いは必見だ。

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■『スイミング・プール〜Swimming Pool〜』★★★ 05/09/19UP



シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ出演

〜あらすじ〜

人気ミステリー小説家のサラ・モートン(=C・ランプリング)は気分転換に担当編集者ジョンのフランスの別荘に行くことを勧められる。

最初は静かで落ち着いた雰囲気の別荘に満足していたが、突然ジョンの娘ジュリー(=L・サニエ)がやってきて・・・。

プールのある別荘を舞台にしたミステリー。

といっても終盤まで事件らしいことはおきない。

超マイペースな中年女性毎晩違う男を連れこむ視聴者サービスいっぱいの若い女性がミステリアスな雰囲気をかもし出している。

しかし、どのへんがミステリーなのかさっぱりわからない。

物語中盤からサラはジュリーを題材に書き始める。

ジュリーと親密になっていき、マネをしはじめるが、目が怖い

ラストの部分が「えっ、そうだったの!?」系のどんでん返しが待ってそうだが、どういうことかよくわからなかった。

多分ジュリーのおっぱいに釘付けだったからだと思う。

■『スウィングガールズ〜SWING GIRLS〜』★★★★ 05/09/10UP



上野樹里主演

〜あらすじ〜

吹奏楽部の弁当を補習組が届けることに。

弁当を食べた吹奏楽部の部員が1人を除いて食中毒になる。

彼らのかわりに補習組+2は野球部の応援のためビッグバンドジャズを組むことに。

『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督が製作した期待の映画。

話の流れは基本的に『ウォーターボーイズ』と同じ。

主人公達が女子高生なので女性の方はこの映画のほうが感情移入しやすいかと思う。

大体の展開はわかっていたわけだが、流れの中の一つ一つの場面がとても丁寧に出来ていた。

それらが期待を超えるおもしろさで最後まで飽きずに見ることができた。

リアリティがあるようでない話も最後の演奏で吹っ飛ばしてくれた。

こういう最後の出し物で締めくくる系(エンターテインメント)はどうしても評価が甘くなりがちだ。

まあ、シンクロのインパクトに比べると少し劣るが。

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■『スキージャンプ・ペア〜SKI JUMPING PAIRS〜』★★★★ 05/05/03UP



企画・監督・CG制作 真島理一郎

「スキージャンプ・ラージヒル・ペア2006トリノ五輪」9つ「スキージャンプ・ペア2007 新春エキシビジョンジャンプin長野」3つ「スキージャンプ・ペア2007新技飛行テストin 長野」8つの計20ジャンプを収録。

スキージャンプ・ペアとは2006年トリノ五輪から公式種目になったジャンプ競技であるという設定。

より遠くへ、より美しく、よりダイナミックに」がキャッチコピーだ。

一対のジャンプ板(※スキー板?)に二人で乗り、ジャンプするもの。

CGだからこそ可能にするこの競技は、シュールの一言に尽きる。

飛行姿勢とパフォーマンス、そして飛行距離で採点される得点(各国の審査員1人につき20点満点×6)で争われ、驚異的なジャンプパフォーマンスをみせてくれる。

2007年からジャンプする二人に加え、“3歳未満の甥っ子”も一緒に飛ぶことができるようになるという設定だ。

この作品の魅力はジャンプパフォーマンスだけではない。

茂木淳一の実況がスキージャンプ・ペアを盛り上げる。

ありえないジャンプと饒舌な実況の組み合わせがこのジャンプの魅力だ。

言葉で伝えるのは不可能なこのスキージャンプの世界をぜひみてもらいたい。

好きなジャンプはノルウェーペアの「ジーザス」。

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■『スキージャンプ・ペア2〜SKI JUMPING PAIRS 2〜』★★★★ 05/05/03UP



「この競技はもはや存在する」のキャッチフレーズと共に世に出たCG作品第2弾。

2008年W杯の最後のジャンプを実況はおなじみの茂木淳一、そしてナビゲーターに荻原次晴、佐田真由美をむかえてのスキージャンプ・ペア。

FIJ W杯06-07最終戦inドイツ、Levi’s Cup2007、新技飛行テスト2008の3大会で構成されていて、前作を上回るジャンプパフォーマンスはすばらしく、そしてアホらしすぎる

前回のジャンプを糧にしてのジャンプということで、深みがましたといってもいい。

この作品に真面目なコメントをするのが少し恥ずかしいが、おもしろいからしょうがない。

今回注目のジャンプは日本の原田・大石ペアのジャンプ

その他、パン屋の息子、ドイツの皇帝など前回のジャンパーも健在。

新たにカナダペアなど新ジャンパーも多数出場している。

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■『スキャンダル』★★ 04/11/05UP



ペ・ヨンジュン主演

〜あらすじ〜

主人公チョ・ウォン(=ペ・ヨンジュン)は、長官の奥方とある賭けをする。

賭けとは、死んだ夫のため貞節を固く守る女性ヒヨンを口説きおとすこと。

2004年の時の人“ヨン様”が鍛え上げた肉体を披露し、プレイボーイに扮しているということで話題になった映画。

『冬のソナタ』で、ミニョンのときもプレイボーイでしたがレベルが違う。

ガードの固い女性を口説こうといろいろな手を使うわけだが、悪い評判がヒヨンの耳に入っているせいかなかなか成功しない。

周囲の評判はかなりのマイナスポイントのようだ。

これは勉強になります。

そこでマダムキラーヨン様がとった作戦はストーカー作戦。

とりあえず待ち伏せして声を掛けまくり。

残念ながら彼のストーカー行為を止める法律はなさそうなので、黙って見逃すしかない。

剣を使った殺陣などアクションシーンもあって、結構強いところをみせている。

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■『スクール・オブ・ロック〜School of Rock〜』★★★★ 05/01/10UP



ジャック・ブラック主演

〜あらすじ〜

うだつのあがらないロックシンガー・デューイ(=J・ブラック)は、友人シュニーブリーの家に居候中。

しかもバンド・バトルに出場するはずが、バンドのメンバーからクビを宣告される。

そんなデューイのもとに電話がかかってくる。

それは、補充教員として働くシュニーブリーへの電話だった。

デューイはシュニーブリーに無断で臨時教師として名門校に勤め始める。

生徒と共にバンド・バトルを目指す男をユーモラスに描いた映画。

映画をみてこんなに笑ったのは『ジョニー・イングリッシュ』以来でとてもおもしろかった。

前半はデューイが嘘でごまかすところ、後半は生徒とのやりとりが笑えた。

深いテーマやメッセージがあるわけじゃなく、とにかく笑って楽しんでくれって感じの映画だ。


■『スター・ウォーズ



『スター・ウォーズ』でおなじみのセリフといえばこのセリフ。


"May the force be with you."‐フォースと共にあれ‐


こちらの世界でいうところの「ご武運を。」、「神のご加護を。」といったところか。

本編で随所にみられるこのフォースは、登場人物を守ってくれる霊的なもののようだ。

しかし、本当に頼っていいものかどうか判断がつきかねる。

そこで、本編の感想とからめてフォースの能力について究明していく。

フォースについて言及するので、ネタバレしている

まず、『スター・ウォーズ』の概要からみていく。

旧三部作である4,5,6は、銀河帝国と反乱軍の戦い。

そして新三部作である1,2,3はアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになるまで、つまり4までの過程を描いた話だ。

■『スター・ウォーズ/新たなる希望〜STAR WARS
  (: EPISODEW-A NEW HOPE)〜』★★★ 05/12/23UP



マーク・ハミル、ハリソン・フォード出演

最初のスター・ウォーズ。

〜あらすじ〜

反乱軍のリーダー、レイア・オーガナ姫がダース・ベイダーに拉致される。

彼女は捕まる直前、入手したデス・スターの情報をR2-D2に残す。


この作品でフォースを操るのはオビ=ワンダース・ベイダー。

ルークも少し使っているようだが、おまけ程度だ。

オビ=ワン曰く、フォースとは、万物を支配する力だそうだ。

凄そうですだが、漠然としすぎ。

ハン・ソロ(=ハリソン・フォード)が馬鹿にするのも無理ない。

普通のリアクションだろう。

具体的にみていこう。

(1) クローントルーパー(※白い兵士)を操り、しゃべらせた。

※オビ=ワン曰く、弱い心を操れるらしい。

(2) 悪い知らせを傍受することができる。

※レイアの故郷惑星オルデラーンがデス・スターに破壊されたとき、何かを感じ取った。

(3) フォースで特定の人物の気配を感じ取ることができる。

デス・スターに潜入したオビ=ワンのフォースをダース・ベイダーは感じ取っていた。


※『ドラゴンボール』の‘気’に近いものか?

(4) 人を黙らせた。デス・スター内でごちゃごちゃいう指揮官をダース・ベイダーが黙らせた。

※呼吸するのを妨害してた。

これで完全犯罪が可能!?

(5) ルークがみせた力が、X-ウイングでの砲撃。
見事デス・スターのエネルギー炉に命中させた。


※本当にフォースの力のおかげなのか定かではない。

以上ですが、あまり魅力的な力とは言えない。

■『スター・ウォーズ/帝国の逆襲〜STAR WARS
  : EPISODEX-THE EMPIRE STRIKES BACK〜』★★★ 05/12/23UP



〜あらすじ〜

ルークはオビ=ワンの声を聞き、惑星ダゴバへ向かう。

そこにはヨーダがいた。

〜     〜

フォースの行方を追っていく。

本作で登場のマスター・ヨーダがフォースについて語ってくれた。

それは、どこにでもあるものだと。

空気と同じような存在のようだ。

ジェダイの戦士はそれを操ることができるようだ。

(6) ダース・ベイダーが呼吸をさせず殺しました。

※くどういようだが完全犯罪が可能。

(7) 未来、過去、遠くを見ることができる。

※予知能力と透視能力のようだ。

(8) ダース・ベイダーとルークが遠く離れていながら会話した。

※テレパシーのようなものか。

ただし、この二人が親子だから出来た可能性もある。

重要なキーワードが登場した。

それが暗黒面(ダークサイド)。

オビ=ワンの弟子は暗黒面に堕ちてダース・ベイダーになったそうだ。

暗黒面には、怒り、恐怖、敵意が関係しているらしい。

ここまでの結論として、フォースが使えれば携帯電話と占いは必要なさそう

■『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還〜STAR WARS
  : EPISODEY-RETURN OF THE JEDI〜』★★★ 05/12/23UP



〜あらすじ〜

ルークたちはカーボナイト・フリーズされたハン・ソロを救うためジャバの宮殿へ。
〜     〜

新しいフォースの力は1つだけ。

(9) 銀河皇帝ダース・シディアスの手から青白い雷撃。

※FFでいうサンダー、ドラクエでいうライデインといったところ。

前作のキーワード暗黒面だが、何のことやらさっぱりわからなかったが、本作で判明した。

それは、恐れること。

シスの暗黒卿(ダース・シディアス&ダース・ベイダー)はルークの力を恐れるあまりにいろいろと注意を怠っていた。

そうデス・スター。

ルークに気をとられてか、4でやられた弱点のメイン反応炉の防御がおろそかだった。

ルークを過大評価しすぎて基本的なところに頭がまわっていない。

これこそが暗黒面の弱点。

恐れるあまり周りが見えなくなる。

そして自滅。

続いて新三部作へ。

■『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス〜STAR WARS
  : EPISODET-PHANTOM MENACE〜』★★★ 05/12/23UP



リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド出演

〜あらすじ〜

ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン(=L・ニーソン)と、そのパダワン、オビ=ワン・ケノービ(=E・マクレガー)は通商連合の船に乗り込むが、攻撃され、惑星ナブーへ。

女王アミダラ(=N・ポートマン)を救出し、惑星タトゥイーンヘ立ち寄る。

そこで強力なフォースを持つ少年アナキン・スカイウォーカー(=J・ロイド)に出会う。

〜     〜


ここまでフォースの力についてみてきたわけだが、とても少ないため、ジェダイ評議会とクワイ=ガンの奇行もあわせてみていきたいと思う。

(10) クワイ=ガンとオビ=ワンが見せたふっとばし。

(11) オビ=ワンがみせたライトセイバー引き寄せ。

※物体を動かす力があるようだ。

クワイ=ガンについて。

部品交換のため惑星タトゥイーンに立ち寄ったクワイ=ガンと女王アミダラ一行。

共和国通貨が使えないということで部品を買うことができなかった。

そこで、賞金の出るポッド・レースにアナキンを出場させる。

これはアナキン本人の希望でだし、母シミも了承済み。

ただ、賭けにアミダラ一行を乗せた宇宙船を賭けるのはどうかと思う。

クワイ=ガン曰く「動かない船を持っていてもしょうがない」とのことだが、完全にギャンブラーの理屈。

クワイ=ガンは本作における最重要人物。

彼が生きていたならアナキンが暗黒面に堕ちることはなかったかもしれない。

次にジェダイ評議会のおかしいところをあげる。

クワイ=ガンが連れ帰ったアナキンをみてジェダイ評議会は危険だと判断する。

そして、ジェダイの修業を受けさせるかどうか検討するという。

クワイ=ガンは自分の弟子にすると提案する。

しかし、オビ=ワンをすでに弟子にとっているため、彼の卒業も提案する。

つまり、渦中の人物たちなわけだが、その当事者達をナブーに派遣してどうする

普通自宅待機とかじゃねーの?彼らの奇行&愚行は2に続く。

■『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃〜STAR WARS
  : EPISODEU-ATTACK OF THE CLONES〜』★★★ 05/12/23UP



へイデン・クリステンセン出演

〜あらすじ〜

1から10年後、元老議員パドメ(=N・ポートマン)の暗殺未遂事件が起き、オビ=ワン(=E・マクレガー)とそのパダワン、アナキン・スカイウォーカー(=ヘイデン・クリステンセン)が護衛につく。
〜     〜

1に続いてジェダイ評議会の愚行ぶりをみていこう。

こいつらが共和国の平和を守っているかと思うと不安だが。

まずは、パドメ暗殺未遂事件について。

パドメはドゥークー伯爵が黒幕ではないかと的確に見抜いていた

一方、評議会の連中は、彼は理想主義者だし、元ジェダイだから違うと擁護する。

フォースが使えるくせに肝心なときに役に立っていない。

続いての愚行は、パドメのナブー帰還のお供にアナキンをつけたこと。

R2がいるものの完全にデート。

アナキンが暗黒面に堕ちたのも原因は評議会にあるようだ。

未来を読む前に男女関係を勉強する必要があると思う。

■『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐〜STAR WARS
  : EPISODEV-REVENGE OF THE SITH〜』★★★★★ 05/12/23UP



〜あらすじ〜

元老院最高議長パルパティーンの誘拐事件が起き、オビ=ワンとアナキンが救出に向かう。
〜    〜

伝説のサーガついに完結のキャッチコピーどおり、本作でアナキンが暗黒面に堕ちる。

それもこれもジェダイ評議会が無能だったから。

暗黒面に堕ちるとわかっていながらも堕ちてほしくなかった。

ジェダイが暗黒面に堕ちる姿はシリーズを通して初だったのだが、表情がすごかった。

アナキン役の俳優選出はお見事というほかない。

このシリーズは結局のところフォースの力に振り回されたジェダイとシスの茶番劇だったわけだが、それを救ってくれたのはR2-D2だったといえる。

彼こそがフォースにバランスをもたらす者だったと。

シリーズ最大の教訓は強大な力をあてにしてはいけないということだ。

■『スチームボーイ〜STEAMBOY〜』★★ 06/02/01UP



スチーム一族の空騒ぎ


〜あらすじ〜

1866年マンチェスター、レイのもとに祖父のロイド博士から‘スチームボール’と呼ばれるものが送られてくる。

それをめぐって兵器輸出をたくらむオハラ財団に追われることに。

主人公の少年が〜・レイ・スチームというわけでタイトルが『スチームボーイ』。

眠気を我慢するのが大変でした。30分見るのに4回巻き戻したぐらい。

『蒸気探偵団』と似たような世界観で、やたらと科学について激論を交わす登場人物たちにはうんざりした。

そもそも上半身裸で科学を語られても困る。

ここからはネタバレ。

スチームボールを使いスチーム城を動かすレイの父エドワード。彼はこの城の完成に全てを捧げてきた。

ただね、あんな低空飛行で動かす意味があったのか未だにわからない。
ロンドンの皆さんはスチーム城から出る冷気でめちゃくちゃ迷惑をこうむっている。

半裸で疾走する祖父ロイド、ロンドンの住民から損害賠償をいくら請求されるかわからない父エドワード、スチームボール持って飛んだり跳ねたりのレイ、迷惑な一族がいたものだ。

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■『スチュアート・リトル〜STUART LITTLE〜』★★★ 06/02/17UP



基本的ネズミ権がある

〜あらすじ〜

リトル一家に養子として引き取られたネズミは、スチュアートと名づけられる。

ネズミと人間の交流を題材にしたハートフルなホームドラマ。

ネズミ男と鬼太郎の交流とは180度違うもの。

家族でみる映画としては十分及第点の内容だが、いくつか不可解な点がある。

まず、ネズミが養護施設にいたこと

※決して、ゴミ箱をあさっているとかではなく、服を着てくらしている。

次に、ネズミがリトル夫妻の養子として戸籍に明記されたこと

※遺産とか受け取れるのか?

最後に、人間とネズミがしゃべれること。

でも猫と人間はしゃべれない。

ネズミと猫はしゃべれるという世界。

※結論として人間としゃべることができればネズミでも養子になれるということ。

スチュアートはともかくネズミ男を養子にしたいという人はいないだろうなぁ。

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■『スティング〜THE STING〜』★★★★ 06/09/10UP



ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード出演

どんでん返しのお手本

〜あらすじ〜

フッカー(=R・レッドフォード)、ルーサーが詐欺を仕掛けた相手は、ニューヨークの大物ロネガンの手下で、賭博の売上金を届けるところだった。

組織の金を巻き上げたということで、ルーサーを殺され、フッカーも狙われる。

復讐をするべく、大物詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ(=P・ニューマン)のもとを訪ねる。

“ペテン、詐欺”という意味のスティングだが、2006年に放送された『仮面ライダーカブト』に出てくるライダー、ザビーの必殺技がライダースティングなので、どうしても“刺す”という言葉が先に想像される。

それはさておき、若手詐欺師、大物詐欺師のコンビ対冷徹なマフィアのボスという図式は、『オーシャンズ11』に似ている。

もしかしたら、参考にしてあるのかも。

また、『デスノート』にあった、紙を扉に仕掛けるところやブルーノートなどもみられ、これまた参考にしてあるのかも。

漫画家は逮捕されたが。

息の合ったコンビプレイ、執拗な刑事の追跡、組織に雇われた殺し屋、そして、ロネガンをはめるための大仕掛けと後半のテンポのよさ、話への引きこみかたはすばらしい。

そして、随所に流れる音楽、スズキのラパンのCMで使用されている曲が映画に軽快感を与えている。

『明日に向って撃て』のコンビが魅せる大ペテンを見逃すべからず。

■『ステルス〜STEALTH〜』★★ 06/06/12UP


ジェイミー・フォックス、ジェシカ・ビール出演

ステルスチームの大暴走

〜あらすじ〜

最新の無人ステルス戦闘機エディが落雷を受け暴走。

研究者が遊びで設定していたロシアのある施設を破壊にむかう。

同じチームの3名のパイロットが追跡する。

『トップガン』のマーヴェリックやアイスマンのトムキャットなんて楽勝で撃墜しそうなステルスチームの茶番劇。

破壊屋さんが丁寧にレビューしているので、ぜひご一読を。

ミャンマーの繁華街に潜むテロリストをビルごと爆撃するシーンがあるのだが、冒頭のシーンと同じく訓練の一つかと思っていたら大マジだったのにはビビッた。

他にもエディが遠くにいる人物の声や、指紋を衛星からのデータなどを頼りに収集し、分析するのだが、声って盗聴器とかなくても拾えるのかな?

他にも北朝鮮に墜落した仲間を救うため、38度線でドンパチやったりと戦争まがいのことをやっている。

このあたりの一連のシークエンスは脚本、監督の暴走。

世界では何事もなかったかのラストは呆れるばかりだ。

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■『スパイ・ゲーム〜SPY GAME〜』★★★★



ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット出演

〜あらすじ〜

トム・ビショップ(=B・ピット)は中国の刑務所に潜入する単独行動で失敗。

中国で捕まってしまう。

外交上の理由からビショップを見殺しにすることを決めたCIA上層部は元上司のネイサン・ミュアー(=R・レッドフォード)にビショップの報告を要請する。

上層部の意図を見抜いたネイサンは単独で救出作戦を実行に移す。

残された時間は24時間で、現在(ネイサンの救出作戦:残された24時間)とネイサンが語るビショップが関わった過去の任務を交互に織り交ぜながら話は進んでいく。

ビショップの問題点、スパイとして不適格な点を見つけようとする上層部と元部下のビショップをかばおうとするネイサンがぶつかりあう。

CIA上層部を巧みに騙すネイサンがかっこよかった。

ブラッド・ピットの見せ場はほとんどなし。

完全にロバート・レッドフォードの独り勝ち。

■『スパイダーマン〜SPIDER-MAN〜』★★★★★



トビー・マグワイア主演

〜あらすじ〜

ピーター(=T・マグワイア)は研究施設の見学で、15種のクモの遺伝子をもつクモに手をかまれ、超人的な能力を手にいれる。

人気コミックの映画化作品。

自分もこの映画をみて大ファンになった。

クモの糸を自在に操るアクションとバトルは他の映画には最高のパフォーマンスですし、頼りない青年が、変身して活躍するというギャップの激しさを売りにしているのはいつの時代も変わらないヒーロー像ですよね。

印象に残ったセリフはベンおじさんの「Remember, with great power comes great responsibility.:大いなる力には大いなる責任が伴う。」。

■『スパイダーマン2〜SPIDER-MAN2〜』★★★★★ 04/12/25UP



〜あらすじ〜

MJ(=キルスティン・ダンスト)は舞台で大成功、ハリーはオズコープ社の経営をまかされ、ピーターはバイトに学業にヒーロー業にと多忙な日々を送っていた。

そんなとき核融合の実験を行ったDr.オクタピアスは実験に失敗し、知能をもつ4本の人工アームに精神をのっとられてしまう。

運命さえも敵なのか。」「偽ることが愛なのか。」CMのキャッチコピーにとても惹かれていたので、映画館まで観に行くつもりだったのだが、観に行けなかった。

キャッチコピーどおり本当のことを誰にも話せないピーターが、とてもかわいそうだった。

ヒーローゆえの苦悩とはまさにこのこと。

そのあとの話の流れは、ヒーローアクションの王道だったが、前半の苦悩と復活の鍵となったメイおばさんのセリフは演出が自分好みだった。

自己犠牲も厭わないヒーローは誰にでも必要。

アクションとバトルも前作に負けず劣らずの出来だった。

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■『スパルタンX〜WHEELS ON MEALS〜』★★★ 05/03/18UP



ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ出演

〜あらすじ〜

デビッド、トーマスは謎の男たちに追われる美しい女性シルビアを助ける。

また社長代理に昇進したモビーも同じ女性の捜索を依頼される。

自分がジャッキー・チェンの大ファンになった記念すべき映画。

コンビネーション、スケボーを使ったアクション、そして最後の決闘と3人の魅力全開。

コミカルなボケをかましつつのアクションは最高だ。

■『スピード2〜SPEED2:CRUISE CONTROL〜』★★ 08/04/23UP



サンドラ・ブロック主演

スピード感なし

〜あらすじ〜

運転免許試験の真っ最中だったアニー(=サンドラ・ブロック)はパトカーの追跡をかわすうちに恋人のアレックス(=ジェイソン・パトリック)の仕事場に到着してしまう。

彼の仕事もS.W.A.T隊員だとは知らなかったアニーは激怒するも、カリブ海へのクルーズで言いくるめられてしまう。

超大ヒット作『スピード』の続編。

キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックが一気に名を上げた作品だ。

その続編ということでキアヌ・リーブスの登場を待っていたら、いつまでたっても出てこない。

そのかわりアニーの彼氏にまたまたロス市警のS.W.A.T隊員が。

シージャックされた船を彼が駆け回る。

前作パスジャックと比べ、豪華客船ジャックということで事件のスケールは大きくなったものの、スピードは完全に減速。

ただのアクション映画になってしまった。

後半のほうでは確かにスピードと冠がついているだけのことをみせようとあの手この手をみせてくれているが、残念ながら緊張感も全くのためできの悪い007みたいになっている。

スピードが出ている豪華客船が意外に止まれないということがよくわかる映像が後半にあるのだが、どうにも不自然に見えて仕方がなかった。

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■『スペース・バンパイア〜LIFEFORCE〜』★ 05/08/29UP



〜あらすじ〜

ハレー彗星の調査に向かったチャーチル号は宇宙船を発見し、中から女性1人、男性2人の入ったカプセルを回収する。

2005年7月31日の日曜洋画劇場で放送された。

B級映画のニオイがぷんぷんするが、感想を書きたいと思う。

回収された女性は目を覚まし、人間の生気を吸い、逃亡する。

だから原題はlifeforceというわけだ。

生気を吸われた男はゾンビ状態になったが、2時間後目を覚まし、人間の生気を吸って復活する。

文字通りの吸血鬼ではないが、似たようなもんだ。

スペースバンパイアだけあって、惜しげもなく全裸で歩き回っているが、見事な美巨乳だ。

彼女を発見したチャーチル号の船長カールセンの理想のタイプになりすましたらしいが、カールセングッジョブといったところか。

あとは見所なし。

よく日曜洋画劇場でやったなと。

■『スリー・ハンドレッド300』★★★ 10/05/31UP



ジェラルド・バトラー主演

ザ・マッスル

ペルシア帝国のクセルクセス王の使いがスパルタのレオニダス王(=G・バトラー)のもとへ送られてきた。

服従を命令してきた使者たちを殺害し、戦うことを決意するレオニダスだが、戦の命令を出す神官たちがペルシア人に買収されていて、開戦できない。

やむなく300人の精鋭たちが散歩に行くと偽り100万のペルシア軍と戦うことになる。

ややセピアがかった映像でマッチョな男たちが赤いマントを羽織って戦う映画

彼らの勇敢ぶりがナレーションと共に美しく、筋肉美とともに描かれている。

注目すべきはクセルクセス王の衣装だ。

表現しづらいがセッティングにかなりの時間がかかりそう、脱ぐのも大変そうな衣装だ。

派手であり、悪趣味すぎる。

王のとりまき仮面忍者軍団も不気味だ。

アクションシーンはスロー再生&早回しの連続なので迫力に欠ける。

じっくりと彼らの鍛え上げられた肉体を見よということなんだろう。

筋肉戦士たちのパワー対決ごらんあれ。
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